合成オッズの取扱い。

『うはwwトリガミwww』あるあるです。
これを回避する為にあるとされる合成オッズですけど、それホントですかね?
どうせ細かい数字や計算がいるんじゃねえの?
そんな風に感じる方は多いと思いますが、とりあえずやってみましょう合成オッズ。

計算式は至ってシンプル

その前に。オッズの計算式(超絶簡略版なのでツッコミ不要)は

オッズ=1÷得票率

になります。『得票率ww意味不www』って人は少し前に書いた支持率に関するnoteを読んでください。お願いします。
読むのダルイ人には得票率=1÷オッズこれで勘弁してください。式の左右入れ替えたら良いだけす。

※ちなみにですがこの式で得票率を計算すると合算1(100%)にはならないので必ず補正式が必要です。以下参考までに得票率補正式。と正しい計算方法
①各馬得票率を求める
②全馬得票率の合計を求める
③補正値=(100÷得票率合計値)×0.01
④①に③の補正値を使用する
以上により算出できますが、合成オッズ作成には前述太文字の式だけで大丈夫です。

で、合成って言うくらいだから必要(購入予定)な分だけ全部足します。
例えば...
単勝5.0 8.0 12.0 の3点なら
1/5.0=0.2
1/8.0=0.125
1/12.0=0.0833...
1/(0.2+0.125+0.0833)=2.449...
合成オッズは2.4倍→100円づつ4点(400円)購入すると960円になるよ!
って話。
でどう使うんだよ!ってなるのは分かるので以下利用方法。ちなみに使い方や運用方法は人それぞれやし僕の場合で説明。

運用と転用

前述の合成オッズは算出値が1.0を超えた時点で資金配分による割立てが可能(投票する時にある自動配分って機能です)ですが、それに必要な予算総額の算出にはhttp://nasu-toma7.appspot.com/combined_odds/original/こういうサイト使うのもアリだと思います。
まあワークシート組むのが早いけど一応紹介。

で、本題。
前述の場合18頭立てで予想無しの確率を採用すると
馬券支配率(3/18)=的中率になるので期待値としては2.4×0.167...=0.408...
となります。
負けます。当たり前定期。じゃ何するのか?

予想により分母削ります。※重要

何が重要って予想に『勝率』を採用しない事による分母の強制的な圧縮(馬券外の馬を何頭見つければ期待値が1.0を超える=割が立つのか?)を考える事が出来ます。
言い換えると何頭消せれば馬券として成立するのか?が分かり、作業コスト(時間比)の見える化が可能になります。

今回の場合だとこんな感じ。

画像1

頭は無い。この一点のみにフォーカスして11頭消す事が出来れば、理論上期待値は100を超えて成立します。
もっと踏み込んでいえば最初から購入検討3頭が決まっているのであれば、その三頭で割りを立てる為に必要な予想コストは11頭を消す事だけであり、12頭目以上の消し馬探しは今回の単勝多点購入には不要(作業過多)。
だという事が見えてきます。

もちろん12頭以上消せることが分かれば期待値は上がるので予算の拡大検討なんかも考える事が出来ますが、そもそも11頭消せているので残りの7頭(内3頭は単勝による購入が決まっている)で成立する重複馬券でも考えてください。多分これが予想を反故にすることなく、素直に馬券を派生させる一番簡単な方法です。

考え方は色々あるのでそれぞれですが、一応僕が紹介出来る運用法や考え方としてはこんな感じです。

最後に

勝率=馬券支配率を採用していますが、これは紛れもない事実であり、本来もっとしっかりと議論された方が良い数字だと思っています。
確かに自分の予想の過去戦績や各種過去データによる勝率計算てのは可能ですし、否定もしません。実際自分も採用して利用しています。
ですが、そんなもんはファンタジーです。※ディスではない。
誰も勝馬なんて分からない。何が起きるかなんて誰も知らない中で払戻に対して関係する唯一確かなものとして提示されている数字は

出走数と勝馬は1頭。

この二つだけです。このことをいかに予想に落とし込むか?を考えるのが予想理論の初手になると僕は思っているので、是非一度考えてみるきっかけにでも使ってみてください。

と、合成オッズ無敵じゃねw?みたいな考えは危険なのでおススメは致しません笑シンプルに充分な予算とある程度馬の見分けがつけば普通に無視して戦えますから。

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週末競馬
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