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いつもの事ではある【天野ひかり】
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ウェンズデイズ天野ひかりです。
先日、三橋と映画を観に行きました。いろいろやっていますがやはり鬼滅の刃ですよね、やっとこさ観に行きました。
座席は、出口から1番遠い列の1番後ろ。意外と観やすいし、真ん中ではなく席数の少ない端の列にしたので人も来ない(実際隣は空いていた)。快適に映画を楽しめる。我ながら良い席を取った。
三橋は、トイレが近いためしっかりと入場前にお手洗いに行かせ準備万端で、映画が始まるのを待っていました。
スマホの電源を切る時、時間をみるとあと3分。あと少しだ、楽しみだなぁ〜などと思っていたら、隣に座っている三橋がか細い声で「ひかりちゃん…」と私を呼びました。
まさか…
「トイレ行ってくる…」と即座に席を立ち駆け足で階段を降りて行きました。
やっぱり。トイレ行かせたのになぁ。
出口から1番遠い列の1番後ろ。まず階段を駆け降り、スクリーンの前を通って出口へ行かなければならない。戻ってくる時も同じ。
始まるまであと3分。いや、3分もない。
間に合うのか、あいつは…ドタドタ戻ってくるんだろうなぁ恥ずかしい…と、生理現象なので仕方のないことだが少しイライラした。
場内が暗くなり出したと同じタイミングで三橋が下から階段を登ってきた。
そして真っ暗になった瞬間、着席。
「はあ…はあ…間に合っ…はあ…」
間に合ってはいるが、息切れがすごい。
こいつ、ダッシュでトイレ行って出すもん出してまたダッシュで帰ってきたのか、早いな!とか、なんなら遅れて来いよ!なんで間に合っちゃうんだよ!とか、間に合っているのにまた少しイライラした。
映画は、めちゃくちゃ良かったです。
三橋は、しっかりと泣いてしっかりと「な、泣いてないし!」と誤魔化していました。
別に泣いてもいいのになぜそんなに必死に誤魔化すのか、とまた少しイライラしました。
【相方へ】
なぜ、私は常に気を張らなくてはいけないのでしょうか。
あなたは気が緩みまくって、スーパーで生肉みて大声で「美味しそう!!!」と言ったり、家ではボロボロ落としながらご飯を食べたり、全裸でいたり…
不公平です。