週G0117-6

年始のご挨拶の新しいカタチ、はじめてみました。

2020年、最初の記事更新となりました。

『週刊GRAPH』、今年も“週刊”の冠に恥じぬよう、継続更新していきます!

さて、年始の挨拶といえば、年賀状です。

GRAPHは印刷会社でもあるので、毎年年賀状をつくっていたはず。そこで聞いてみました。

「今年の年賀状はどんなのですか? 担当デザイナーさんに話聞きたいです!」と。

しかしなんと「実は今年、年賀状をつくらないんです」というではないですか。

「代わりに、今年は別の企画を考えている」とお聞きして、早速、この企画をまとめている八戸藍さんに、その概要を教えてもらうことにしました。


「GRAPHのお年玉」企画、その全容とは?

「今年の新年のご挨拶は、こちらです! 名付けてGRAPHお年玉!!」

画像1

▲八戸さんは東京オフィスに在籍するPM(プロジェクトマネージャー)。長くアパレルブランドに勤めたのち、昨年5月にGRAPHに入社。なんと美容師資格ももっているそう。

年賀状に代わる、今年のGRAPH東京オフィスの年始のご挨拶企画は・・・・・・。

「直接顔を合わせてご挨拶する」というコミュニケーションの原点に立ち戻ったそうです。

1月の下旬まで、東京オフィススタッフがお客さまのところへ伺い、ご挨拶回りをします。そのときにお持ちするのが、こちらのカードです。

(遠方の方にはご郵送しています)

画像2

▲お世話になっている方々にお渡しする、お年玉カード。令和になって最初の年始のご挨拶ですね。

「お客さまのところへお伺いして、ご挨拶とともにこのカードをお渡しします。

“お年玉”付きのカードになっていて、ハッシュタグとGRAPHのアカウントとともに、このカードを写真に撮ってインスタグラムに投稿していただければ、応募完了。1月最終週に、その投稿をプリントアウトし、GRAPHオフィスにてお年玉の抽選を実施します。

お年玉として、GRAPHが関わらせていただいた日本酒などをご用意し、プレゼントさせていただきます。」

子年に合わせてデザインされたカードは、「Illustratorでの作画能力はGRAPH随一」と自負する(!)、東京オフィスのスタッフ、須永健太郎さん作。

PMとしてさまざまなプロジェクトに関わりながら、個人的な創作活動も精力的に行っています。

箔押しが施されていて、カラーバリエーションは金・銀・赤の3色。

画像3

▲ねずみイラストの箔押しは、金・銀・赤のバリエーションあり。

年賀状という形でなく、直接お会いする機会をつくる→お年玉のプレゼントで喜んでいただく、というコミュニケーションの方法をとったわけですね。


“年始の挨拶”というコミュニケーションのあり方を考える

しかし、なぜ年賀状ではなかったのでしょうか??

GRAPHの年賀状は、昨年まで、さまざまな形で制作されてきました。

2016年は、申年だったので、↓こんなデザイン。猿に見えます?

画像4

▲猿といわれれば、猿・・・? 一成さんデザイン。

2017年は↓SEEDさんの消しゴム付き!

画像5

▲消しゴム付きの、イエローだらけ年賀状!


2018年は、2017年に銀座の「クリエイションギャラリーG8」で行った展覧会「GRAPH」が、京都へ巡回するということで、そのご案内を兼ねて↓。

画像6

▲GRAPHイエローが貴重になっています。判型は横長。


2019年はこちら。社内コンペを行い、選ばれたデザインです。

画像7

画像8

▲兵庫県加西市の本社工場で製版を担当する板上谷さんが企画・デザインをしたもので、GRAPHのマークでイノシシの絵が描かれています。

このように毎年形を変えながらつくられてきたのですが、2020年を迎えるにあたっては、社内会議で『年賀状をつくる本来の意味はなんだろう?』と、原点に立ち返る話し合いが行われたそうです。

「年始のご挨拶は、新年を節目として昨年の感謝を込めつつ、新年もより良い関係を築いていくためのコミュニケーション。とても大切なものだととらえていますが、何も年賀状に限らなくてもいいのではないか。

今年は、これまで印刷や郵送にかけていたコストを、新たな企画に当ててみよう、という方向になったんです」

でも、GRAPHは印刷会社でもありますよね。

年賀状には、印刷見本やデザイン見本のような役割もあったのはないですか? ある意味、プロモーションツールのような役割が。

「確かにそうなのですが、そもそもGRAPHが目指していることは“印刷物をつくること”ではなく、コミュニケーションの創出です。年賀状もひとつの手段にすぎません。

年賀状というツールを使わなくても、コミュニケーションは成立するはずと考えました。本質は何なのかを考えた結果、今年は違う方法をとってみよう、と。

もちろん来年はまた年賀状を制作することになるかもしれません。その年ごとに、また話し合いが行われていくと思います」

年始に当たり前のようにやりとりする年賀状。しかしそのコミュニケーションの本質は、昨年への感謝と、今年さらによい関係を築いていくためのきっかけづくりにあります。

「直接顔を合わせて言葉を交わす」という方法に勝るものはないかもしれませんね。

さて気になる“お年玉”の内容ですが……

現在、鋭意選定中ながら、ほんの少しだけお見せします!

画像9

・ お酒

——富久錦、三井の寿など

・ GRAPHオリジナルグッズ

——カードと封筒のセット「お手紙セット」や、印刷・グラフィックデザインに関わる人必携の「線数カード」、GRAPHのオリジナルキャラクター「きいちゃん」ステッカーetc.

・ プリンスホテルさんのオリジナル商品シリーズ

ーーペットボトル入りのお茶やお水(こちらの記事でもご紹介したものです!)

などなど、GRAPHが印刷やデザイン、ブランディングを通して関わってきた商品がラインナップしております。

「お客さまの中には、GRAPHの事業の一部分でしかお仕事をご一緒していない方もいらっしゃいます。みなさまに、お年玉を通して、GRAPHが手がけているものに興味をもっていただければという思いもあるんです。

デザインだけで関わりがあった方が、GRAPHの印刷表現について知っていただくきっかけになったり、印刷のご発注をいただいていたお客さまに、ブランディング実例を知っていただくきっかけになったり。

そこから新しいお仕事につながったりすることもあるかもしれませんし、そうなったら嬉しいです」

GRAPHの仕事を知っていただけて、ちょっと嬉しい、お年玉。

当選のお知らせは、発送をもってかえさせていただきます。どうぞお楽しみに!!!


『週刊GRAPH』にもお年玉チャンスが!?

さて最後に・・・この記事を読んでくださった方々にも、お年玉チャンス!!

GRAPHの事業に興味がある!という方は、ぜひインスタグラムから、簡単な自己紹介と、「お年玉希望」の旨、メッセージをお送りください。

お年玉カードをご送付いたします。ご応募は1月20日まで!!

<ご応募の流れ>

1.インスタグラムから、「@graph_coltd」宛に、お年玉希望の旨を記載し、簡単な自己紹介と、送付先を記入したDMをお送り下さい。( 1月20日まで)
2.GRAPHよりお年玉カードをお送りいたします。カード受領後、インスタグラムに、下記条件にてご投稿ください。
3.「お年玉カード」を写真に撮り、ハッシュタグ「#GRAPHのお年玉」「#graph_coltd」を付けて投稿してください。( 1月26日まで)

※投稿されないと応募完了となりませんのでご注意ください!

1月27日に抽選(予定)後、発送させていただきます。

さて、さっそく私もインスタ投稿完了!!!!

インスタ投稿

エントリー完了です。素敵なもの、当たりますように・・・

みなさまからのご応募もお待ちしております。


いいなと思ったら応援しよう!