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赤い魔女の日記-番外編

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#SM小説

催眠媚薬風呂(2)

「ああ、暑いのに来てくれてありがとうございます、先輩」
 抱き締めたくて仕方がないのを一生懸命抑えていると先輩が両手を広げてくれたので、気兼ねなく抱きついて存在しない尻尾をたくさん振った。先輩からはいつものいい匂いがして、背中には普段より少し大きめのリュックが背負われていた。
 先輩、赤羽先輩。僕の大好きで大切な先輩。僕のご主人様。好きです、大好き。いつの間にか口から溢れ出てしまっていた心の声を聞

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