2021/8/30-9/5 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

23日、水星が天秤座に移動し、9月末からの逆行をはさんで11月6日まで天秤座に滞在します。ゆえに今週から、ちょっと腰を据えて取り組めるテーマが出てくるかもしれません。さくっと終わるかと思ったら意外に時間がかかること、一度立ち止まってじっくり話し合いながら決めるべきことが浮上するのかもしれません。特に今週は土星と水星のトラインが組まれます。ものすごく真面目な対話、交渉、相談のイメージです。ロジカルにびしっと道筋をつけるのですが、この道筋には「時間」、それも決して短くはない時間が、からんでいるはずです。

乙女座の火星は海王星とオポジションから冥王星のトラインに向かいます。特に海王星のオポジションはとても面白い形です。忙しく汗を流し、現実と取っ組み合っていく乙女座火星と、限りなく拡がる海のような魚座海王星のオポジションは、「現実的なアクションをとおして、精神の変容が起こる」、あるいは「深い精神的要請のもと、ベタな作業を進めていく」といった動きを感じさせます。ハッキリ目に見える忙しさと、目に見えない非常に大きく広い世界との「呼応」が示されているように思われます。非常にベタな例でいけば、「ちょっと走ってきたら心のモヤモヤが晴れてスッキリ」みたいなことがあります。ひとつの具体的行動から、ある種の効果が生じても、そのあいだのプロセスや因果関係はあまりハッキリ説明はできない、というようなイメージです。

乙女座と天秤座付近を動く星々が、山羊座から魚座の動きの遅い星々にどんどんアクセスしていきます。乙女座も天秤座も「他者との調整・調和・協力・役割分担」と関係があります。細かい関わりや対話、相談を介して、大きな物事の方向性が決まっていくことになるのかもしれません。

今週はそんな感じです。