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【中国留学経験者に聞く!第1弾】伊藤和幸さん(北京大学国際関係学院)
今回は、早稲田大学のダブルディグリープログラム(以下、DD)で北京大学国際関係学院に留学した伊藤和幸さん(23)に北京大学での留学生活と帰国後の就職活動に留学経験がどう活きたのかについてお話を伺った。
-留学に至るまでの経緯を教えてください
*北京到着翌日 DDオリエンテーションの際に先生方と撮影した写真
母親が中国関連の仕事をしていたことと小中の9年間、上海に住んでいたことから中国に関心がありました。日本人学校にいた際には尖閣諸島問題もあり、日中対立で敏感になる時期がありました。地元の警察の方が学校周辺を警備していたこともあり、この頃から国際問題に興味を持ち始め、北京大学国際関係学院への留学を決めました。
-留学中楽しかったことは何でしたか?
*国際関係学院主催の天津日帰り旅行で撮影した写真
楽しかったこととしては同じ大学から留学をしていた仲間たちと日々切磋琢磨し合いながら、交流したり、励まし合えたりしたことです。ストレスの多い海外生活の中で、同じ境遇の留学生との繋がりは大事だと感じました。
-留学中辛かったことは何でしたか?
試験勉強がとても大変でした。中国最高峰の大学である北京大学での勉強量はとても多く、周りも優秀な学生が多いため、勉学に励む日々が続きました。特に試験期間となると睡眠時間が3時間になる時もあるほど、多忙な時期がありました。
-留学を通して得られたものは何ですか?
*北京大学での授業最終日に撮影した写真
自分の中で狭い視野や凝り固まった考えがあったということに気づけたことです。今までは自分中心の観点から物事を捉えていました。例えば、中国に対する見方一つをとっても、上海に住んでいたことから経済的な側面でしか見ていませんでしたが、実際に北京への留学を通じて、広い視野で中国を考えることができました。
-就職活動の際に留学経験は活かされましたか?
海外事業の売り上げが多いメーカーを中心に就職活動をしました。私が海外志向が強いこともあり、留学経験に関する質問をよくされました。1次面接から深掘りして質問をする企業が多かったですが、留学当時の経験や学んだことをしっかりアピールできたことが内定に繋がったと思っています。
-今後の目標を教えてください
海外と関わる機会がある会社へ就職したので、いつかは海外赴任をしたいという目標があります。一番行きたい地域は中華圏ですが、それ以外の地域だと東南アジアや欧米圏にも関心があります。特に若手の社員は東南アジアなど新興国に海外赴任するケースがあると聞いているので、チャンスがあれば挑戦したいです。
-最後に留学を検討中の方へ一言お願いします
留学はハードルが高いと感じるかもしれませんが、留学に行かないと見えないものがたくさんあリます。挑戦する気持ちを持って、ぜひ海外の世界をみてほしいと思います。そして、自分自身の成長につなげてください。留学中は辛いこともたくさんあるかと思いますが、それも一つの思い出と捉えて頑張ってほしいと思います。
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文/Yuta Yamashiro
(インタビュー内容は読みやすいように編集されています)