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どうする解散総選挙

自民党の総裁選を受けて今月にも解散総選挙となるようで、高市推しだった身からすると今回は自民党以外に入れるか〜
と漠然と考えていたら”バカと無知”という本に選挙絡みの話が書かれていて興味深かった。

投票率は低い方が民主的なのでは?という話で、

調査の結果ほとんどの人が候補者の政治信条など理解していないことが分かっているとのこと。
良し悪しはおいといてトランプみたいな大統領が生まれるわけで。
アメリカに比べると日本はまだましらしいけど。

また、一票が影響する確率も極めて小さく、投票に行くという行為も世間体のためだったりすると。
本来は候補者のこれまでの活動やら政治信条やら社会情勢やら調べて理解して選ぶべきだが、
そもそも一票の影響力が小さいことも分かっているのでそこまで時間をかける動機もない。

結局、テレビなどのメディアで解説者が話すこととか、SNSや周りの人に影響されて雰囲気で投票していると。

という状況から、よく知らずにイメージだけで多くの人が投票すると人気投票になりタレント議員などがより生まれやすくなる。
だったら詳しい人に任せた方がいいのでは?となると詳しい人も右と左の両極端が多い傾向にあるので本当にいいかは分からんと。
人気投票よりはましかも。

アジアの金融ハブであるシンガポールは民主国家の様に思われがちだが、実はすごい独裁国家らしく、明るい北朝鮮と揶揄されるくらいだと。
日本がバブル以降停滞感がある一方で、シンガポールが国際社会において確固たる地位を維持しているのは独裁国家ゆえの偉業だと考えると、民主主義がベターとは言えないかも。
しかもシンガポールは国民の幸福度も高いらしい。

そもそもバカは自分を過大評価し、賢い子は自分を過小評価するというのが実験でわかっていて、
バカと賢い子の合議制においては賢い子がバカに引っ張られることも分かっているとのこと。

バカは自分が無知である事を知らないので自身を過大評価してしまい、賢い子は自分が知らない可能性を知っているので、
無知な馬鹿の言うことにそうかもと思ってしまう様で。
政治もしかりと、企業もしかりで。

ということで、今更統治体制を変えることも現実的ではないので、どこかの党が絶対多数をとって独断でゴリゴリと政策を進められると良いのだろうけど、
多くの有権者がイメージでおバカな党に投票してしまうとそれはそれで不幸しかない。

結論、自身の小さな幸せを大事に生きるしかないですね。

とりあえずは、日本でクーデターを企て独裁国家樹立を目指すというお話の小説、”愛と幻想のファシズム”を久しぶりに読んでファンタジーの世界で満足するしかないかな。

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