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FLYING SON FES 2024の感想

2024 05 18  鉄風東京 presents 
FLYING SON FES 2024
場所
仙台Rensa
出演
鉄風東京/ルサンチマン/ w.o.d.
yonige/Conton Candy/35.7

こんばんは。昨晩のことを書きます。
上記の公演に行ってきました。地元のバンドがw.o.d.とyonigeを地元に呼んでる〜アツい〜!となり、即チケットを取った公演。
鉄風東京に関しては、友達からおすすめされていたこともあり、曲を全部聴き、今年の荒吐ロックフェスで初めて観たバンド。
(荒吐ロックフェスなど、私が過去に行ったライブの感想はインスタグラムのキャプション欄にまとめてました。こちらが荒吐ロックフェスの感想文→ https://www.instagram.com/p/C6StPbRvWTb/?igsh=MzRlODBiNWFlZA== )

荒吐で観た時、泣く程良くて(泣いた理由とかはリンク先見てください)、彼らが主催のフェスでのライブを観れる!ということで期待値上がってました。

出番順に、yonige→w.o.d.→鉄風東京の順に書きたい。

最前の方々が、トッパー(事前にタイテ発表されてた)の35.7のファンで、終わったら抜けて行ったのでConton Candy から w.o.d. まで最前で観れて最高だったな…箱で最前いつぶり?ってくらい久々だった。

yonigeは3番目だった。
1曲目だった リボルバー の時点でうるっとした。あの曲、歌詞で景色が浮かんで、悲しい気持ちが生々しく伝わってきて共感する。要所要所にある比喩表現も美しくて大好き。
牛丸さん、MCで、喉潰してしまって…、と話してたけど、その独特な声色が、曲の儚さ、感情の脆さみたいなものをより感じさせてくれた気がした。
ワンルーム、最終回、好きな曲をたくさん生で聴けて嬉しかった。yonige の音楽聴いて、自分も今同じ気持ちだとか思ったり、泣いたりした日がよみがえってきてなんか心臓痛かった。悲しい恋愛とか結果的に最悪だったことまで、あれはあれで良かったんかもな、と思える音楽を生で聴けた。極め付けに、終盤の曲は間奏のクオリティが凄まじかった。ドラムの圧と、主旋律(で合ってるかなあ…)を弾くベースの重み、なんか懐かしさを感じるような、激しすぎない、甘みのあるギターの音。強いオレンジの照明で照らされた4人の姿、ドラマチックだった。

w.o.d.はyonigeの次だった。yonige、セトリも良くて、感情揺さぶる内容だったので、w.o.d.がどんなセトリでどんな展開のライブをするのかより楽しみだった。

リハは、メンバー自身がサウンドチェックをしていた(他のバンドもそうでした)。
サウンドチェック観れるの久しぶりだなあ。レアだなあ。と思ったし、Fullface 演ってくれたの最高だった。
途中で、〜上げてください、など、指示なしで、既に熱量たっぷり。リハなのに余裕で手上げちゃった。
タクヤさん(Gt/Vo) が、オッケーです。と顔の横で親指立てて、PAさんに向かってグッってしてた。最前で観るのなんか緊張するなあ(謎の照れ)とか思ってたのに、この時には既に、私の準備もオッケーだぜ、となっていた。も〜〜待ってました!早くー!ってなってました。

暗転してすぐにSEが流れた。
私の大好物、1曲目がSTARSで始まるライブだった。またあの始まりを味わえてありがたかった。STARSは近年リリースした曲の中でかなり大好きな曲。ひとつの曲の中にドキドキ感、感情が高まっていく感じ、不穏な雰囲気、サビでの盛り上がり、その全部があるよなあ、と改めて感じた歌声だった。1曲目からド迫力だった。整っていた。爆音の中を突き抜ける声が一気に私を最高にしたよな。

1番心に残っているのはlalaだ。サビで、不意に歌唱をやめて、フロアを眺めるタクヤさんのことが好きだ。来い!とか言って煽るとかない。ただ眺めて満足げに頷いたり、笑ったりしてるのが好きだ。自信とか強さを感じる。ついシンガロングしてしまうんだけど(大人なので、おとなしく観たい心もあるが、未だにライブ中はテンション制御不能でシンガロングをする)、遠くじゃなくて、目の前見て笑っていた気がして、私ら(友達と最前で観てた)見て笑ってくれてるー!?となり、嬉しくて超元気出た。勘違いだよね…とか思わないことにする。楽しそうにライブしてるところが観れて幸せだったし!
そしてやっぱりアウトロが素晴らしい。この曲のアウトロ、アドリブ多いから毎度楽しみ。ギターとベースの音の混じり方も、ドラムの速度の変化や緩急も、全員好き勝手弾いてる感じで、それ故に独特のヒリヒリした感じや危うさがある。テンションや感情がそのまま音になっている感じ。でも音はまとまって塊になっていて、それ故に、歌詞があって景色が浮かぶ訳でもないのに心に来るものがある。熱い心や信念を持つことのかっこよさだったり、その強さを、私がとてつもなく感じる瞬間があのアウトロの中にある。

終盤の、踊る阿呆に見る阿呆→My Generationも印象的だった。
踊る阿呆に見る阿呆は、曲自体が派手で、ど頭のベースの音、Aメロのギターのうねり、サビへの入りの音のまとまり、タイミング、何もかもがイイのに、この日は照明のド派手さも相まって、3人のプレイスタイルの華やかさ、姿勢、魅せ方のかっこよさが際立っていた。
怪しく始まり、気怠い歌唱、あの流れが何回聴いても堪んない。燃え尽きるように終わる終わり方もいい。好きすぎる、あの曲…。
My Generationもピンク紫の照明と、サビのビームみたいな照明が曲をより鮮やかにしている感じがあった。ロングトーンのパートの声、テクノの音との混じり、声が音の中に溶けていくような響き方に圧倒された。

w.o.d.のライブは一瞬だった。毎度夢中なので一瞬に感じるのかなあ。この日のMCでも、他の演者と自分らを比べる話なんかせず、「(客を含め)みんな音楽が好きなんやなあ。でも俺のほうがもっと好きです。」と告げる男のライブは流石だね。いつも鮮度があって、熱量と力量で魅せつける、誰よりも音楽が好きという気持ちの強さで生まれたイケてるライブはやっぱり1番堪んなかった。
スーパー幸福タイムをありがとう。

鉄風東京、主催のバンド、流石の盛り上がりでした。
荒吐では遠くから観てたんだけど、この日はモッシュもあって、2〜3列目でメンバーの表情まで観れて嬉しかった。
私はメンバー変わる前の鉄風東京を生で観たことがないんだけど、アツくて心が強そうな大黒さん(Gt/Vo)の目がMCのとき潤んでいるように見えた。今もこのバンドを続けられていることが相当嬉しい、とか、メンバーが揃った安心感とか、感謝の心の表れなのかな、とか感じた。とにかくなんか、熱いものを感じた(※個人の感想です…鉄風東京に何があったのかも知らん新規が…すみません…)。そしてやっぱりスプリングという曲、大好き。名曲だなあと思う。ギタボの熱量と、リードギターの音の変化、緩急がとても良かった。リードギターの緩急に関してはこの曲に限らずね。ギタボに比べるととっても落ち着いた佇まい、プレイスタイルなんだけど、どことやく派手で華やかさを纏っていていいね。‥‥私はつくづく、派手なギタリストが好きだな…と思うなどした。
アンコールまで大盛り上がりで、楽しかったなあ。ライブハウスで演る姿を観られてよかった。また観たいかも、という気持ちです。

本当に、地元のバンドが私の好きなバンドを自分らの企画に呼んでるってすごい事実だと思ったし、いい企画だった。私は全然フェスに行けないので、地元で1日にたくさんのバンドを観られる日を作ってくれてありがとう、という気持ち。同じ街に住んでいるバンドが、いい歌作ってライブしてるの、なんか嬉しいです。バンドも、この祭りも、ずっと続くと嬉しいな。

またなんか観たり、思い出したら更新します。またね

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私が過去に観たライブの感想文はインスタグラムにあります。こちら⬇️⚡️
https://www.instagram.com/4ee7weds2y?igsh=OGQ5ZDc2ODk2ZA==


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