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【番外編②】補助金だけじゃない! 購入前に知っておきたい電気自動車のメリットとデメリットまとめ

電気自動車の購入を検討している皆さん、電気自動車充電サービスのWeChargeです。

電気自動車充電サービスを営んでいるWeChargeとしては、やはり皆さんには環境にもお財布にも優しい電気自動車をおすすめしたいわけです。国や自治体から補助金を受け取れる場合もありますしね。しかし、「そもそも電気自動車って高いんじゃない?気軽に購入できないよ…。」と思う人の気持ちも分かります。そこで今回は、電気自動車の基礎知識とメリット・デメリットをみていきながら、安心して購入できるよう解説していきます。

エコカーなら電気自動車できまり?特徴を比較

ガソリン車やハイブリット自動車など、自動車にはさまざまな種類がありますよね。「電気自動車って何?」という人のために、ここでは電気自動車についてレクチャーしていきます。

電気自動車とは
電気自動車はその名の通り電気で走る自動車で、いわゆる環境性能に優れた「エコカー」のひとつです。「EV(electric vehicle)」とも呼ばれていますね。電気自動車は自宅や充電スタンドで充電をおこない、モーターを動力として走ります。「充電が面倒くさい!」と思う人もいるかもしれませんが、自宅で充電ができるのが大きなメリットです。
電気自動車はエンジンを使用しないため、走行中の二酸化炭素の排出が一切ありません。環境へのやさしさは、エコカーの中でもトップクラスです!

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電気自動車のほかにはどんなエコカーがあるの?
エコカーには、電気自動車以外にもさまざまなものがあります。

●ハイブリッド自動車
ハイブリッド自動車は「HV」とも呼ばれています。エンジンとモーターを搭載しており、これらを使い分け、もしくは組み合わせて低燃費を実現しているのが特徴です。

●プラグインハイブリッド自動車
プラグインハイブリッド自動車は「PHV」とも呼ばれ、「充電が可能なハイブリッド自動車」です。電力もエンジンも併用できるのがメリットですよ。
日々の街乗りであればほぼ電力だけでまかなえることが多いです。

●燃料電池自動車
燃料電池自動車は「FCV」と呼ばれ、水素を燃料とした車です。環境にやさしいエコカーですが、水素ステーションが必要な上、販売価格が高いので、一般的な普及にはまだまだ時間がかかりそうです。

電気自動車は補助金💴がもらえるって本当?


電気自動車を購入するときは、補助金の利用ができるのはご存じですか?国と自治体、それぞれの補助金があり、重複して申請できます。ダブルで補助金を受け取れてお得ですよ。

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電気自動車を購入するときの補助金とは?

●補助金の目的
一般的にガソリン車と比べ、電気自動車は販売価格が高くなりがちです。電気自動車とガソリン車の販売価格の差が縮まれば、「環境に良い電気自動車を買ってみようかな。」という人も増えますよね。そのため、国や自治体は補助金や税優遇制度等で電気自動車の購入をサポートしています。
自治体の補助金制度の有無や補助金の額、自治体ごとに違います。支給条件に満たなかったり、既に補助金が終了していたりするケースもあるので、購入前に自治体に確認してくださいね。

●補助金を受ける方法
補助金を受けるには、一般社団法人次世代自動車振興センターへの申請が必要なので忘れないようにしましょう。
補助金を受け取るまでの流れは以下のようになります。

【補助金交付申請者】
1.車両の購入
2.登録
3.補助金交付申請書を一般社団法人次世代自動車振興センターに提出
4.審査を待つ
5.補助金交付(銀行振り込み)
6.車両の保有義務を負う

申請期限や申請方法は年度によって異なる場合があるので、念のため申請の前には一度一般社団法人次世代自動車振興センターのホームページを確認してみてくださいね。「自分で調べたり申請したりするのは難しそう!」と不安な人は、車両を購入する自動車販売会社等に相談してみるのもおすすめです。

●補助金が全額返納になるケースも?補助金を受けた人の義務とは
補助金を受けたら、車両の保有義務(4年または3年)が発生します。そのため、「補助金でお得に車両を購入できてラッキー!すぐに売って差額をゲットしよう!」というのはNGです。
ただ、急な転勤や家族構成の変化などで、定められた期間内にやむを得ず売却して車両の処分をするケースも考えられますよね。そういった場合は、処分前に一般社団法人次世代自動車振興センターに届出することが必要です。補助金の一部返納が発生しますが、処分することは可能です。

※センターに届出せずに処分するのはやめましょう。車両の保有状況の定期的な調査がありますし、もしセンターに届出せずに処分したのが発覚してしまうと、補助金の全額返還を求められることもあるので、注意してくださいね。

補助金を使って購入するときのモデルケース
「補助金を使って購入すると実際いくらくらいになるの?」と思っている人も多いでしょう。
補助金を利用して購入するときの負担額は、「車両本体価格-国の補助金・自治体の補助金」になります。

日産リーフe+G(2WD)(東京都在住・65歳以上・個人・車両本体価格 300万強〜400万強・2021年度)の場合を見ていきましょう。

【受けられる補助金】
国の補助金: クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金 80万円(最大)
エコカー減税(減税額)4.85万円
自治体(東京都)の補助金45万円、環境省補助併用の場合60万円(東京都)
サポカー補助金10万円

実際の車両販売価格から、上記の補助金の合計を差し引いた金額が負担額となります。

こちらはあくまでも試算例になります。お住まいの自治体や車種、各種条件などによって金額は変わるので、実際にどれだけの負担額で購入できるか等は、販売店に確認し見積もりを出してもらいましょう。

充電設備の補助金について
また、電気自動車の購入だけではなく充電設備にも使える補助金もあるんです。WeChargeの充電サービスもこの補助金が適用になりますよ。自宅マンンションの「おうち充電」や勤務先での「おしごと充電」でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

電気自動車のメリット・デメリット

これから自動車を購入する人におすすめするなら、WeChargeとしては環境にやさしい電気自動車一択です。
ただ、いくら補助金が利用できるとしても、安い買い物ではありません。どんな場合でもバランスが重要ですが、みなさんには電気自動車のメリット・デメリットを知った上で検討してほしいのです。

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電気自動車のメリット
電気自動車のメリットは、それはもうたくさんあります。特にWeChargeが皆さんにお知らせしたいメリットは以下の4点です。

👍自宅で充電できる
おうちで充電できるが最大のメリットの一つ。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、今までのライフスタイルを変える出来事です。ちょうど、ガラケーからスマホへ変わったくらいの大転換。駐車している間に充電が出来るので、いつも満充電、自宅で充電できればスタンドにわざわざ行く必要はありません。マンションでの充電サポートもWeChargeにお任せください。

👍走行中にCO2を排出しない
電気自動車の最大のメリットは走行中にCO2を排出しないことです。排気ガスも出さなので、環境だけでなく健康にもやさしいです。

👍静かでスムーズな走りが体感できる
ガソリン車の独特の音が苦手な人もいるでしょう。電気自動車は電動モーターで駆動するので走行中とても静かですし、加速性能が優れています。アクセルを踏み込んでも、オーディオの音も聞こえやすいですし、同乗者との会話も大声を張り上げなくても大丈夫です。

👍非常時の電源としても使える
V2H(Vehicle to Home)と呼ばれる機器を使うと、電気自動車に蓄えた電気を停電や災害時などの非常時用電源として使用することができます。

電気自動車のデメリット
「いいことだらけの電気自動車を購入しよう!」と言いたいところですが、少しだけデメリットも存在します。

👎本体価格が高い
ガソリン車に比べ、普及間も無いこともあって本体販売価格が高くなる傾向にあります。ただ、補助金を利用すれば、価格差も随分と縮んでくるので賢く利用しましょう。

👎航続距離に不安がある
「電気自動車って、長く走れないんじゃないの?」と思っている人もいるでしょう。多分、電気自動車の購入に踏み切れない人の何割かはそのような懸念があるのではないかと思います。残念ながら、一般的にはガソリン車は一回の給油で500km以上走行することができますが、電気自動車の走行距離は100〜500kmで、300km台が主力です。500km超走れる電気自動車はとても高額です。
「やっぱり!だったらガソリン車の方がいいじゃないか。」という人は、ちょっと立ち止まって自分のカーライフを思い出してみてください。1日に100km以上、毎日連続して車を走らせる人はそうそういないのではないでしょうか?「普段の通勤は電車で、車は週末だけ使う。」「たまーに長距離を走るけど、大抵は近所での利用が多い。」という人は、電気自動車の航続距離は対して問題にならないはずです。

「それでも航続距離が不安!」という人は、こちらの記事も併せて読んでみてください。
https://note.com/wecharge/n/n62de087d1e67?magazine_key=m6fe308799f25

メリットの多い電気自動車を検討しよう

環境にやさしい上に補助金も貰える電気自動車は、エコカーの中でもイチオシの自動車です。静かで非常時の電源としても使えるといったメリットがある一方、航続距離に不安があるなどのデメリットもあります。しかし、適切なタイミングで充電すれば航続距離も気にならなくなりますし、自宅で充電できれば毎回ガソリンスタンドに行くよりも楽になりますよ。このように、自宅充電ができれば、電気自動車のデメリットも十分カバーできるでしょう。

誰よりもいち早く手に入れて、未来を先取りしてみましょう。新しい乗り物に乗って見る景色はいつもとは違ったものに見えるはずです。電気自動車の充電のことなら、WeChargeにお任せくださいね。

【参考文献】
https://enechange.jp/articles/electric-vehicle-subsidy#EV-2
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/specifications/subsidy.html?scadid=AD_TIJ_EV_GO_GDF0_PC_00505326&gclid=EAIaIQobChMIg4PQ1Pus8QIVUYO9Ch0nYQG1EAEYASAAEgLXp_D_BwE
https://www.softbank.jp/energy/special/shizen-denki/column/vol-006/
https://www.mitsui-direct.co.jp/car/guide/mycar_guide/new/01.html
https://ev2.nissan.co.jp/BLOG/613/

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