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FAQ: マンションやオフィスビル、事業所にEV充電用200Vコンセント導入

駐車場に200Vコンセントを設置することで、駐車場で電気自動車を充電することが可能となります。施設付属駐車場に200Vコンセントを導入する際に、よくある質問を纏めました。

Q.単相3線式について

1990年代以降に建てられた大部分の家は、単相3線式で電力会社から電気が供給されています。単相3線式であれば200Vの取り出しは容易です。マンションやオフィス、ビルなどにおいても、単相3線式が最も多い配電方式となります。

Q.200Vコンセントの設置場所について

200Vコンセントの設置場所は、平面駐車場や自走式駐車場はそれぞれの車室に個別設置となります。壁面等に200Vコンセントを設置します。また200Vコンセントの支柱(ポール)の設置も考えられます。コンセントの設置高さは、操作性や浸水防止の観点から、地上高1.2m前後を推奨します。積雪地の屋外駐車場の場合には、さらにコンセントを高い位置に設置します。

200Vコンセント+支柱

Q.機械式駐車装置について

機械式駐車装置についても、パレット上に200Vコンセントを設置できる装置が増えています。機械式駐車装置メーカーに、200Vコンセント付きの装置をお求めください。WeChargeでは多くの機械式駐車装置と連携しています。

Q.契約電力容量について

施設全体の使用可能電気容量の確認が重要です。電気容量が不足している場合、契約電力容量の変更や、電気設備の増設を行います。電気容量が不足したままEV充電をすると、施設全体が停電となることがあります。

WeCharge電気自動車充電サービスは、多数EV同時充電時を考慮した充電管理システムになっています。WeChargeは電源の省電力化が可能で、低圧契約最上限50kW引き込みの場合、最大100台のEV充電制御、充電管理が可能です。高圧受電設備の充電管理については、充電管理台数に制限はありません。

Q.マンション共用電源の増設について

マンションにおいては建物規模によって、供給電圧や共用部分の契約種別が異なります。共用電源を増設するために電力契約の変更が必要かどうかについては、電気工事業者を経由して、電力会社に相談します。

Q.特別措置について

「同一敷地内複数契約を可能とする特別措置」(一需要複数引込・特別措置)で電気を引き込み、駐車場の200Vコンセントを稼働できる電力量を確保します。電力会社に特別措置で電力契約を行い、200Vコンセントを駐車場に設置します。

Q.200Vコンセントの配線について

200Vコンセントの配線は「専用回路」となります。また分電盤には漏電ブレーカーも必要です。そして200Vコンセントは接地極付コンセントとし、D種接地工事を施します。

Q.課金について

WeCharge電気自動車充電サービスの充電料金は、月額料金なしのベーシックプランや、準定額料金の月額プランから選べます。
施設の電気を充電に使う場合は、6か月分の電気代相当分を27.0円/1kWh相当を、4月と10月に費用の戻りとして精算返戻しています。全国家庭電気製品公正取引協議会が提示する電力料金の目安単価が27.0円となっており、こちらの目安単価を基準としています。
WeChargeが充電設備を自ら設置する場合は、精算返戻単価については相対契約で取り決めます。

Q.うーん、よく理解できません

Bart Chigusa氏のYouTubeをぜひご覧ください。電気自動車に乗っている人であれば、誰もがその重要性を知っている「おうち充電」、マンションで自宅充電できないEVユーザー羨望の「おうち充電」について、そしてWeCharge電気自動車の充電管理、充電制御について、わかりやすい動画解説があります。Bartさん、ありがとうございます!


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