【ポケモンSV S20 】推しのドーブル+両刀日ネクバトン構築 [最高レート1811]
こんにちはドーブルが推しのKENT先生です。
レギュGシーズン20で最高レート1811と自身初のSVで18チャレに成功したので、せっかくなのでnote記事に書いて公開します。レンタルパもありますので、よかったら使ってみてください。
使用構築
構築経緯
推しのドーブルを活かすためバトン構築からスタート。レギュFで使われてた構築を使用。レギュGになるとコライドン、ミライドン、黒バド等が強すぎて、レギュFのバトン構築が使えず挫折した。
ある日、”レギュG ドーブル”で検索したら日ネクバトンの記事を見つけた。
詳細をくまなく読んだ。コラミラ、黒バド、ブーエナハバタクカミ等の素早すぎるポケモンに対して、いたずらごころオーロンゲのこうこう尻尾トリックで問答無用で強制後攻。ラティアスの代わりのバトンエースは日食ネクロズマ。素早さ以外の種族値が高く、耐久特性に型破り効果の専用技、回復技、そしてアシストパワーを覚えることからバトン先として最適な禁伝ポケモン。これには「なるほど!」と納得し、さっそく試運転した。その結果、全抜きできる範囲の広さに魅了された。マスボ昇格から1600帯も順調に勝率をキープ。
1700までは元記事の努力値・技構成をそのまま使用したが限界を感じた。記事ではバトンが通らない時の裏択が用意されてたが、対策やメタを張られて負け続けた。
レギュg環境は禁伝のインフレ火力が高すぎるため、やりたいことを徹底的に通す方がしたほうがいいと割り切り、バトン特化にアレンジした。
レギュFで使ってた個体を努力値以外はテラスタイプ・持ち物、技を何度かランクマで試行錯誤した。紆余曲折の末、この構築に落ち着いた。
個体解説
ドーブル@きたいのタスキ
NN:きしべろはん(岸辺露伴、ジョジョ4部の漫画家)
特性:ムラっけ
性格:臆病
テラス:水
努力値:131(4)-x-87(252)-x-65-139(252)
B特化:神速、水流連打(鉢巻特化は無理)、バレパン等のダメージ最小限
キノコのほうし はいすいじのじん バトンタッチ ちいさくなる
推しポケ&積みバトン役。
起点づくり役で素早さの高いポケモンより先手を取れるようにした後、上からキノコのほうしをして安全に積み展開を作ってバトンエース(主に日ネク)に繋ぐだけ。
ノーマル単タイプなので、ゴーストが弱点の日ネクとの相性補完がとくにいい。
こだわってる”アストラルビット”の黒バドに対して後投げして起点が作れるのも良き。
ミライドンのエレキフィールド、キョジオーン、ゴリランダー、オーガポン、サーフゴー等、眠りや胞子無効のポケモンが多い。それらのポケモンがPTにいたら襷を盾に胞子を撃たずに交代読みで”背水の陣”を撃つようにした。
テラス候補は水、ゴースト、ドラゴンの3つ。レート中盤は3つのテラスを変えながら試行錯誤し、最終的に水テラスに落ち着いた。水テラスの採用理由は、”水ウーラの水流連打の半減”と”ハッサムのバレパンの半減”が両立できるから。特にハッサムはミラコラ軸に一定数いて、呼ぶことが多かった。バレパン読みの水テラスで日ネクに繋いでアシパでeasy winした試合が多かった。
基本的な流れは”キノコのほうし”→”背水の陣”→”バトンタッチ”
”小さくなる”はなるべく使わない立ち回りを意識した。
理由は、余裕ができたからと言って、欲張って”小さくなる”をすると不意の最速起きによる先制技、挑発、アンコール事故で縛られて即負けに繋がるから。”小さくなる”は、あくまで最終手段。
ムラっけの仕様上、ランダムでどれかが1段階下がってしまう。胞子と背水の陣のターンで2段階連続で下がってしまうケースが起きる。その時の悪あがきとして回避お祈りとして”小さくなる”を使用する。
また、アンコールは仮に当たっても”小さくなる”連打で回避で生き残り、解除後にバトンする勝ち筋が残ってる。
回避で来たらラッキー、回避できず倒れてしまったら仕方ないと割り切るメンタルが大事。←ここ重要。
仮に事故でバトンされる前にドーブルが倒されてしまっても、禁伝スペックの高い日食ネクロズマの素の耐久と積み技で何とかなる。レギュGはカオス過ぎる。
日食ネクロズマ@ラムのみ
特性:プリズムアーマー
性格:まじめ
テラス:水
努力値:204(252)-177-147-133-141(92)-118(164)
S- +2でスカーフオーガ抜き
HD- 余り
メテオドライブ アシストパワー りゅうのまい つきのひかり
本宮瞭さんの調整をそのまま採用。
無効タイプのない特性無視の強力な専用技、バトン後の高威力の一致特殊技、Sの遅さを補いつつ、物理とアシパの威力も補強、回復もできる。
4倍弱点なしバトン候補、伝説ポケモンとしてのスペックは文句なし。
性格が”まじめ”なのはどのステータスも削りたくない為。
両刀のおかげで広い範囲でどのポケモンも全抜きした快感は半端なかった。物理受け、特にヘイラッシャ、アーマーガアで詰まされないのは大分デカかった。
天然ヘイラッシャ、ラウドボーンで積みエースを対策する人が多かったが、アシストパワーは威力上昇を無効化できないので、大体ワンパンできる。もし耐えられても、ラムのみを盾にあくび+守る読みの龍舞を2積みしアシパ補強できるため、ほぼ勝ち(”地割れ”は知りません)
ハッサムは両方半減だが特防が薄いのとアシパは半減でもワンパンできることが多い。それを嫌って悪テラスを切るケースがあった。メテオドライブが等倍になるので、龍舞でゴリ押しした。
水テラスは耐性の補完だけでなく、コライドンのフレドラ、水ウーラの能力上昇無視・確定急所の”水流連打”、ハッサムのバレパンを半減、はたき落とすやイカサマを等倍にするメリットがある。デメリットはミライドン軸の電気に滅法弱くなることだが、ドーブルの小さくなるの回避とムラっけの特防上昇である程度補った。
どのPT構築でも日ネクを選出したが、
滅びの歌・呪い・吹き飛ばし持ちがいた場合は日ネクを選出せず、
それらの技を無効化できるサーフゴーをバトン候補として選出した。
オーロンゲ@こうこうのしっぽ
特性: いたずらごころ
性格: わんぱく
テラス:悪
努力値:202(252)-140-123(164)-104-100(92)-80
トリック ちょうはつ こわいかお ローキック
HD-イーユイのオバヒ大体耐え
残りは余り
調整は元記事のまま採用。
起点づくりにおいて最強ポケモン。
素早さのインフレが凄まじく、”いたずらごころ”で問答無用で後攻にできるのが偉すぎる。
基本的に初手は”トリック”。
ミラコラが初手に来ることが多く、こうこうのしっぽを押し付けて退場が可能。強制的に後攻にするだけでなく、相手の型の特定と弱体化ができるメリットも大きい。特に初手ミラコラとハッサムにはトリックを撃って持ち物を奪って型の特定と弱体化で有利が取れやすい。
ミラコラは素の交代をされないので、こうこうのしっぽ+トリックは大体通った。(とんぼがえり、ボルトチェンジの交代が大半)
挑発は、あくび、ステロ等の起点作り阻止だけでなく、起点づくりの役目を終えて、攻撃を仕向けてわざと倒されてドーブルに繋ぐ目的としても使用する。
怖い顔は、ザシアンやオーガポン等、トリック無効の相手に対してのS操作。
初手のブーエナ・ハバタクカミは”挑発”ではなく、ドーブルで先制できるようにするため、”トリック”を絶対押すようにした。
ローキックは”いたずらごころ”が無効の悪タイプに対するS操作&襷潰し。
起点づくり役のため、テラスを切る必要がない。ぶっちゃけ、テラスは何でもいい。
技構成については文句なしで、これ以上語れることはもうない。
水オーガポン@いどのおめん
NN:星野アイ(推しの子)
特性: ちょすい
性格: ようき
テラス:水
努力値:187(252)-141(4)-104-72-116-178(252)
ツタこんぼう がんせきふうじ じゃれつく アンコール
第2の起点づくり要因。
オーロンゲだと、悪タイプ特にディンルー等にやることがないので、弱点を一致でつける水オーガポンを採用。カイオーガや水ウーラオスの水技をシャットダウンできるのも良き。命中がやや不安だが、岩石封じでS操作し、上からアンコールで縛るムーブが強かった。
特に黒バドレックスには意外と強い。トリック無効。身代わりや瞑想、悪だくみをしてきたらアンコールで縛り、交代を強要できる。アストラルビットは余裕で耐えられるので、そこをアンコールで縛り、退場してからのゴースト無効のドーブル降臨し安全に積み展開が作れる。
じゃれつくは攻める範囲を広げるため。運が良ければAダウンも狙えるので、余裕があれば撃ってた。
コイツのおかげでバトン特化を悟られにくいのかもしれない。
サーフゴー@たべのこし
特性:おうごんのからだ
性格:おくびょう
テラス:みず
193(244)-x-116(4)-154(4)-112(4)-149(252)
HP:16n+1
BCD:余り
S:最速
レギュFシーズン14最終101位の玉ノ枝(タマノエ)さんの調整を使用。
第2のバトンエース。最初、レギュG環境でサーフゴーは火力インフレ的に無理で採用しなかったが、レートが上がるたびに眼鏡滅びのハバタクカミ、呪いゴーストテラスのキョジオーンでバトン崩壊されるケースが増えた。それらをシャットアウトできる”おうごんのからだ”のサーフゴーをレギュGで再投入した。
キョジオーン、ミミッキュ等の呪い持ちポケモン。ハバタクカミやサケブシッポの滅びの歌、吠えるや吹き飛ばし持ち等が選出画面に見えたら日食ネクロズマの代わりにサーフゴーをバトンエースとして選出した。
その際は、小さくなるor背水の陣→バトンタッチで降臨するよう立ち回った。降臨した際、呪い・滅びの歌を”おうごんのからだ”でシャットアウトした時は気持ちよかった。このムーブに相手がキレて切断された回数は多かった(笑)。
ちなみに、一番多かった切断シーンがゴーストテラスを切ったキョジオーンの呪い
ガブリアス@オボンのみ
性格:しんちょう
特性:さめはだ
テラス:はがね
215(252)-150-147(252)-x-116-122
ステルスロック まきびし ドラゴンテール じならし
選出率低め。第3の起点要因。
ミライドンの牽制とステロやまきびしによるスリップダメージでの襷や突破率を高めるために採用。長く居座るために物理と特殊を両方受けれるようにHBと慎重で、調整した。
テラスはハバタクカミのムンフォ、パオジアンのつらら落としを半減できる鋼テラス。
しかし、選出する機会が1,2回程度で、ステロを撒いて出落ちという結果だった。またSを犠牲に耐久を調整したため、グライオンの身代わり挑発で詰み状態になる欠点が発覚。8月レギュGはガブリアスを採用せず、自動で毒を撒けるキラフロルの採用を検討。
基本選出
先発:オーロンゲorオーガポンorガブリアス
2番:ドーブル
バトン先:日食ネクロズマorサーフゴーor※オーガポン
基本:オーロンゲ→ドーブル→日食ネクロズマ
困ったらこのセット選出をしています。
対:ディンルー、カイオーガ
水オーガポン→ドーブル→日食ネクロズマ
対:グライオン入り
オーロンゲ→ドーブル→水オーガポン
身代わり+守るのTODされると、バトン通されてもTOD負け。本来は起点役を積みエースにします。グライオンはアンコールでTODさせずにゴリ押し。大抵はコライドン+ハバタクカミとセット選出されてるので、ツタこんぼう+じゃれつくの範囲で等倍で突破できたりします。
対:呪い、ふきとばし、挑発、滅びの歌要因
オーロンゲor水オーガポン→ドーブル→サーフゴー
バトン対策の技を持ってそうなポケモンには、それらをシャットアウトできる”おうごんのからだ”サーフゴーにバトンしてメタを張ります。
立ち回り
臨機応変に対応してる為、状況別に詳しく書こうとすると凄まじい長文になるので、投げ銭用のページ経由で質問してくださったら回答します。
重いポケモン
ミライドン
エレキフィールドで眠り無効なのがしんどい。ハドロンエンジンによる火力がバカ高くて、襷を盾にバトンしても、日ネクは等倍で被弾し、HPも半分削れる。背水の陣+ムラっけで特防を3段階上げてバトンするか、小さくなるで回避して試行回数を稼いで運ゲーでしかほぼ勝ってない。
みがまもグライオン
バトンをする関係上、ドーブル+バトンエースの2体だとTOD展開されると完全詰み。コライドン+ハバタクカミと一緒に選出される機会がけっこう多い。その際はオーガポンがバトン候補にしてアンコールで縛ってゴリ押す。
ヤバソチャ
胞子が無効な上に、呪い+ちからをすいとる で定数ダメ+物理とアシパの火力ダウンがしんどい。
コイツがいたらサーフゴーで無理矢理どうにかするしかない。
黒い霧ドヒドイデ
ドーブルで上から眠らせて、最速起きの”黒い霧”をされないことを祈るしかない。バトンが通ればアシストパワーでワンパンして勝ち。黒い霧されると、アシパの低下力と専用技半減で受けられるので無理。
黒い霧のPP、もうちょっと減らしてもいいんじゃない。
まとめ
ポケモンSVで初めてレート1800を突破できて一番うれしかったです。
最初は人の構築を丸パクリしてランクマに潜ることしかしなかったのですが、このシーズンで初めて自分から構築をアレンジして結果残せたのは私にとって大きな自信と成功体験でした。
8月のレギュGもランクマ潜ります。
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大歓迎です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。