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沖縄に学ぶ、後世へ残したい大切な価値観
こんばんは。
中江です。
私は関西出身で、関西では常識でも他の地域では常識でないことがたくさんあります。
他の地方出身の方と話すと、当たり前ではないことに気付かされることもたくさんあり、日々見識を広げるため色んな人との出会いを大切にしています。
一期一会のご縁について、匿名で記載させていただくこともありますので、当事者の方が拝見されておりましたら、コメントなどいただけると幸いです。
夏が近づくと、沖縄から高校野球を観に来る友人と、毎年甲子園で応援するのが楽しみです。
沖縄には「黄金言葉(くがにくとぅば)」という名言があります。
大人から子どもへ受け継がれている教訓が込められていて、戦前から残っている言葉だそうです。
その中でも、私が選んだ5つの言葉と読み方、意味を紹介します。
沖縄で使われている地域によって、表記や発音が異なりますので色々探してみてください。
1,行逢りば兄弟(いちゃりばちょーでぇー)
類義語:「袖振り合うも多生の縁」
行き逢えばみな兄弟みたいなものだ。
親切な県民性が現れていて、旅行中も地元民の人たちによくしていただいたことを思い出します。
2,命どぅ宝(ぬちどぅたから)
命こそいちばん大切な宝である。
平和への祈りを込められた言葉で、歴史を感じさせます。
3,家習る外習(やーなれーるふかなれー)
家での習慣が外でも表れる。
普段からの行いがだらしないと、外に出たときに日頃の自分が出て恥をかくから、日頃から良い習慣を身に着けなさいと、子どものときから家庭で言われる言葉です。
大人になっても大事にしたいメッセージです。
4,言葉銭使(くとぅばーじんじけー)
言葉もお金を使う時のように考えて使え。
多くを語るのではなく、相手に必要な言葉を、必要なときに伝えるコミュニケーションを大事にしていると感じます。
5,十本ぬ指や同丈や無らん(とぅーぬいびーやいぬたきーやねーらん)
類義語「十人十色」
十本の指の高さが同じでないように、人も十人いれば顔や形も違うしそれぞれ個性や価値観がある。
のびのびした沖縄の個性を大事にする風土が感じられる言葉です。
みなさんの地元にも、大事に伝えられている言葉があると思います。
なぜ伝わっているのか、振り返って意味を考えてみると思わぬ感動がみつかると思います。