BASEからShopifyへ乗り換えるメリット
オンラインショップ初心者にとってBASEは気軽にはじめられることが最大のメリットです。
まずはコストをかけずにオンラインショップをオープンしたい方にはBASEをおすすめしています。
しかし、ある程度オンラインショップの売上が上がると、Shopifyに乗り換えることで、メリットがあることも事実です。
今回はBASEとShopifyのメリットとデメリットについてまとめました。
BASE
メリット
・初期費用なし
デメリット
・取引利用料が掛かる
商品が売れれば売れるほど経費が発生する
・デザインがカスタマイズしにくいので、差別化できない
・越境(海外向けEC)に対応できない
・SNS連携機能がShopifyに比べて少ない
Shopify
メリット
・取引利用料は無料
商品が売れれば売れるほど経費が抑えることができる
・オリジナルデザインで他社と差別化できるのでブランディング効果あり
・越境(海外向けEC)に対応できる(税金・送料など)
・SNS連携機能が豊富なので複数チャネルで販路を拡大できる
デメリット
・ランニングコストが掛かる
BASEからShopifyに乗り換えるタイミング
オンラインショップの売上が月間約10万円を超えてくるようなら、BASEからShopifyに乗り換えることをおすすめしています。
それは、BASEの販売手数料とShopifyの月額利用料との兼ね合いを計算した結果からです。月間売上が約10万円を超えるタイミングでBASEとShopifyの利用料のコストが同じくらいになるためです。
同じコストが掛かるなら、高機能で拡張性の高いShopifyを使った方がお得だと思います。
ぶっちゃけ、インスタグラムや広告などの連携部分やサイト分析ツールはShopifyの方が優秀です。本格的にオンラインショップをするならShopify一択だと思います。
モール型か自社オンラインショップか?
BASEは個人の方の利用が多い印象があり、インスタグラム+BASEの組み合わせで個人の方が稼いでいるイメージがあります。
Shopifyは企業がブランディングのために他社とは差別化された世界観のオンラインショップを運営しているイメージです。
楽天やAmazonといったモール型のショップは集客力が強い反面、システム利用料と販売手数料など、多くのコストが掛かるため、利益率は低くなります。薄利多売にどうしてもなってしまい、大手の資金力のある企業の場合はそれでもいいのかもしれませんが、個人の方にとって大手企業と同じ土俵で戦うことはあまり望ましい戦略とは言えません。
そこで、個人でもSNSやオンライン広告などを使って集客を行い、自分のオンラインショップをBASEかShopifyで運営することで、活躍することができます。
アメリカでは高いシステム利用料と販売手数料が原因でモール型をやめて、自社のオンラインショップを立ち上げる企業が増えてきています。
その時に選ばれているのがShopifyです。
Shopifyなら、独自のデザインが構築できるため、自社のコンセプトを全面に打ち出せるので、他社との差別化されたオンラインショップを運営することができます。さらに複数チャネルを設定できるので、フェイスブック、インスタグラムなどのSNS連携も簡単にでき、Google広告、Tiktok広告などのオンライン広告もShopifyに登録されている商品を簡単に広告に持ってくることができるため、とても使いやすいと思います。