トロピカルジュースで。never young beachと嗚咽の正体
<こちらは2016年の記事です>
ライブに行くと決まって、歓喜や興奮、感動を通り越して嗚咽してしまうバンドがいる。
今かつてない盛り上がりを見せている日本のインディー・シーンにおいて、決して同世代が故の誇らしさという理由だけでは説明出来ないほどの多幸感と涙に僕が何時も襲われてしまうのが、1970年代の日本語フォークを彷彿させるような歌詞を、心地良いトリプルギターのアンサブルに乗せる5人組。
誰かがそのライブを見て「トロピカルジュースの中に居るよう」と形容した”never