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家飲みなら楽ちんで安いのに…

なぜわざわざ1人で飲みに行くのか。
家で1人で飲めば、快適な空間で気を使うこともなく、移動の手間もなく、眠くなったらすぐ寝れる。さらに安い。
家に帰りたくない人は別にして、そうでないのにわざわざ飲みに行くのはなぜか。

それは、
- 酒を作って提供して欲しい
- 家にないうまいつまみが食べたい
- 気分でいろんな酒が飲みたい
- Netflixより面白いことがある or 人がいる

コロナにより、飲みに行かないと落ち着かないという惰性な習慣はリセットされ、本当に価値あると思う時しか飲みに行かなくなった。
ある意味いいリセットだったと思う。

とはいえ、
ずいぶん昔に桜木町に住んでいた頃、歩いて20秒ほどにあるバーに夕食ついでによく通っていた。
家は寝るだけの狭い部屋だったのもあるが、マスターが気さくでドライカレーが美味かったので、そこで飲むのが生活の一部となっていた。
5年くらいはそんな生活をしていた。
他の客と仲良くなることはなかった。当時からそういうことが面倒臭かったのだと今になって思う。

引っ越して行けなくなったが、最近たまたま時間ができて20年ぶりに訪れてみた。
マスターは覚えていてくれて、昔話で盛り上がった。
たあいもないエピソードがとめどなく出てきて、バカだね〜と一緒に笑った。
お互いずいぶん年を取ったけど、テンションはあまり変わらず楽しい時間だった。
20代前半にほんとにいい時間を過ごさせてもらったんだと思うし、そのおかげでコロナ後も楽しく飲むことができてるのかもねと思う。
郷愁にかられながら感謝をするのでした。

コロナによってこういう機会を得られなかった若者が多くいるであろうことには同情するけど、
まあ、どうでもいいかな。飲み以外にいいこともあるんでしょうし。

とりあえず、自分は楽しく過ごせているのでよしとします。

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