2023年上半期+7月によく聞いてた曲【HIPHOP】
以前書いたこちらのシリーズの続きです。
今回は2023年上半期に加えてこの7月にハマった曲をピックアップ。
本当は上半期だけのがキリはいいんですけど、7月に入っても書かずにぼやぼやしてたら6月下旬から7月が怒涛のリリースラッシュ、しかも触れずにはいられない大事件も起きましたので7月も入れることにしました。
そしてそれを抜きにしてもここ最近は本当に大豊作で、素晴らしい曲のリリリースラッシュ。嬉しい悲鳴となりました。
ではスタート。
OZROSAURUS / Players' Player feat. KREVA
まずは絶対に触れないといけない歴史に残る大事件がこちら。
7月頭に突如として発表されたこの曲は瞬く間に話題となり、とてつもない衝撃と共に巷を駆け巡りました。
HIPHOP好きなら誰もが目を疑うあり得ないコラボレーション。
オジロザウルス(MACCHO)とKREVAは長い間ビーフ(HIPHOP用語で揉め事のこと)状態にあり、犬猿の仲とされていたのですが、その2人が何の前触れもなく一緒に曲をリリース。
この曲の発表後にはこれまでの経緯に関する解説動画や記事などが多数アップされたので、詳しく知りたい方はこちらの動画などを見ていただければわかりやすいと思います。
これだけでも反響が大きさが窺い知れますね。
自分はどちらも大好きでよく聞いていたので(そういう人、実は多かったと思うんですけどね)その衝撃たるや超弩級でしたが、そうじゃなくても驚かない人はいなかったんじゃないでしょうか。
しかもビートはBACHLOGICなのがまた最高ですね。
オジロ側のビートでもKREVAのビートでもこのバチバチ感は出なかったんじゃないかなあと思います。
あとKREVAのバースで以下のようなリリックがあるんですけど
電気ビリビリはオジロの名曲「VILI VILI」から、大怪獣はオジロのキャッチフレーズ「ハマの大怪獣」から引用されてて、これも目頭が熱くなります。
そもそもビーフというのも色々パターンがありまして、本人同士のトラブルで起こるビーフもありますが、この2人に関しては最初からスタイルウォーズの意味合いが強くて、本当に憎んでたわけではなく、あくまでHIPHOPというゲームの中でのビーフだと思うんですよね。
そういう意味ではまだまだ全然バチバチだし、これからも互いにぶつかり合って高みに登っていくための決意表明のようなものだと私は解釈しました。
tha BOSS "STARTING OVER feat. Mummy-D"
Players' Playerの衝撃が界隈を襲う数ヶ月前、もうひとつ往年をHIPHOPリスナーが驚き喜んだ出来事がありました。
先ほど貼ったReal Soundの記事でも少し触れられていましたが、THA BLUE HERBのBOSSとRHYMESTERのMummy-Dが一緒に曲を出すという衝撃。
BLUE HERBとRHYMESTERは20年以上に渡りビーフの状態にあり、それは日本のHIPHOP黎明期からの歴史でもありました。
こちらの経緯についてはこの記事に完璧にまとまっているのでご覧ください。
和解自体はかなり前にしていたんですが、その時に偶然Creepy Nutsがいるのがいいんですよね。
Creepy Nuts自体がもちろん今となっては超一流アーティストなんですけど、同時にHIPHOP大好き最強のヘッズでもあるので、きっと日本中のヘッズを代表して歴史的なあの場にいたのだと(勝手に)思っていますw
やっぱもっとラジオで色んな話を聞きたかったなあ。
話を戻しまして、BOSSとDさんは動画で対談もしていて、ここでビーフに至るまでの詳しい経緯も語られています。
そこで語られる真相ではとんでもないオチがつくんですけど、それもまた歴史の1ページなんですよね。
自分は生粋のRHYMESTERっ子ですけどブルハも好きだったので、2人が笑って話してるという事実が熱いです。
Mummy-D - 同じ月を見ていた feat. ILL-BOSSTINO (THA BLUE HERB)
そしてDさんも自分のソロでBOSSを招きます。
こちらはビーフに至る前日譚の曲なのですが、宇多さんのアトロクでも詳しく解説しています。
記事内で語られていますが、秋にはDさんのソロ、そしてRHYMESTERはすでに新アルバムが発売されMVも3曲アップされています。
コロナ禍を経てRHYMESTER周りの活動が活発になってきたのも嬉しい限り。
RHYMESTER - "Open The Window feat. JQ from Nulbarich"
RHYMESTER - "My Runway feat. Rei"
RHYMESTER - "なめんなよ1989 feat. hy4_4yh"
全国ツアーもすでに始まっており、クラブチッタでのゲネプロのチケットは外れてしまったのですが、来年の武道館のチケットはすでにゲットしております。
まだまだ精力的でこれからも楽しみです。
RHYMESTERとBLUE HERBの曲もいつか実現してほしい。
toe - MOTHER_Feat. ILL-BOSSTINO, 5lack
Players' Playerが発表される前に一番リピートして聞いていたのがこの曲。
ロックバンドtoeの曲に先ほども出てきたBOSSとPUNPEEの弟でもある5lackがフィーチャリングされています。
めちゃめちゃいいんですよこの曲!
メロウな曲調に乗せて2人のラップのよいところが存分に出ています。
ELIONE - 別にいいんじゃん? (Remix) feat. Mummy-D & AKLO
これもすごい良い曲でめっちゃ聞いてました。
普段はトラックメイカーとしても活躍するELIONEですが、この曲のビートは先ほども出てきたBACHLOGIC。
Mummy-DとAKLOっていうこの客演の組み合わせも最高だし、すごく前向きになれる曲です。
Let Go (feat. 柊人) / CHICO CARLITO
そのELIONEがエグゼクティブプロデューサーとしてCHICO CARLITOと作り上げたアルバム「Grandma's Wish」の収録曲。
CHICOの同郷、沖縄のラッパー柊人をフィーチャリング。
前作のアルバムからそんなに間が空いてないのですが、今作も東京に移住したCHICOの今のリアルがたくさん詰まった名盤だと思います。
The Best Kid feat. Bonbero / CHICO CARLITO
同じアルバムからもう1曲。MVにはELIONEも出演。
ラップスタア誕生などで注目されたBonberoと共演。天才2人のスキルがエグいです。
PUNPEE & BIM - Night Rider
こちらも天才2人の組み合わせ。PUNPEEとBIMのコンビならもう神曲なのが約束されているようなもの。
曲自体のリリースは1年くらい前なんですが、このMVはわりと最近公開されました。
この曲ずっと頭に残るんですよね。ヒポポタマスの妖精とは?
STUTS - ひとつのいのち feat. BIM
PUNPEEとBIMが師弟に近い関係だとしたら、こっちは盟友と言っていいSTUTSとBIMの組み合わせ。
MVの2人が仲良すぎて本当にプライベートのビデオを見ているかのよう。
爽やかで夏にぴったりな曲ですが、歌詞に「9番目の雲に乗ってまんねん」なんてNIPPSのパンチラインを引用するあたりBIMはやっぱりヘッズだ。
STUTS - Expressions feat.Daichi Yamamoto,Campanella,ゆるふわギャング,北里彰久,SANTAWORLDVIEW,仙人掌,鎮座DOPENESS
もういっちょSTUTSから豪華すぎるメンバーでのマイクリレーの曲。
どこをどう切り取っても好きすぎるけど、山本から山本に始まり仙人掌から鎮さんへのマイクパスが熱い。
STUTS - Expressions (Live at LINE CUBE SHIBUYA 2022)
上のMV出たのはギリギリ去年末なんですけど、最近ライブの映像もアップされてこれもすごいよかったのでよく聞いてました。
JJJ - 心 feat. OMSB (Prod by STUTS)
こちらはJJJの曲でビートがSTUTSで客演がOMSB。
曲中にも2人の名前が出てきて一緒に作り上げた感じが伝わってきます。
「MAKTUB」というアルバムに収録されている曲なのですが、このアルバムは名曲揃いの傑作だと思います。
JJJ - July feat. sogumm (Prod by ouidaehan)
その「MAKTUB」から韓国のシンガーソングライターsogummを迎えた曲。
なんだかんだでこの曲が一番聞いてるかも。
JJJ - Beautiful Mind (Prod by Febb)
もう1曲、この「Beautiful Mind」は2018年に亡くなったFebbのビートを使用した楽曲。
歌詞もかつての親友Febbを想起させるようなものになっています。
KID FRESINOも含め3人で組んでいた「Fla$hBackS」はもはや伝説ですが、改めてこんな全員天才が揃ったグループ後にも先にもないのではないかと思います。
Fla$hBackS - Fla$hBackS (jjj,Febb As Young Mason&KID FRESINO)
KID FRESINO - that place is burning feat. ハナレグミ
もう1人のFla$hBackS、KID FRESINOはなんとハナレグミと共演。
前半はすごく穏やかなんですが、後半の盛り上がりと畳み掛けがすごく気持ちいい曲です。
新宿を歩くMVはかの名曲Coincidenceを彷彿とさせます。
KID FRESINO - Coincidence
tofubeats - 自由
お馴染みのtofubeatsからポジティブなメッセージが詰まった最高の曲がリリース。
このMVはLEDウォールを使ったバーチャルプロダクションという最先端技術が使われていて、そのメイキングの様子も動画で見ることができます。
KANDYTOWN - KOLD CHAIN / THE FIRST TAKE
3月に解散したKANDYTOWNが解散前にTHE FIRST TAKEに登場。
8人のMCが交代でラストアルバムの曲を中心に披露しているのですが、このマイクリレーがかっこよくて痺れました。やっぱり解散惜しいなあ。
Awich, NENE, LANA, MaRI, AI & YURIYAN RETRIEVER - Bad B*tch 美学 Remix (Prod. Chaki Zulu)
今一番ホットと言ってもいいかもしれない曲。
元はヒップホップフェス「POP YOURS 2023」で披露されたサイファーの曲にAIとゆりやんレトリィバァが参加したリミックス。
この曲のゆりやんのラップがなぜか異常に上手くて話題騒然になりました。
しかも歌詞もすごいよくて
ここもしっかり韻も踏んでてうまいし
最後のこの締めもめちゃくちゃかっこいい。
しかもゆりあんじゃないと書けない歌詞だしすごくいいですね。
他にもAwichも上手かったりとか見どころの多い曲だと思います。
Awich, 唾奇, OZworld, CHICO CARLITO - RASEN in OKINAWA (Prod. Diego Ave)
【-琉球-】Awich / 唾奇 / OZworld / CHICO CARLITO prod. by Diego Ave | Red Bull RASEN
Awichを中心に集められた沖縄出身ラッパーの曲。
最初はRed Bull RASENのサイファーの曲でしたが後にMVも作られました。
改めてスター軍団の沖縄勢に層の厚さを感じます。
CHICO本人がこの曲について解説している動画はこちら。
DJ CHARI & DJ SHINTARO - UZUMAKI feat. ゆるふわギャング, OZworld & Masayoshi Iimori
独自の世界観を持つ人たちが集まったらやっぱり最高でした。
ゆるふわからOZへ切り替わるところがかっこよくて盛り上がりますね。ビートも結構大胆に変わってるんだけどすごく自然。
みんなで踊ってるのも楽しそうでよき。
OZworld / META EDEN feat. ピーナッツくん & PIEC3 POPPO(Prod. DJ JAM)
6月某日、OZworldが突如として「ピーナッツくんやべーんよ/一緒に曲やったらおもろいと思わん?」とTwitterで発言して話題に。
そして実際に7月に発表された曲がこちら。
OZの考えるバーチャルとかメタバース的世界観とピーナッツくんがこういう風に融合するのね、なるほどな〜と思わされました。
ピーナッツくん - TwinTurbo
最近アーティストとして爆売れしているピーナッツくん個人も新曲を発表。
最早お馴染みのnerdwitchkomugichanや玉田デニーロ氏との座組みは安心感がすごい。
nerdwitchkomugichanはピーナッツくんとよく声の似てるレオブタとヤギハイを聞いてビートメイクを始めた人なのですが、とんでもない人を覚醒させたなあと思います。
この周りを巻き込みつつどんどん成り上がっていく感じがストーリー性あって本当にすごいし、一応昔から見てた身としても感動します。
そしてピーナッツくん、なんと漢 a.k.a. GAMI の料理番組「漢 Kitchen 」にも登場。
漢と一緒に料理したり喋ったりしてるのすごい絵面だw
DJ KRUTCH / ひとつひとつ Pt.2 feat.LIBRO,DAG FORCE,鎮座 DOPENESS,句潤
メロディアスなフロウを得意とする人が大集合。めっちゃいい曲。
もちろん全員すごいんだけど、句潤のバースがいい味を出してる。
Pt.1というか無印はLIBROとDAG FORCEの2人のみ。
こっちもいい曲です。
DJ KRUTCH / ひとつひとつ feat.LIBRO,DAG FORCE
梅田サイファー - かまへん
自分のこれ系の記事では絶対に欠かせない梅田サイファー。
メジャーデビューしてさらに精力的に活動中です。
今回もポッセカット的なかっこいいマイクリレーと大阪人らしいメッセージを聞くことができます。
KOPERUのリリックにある
がめちゃくちゃ上手くて感心しました。
今作からはトラックメイカーのCosaquさんもラップに参戦。
あとMVのpekoがカッコ良すぎる。
サビに「やる時やりゃええ」とあるんですが、UCにはこの「やるときゃやる」だけをテーマに作られている曲があります。
服部半蔵 (feat. コーラ, teppei, テークエム, たうりん, KBD & peko)
一見するとタイトルと歌詞の意味がさっぱりわからないと思うのですが、この「服部半蔵」というのは梅田サイファー内でのスラングで「やるときやる」という意味だそうです。
由来はキングギドラの平成維新という曲の童子-Tのリリックにあって
最初「やるときやる」なら猿飛佐助では?と思ったのですが、やることをやった結果、ガッポリ繁盛するので「最初から服部半蔵でええ」らしいです。
なるほどわからん。
梅田サイファー - アマタノオロチ
UCは全員が主役(頭)という意味でのアマタノオロチ。
梅田サイファーだからこそ書けるリリックだと思います。
毎度のことながら古武道さんことKBDのリリックが面白くて「頭多すぎるヘビでごめんね」はJP THE WAVYの「超WAVYでごめんね」の引用になってます。
カガクノアナ - KennyDoes(梅田サイファー)【ビスケットブラザーズ単独ライブ OP曲】
去年のキングオブコントのOP曲「KING」でビスブラのパートを担当したKennyDoesが、ビスブラの単独ライブ『ポカンと1号&チクアナお兄ちゃん研究者』のオープニング曲でラップを担当。
これちゃんとリリースしてほしいくらいめちゃくちゃいいです!
ワタナベフワラーとの共同制作なのも大阪代表って感じでいいですね。
テークエム - Good Joe “Dreams” in a taxi (prod.hokuto)
テークエムのソロ。ビートは盟友hokuto。
Good Joeとは「いいやつ」とか「いい男」みたいな意味。
テークの過去、現在、そして未来に向けてへの気持ちが詰まった美しく泣ける歌詞。そして亡くなったかつての友ペッペさんのことも想起させる内容となってます。
SKRYU, テークエム & IKE - TOKYO ZOO
SKRYUとテークエム、そして東京でラッパー・ビートメイカーとして活動するIKEの親交の深い3人で作られた楽曲。
タイトル通りTOKYOというジャングルでどうサバイヴしていくかという内容になってます。
Balloon - SKRYU
そのSKRYUですが、最近イケイケで勢いがすごいことになってます。
その勢いをそのままに、さらにバルーンのようにシーンを登っていくんだという決意の込められた1曲。
リリックの中に「グレーの床虹を見た大街道」とあるのですが、これはSKRYUがラップを始めたきっかけが愛媛県松山市で活動する「大街道サイファー」にあることに由来します。
SKRYU - 超 Super Star (Prod. Shin Sakiura)
SKRYUからもう1曲。こちらも東京に出てきてこれからスーパースターになるんだというBalloonの前談みたいな感じの曲です。
MVもいい味を出してます。
Disry - Curtain Call feat. NORIKIYO
そのSKRYUが所属していた大街道サイファーのボス的な存在で、SKRYUが師匠と慕うDisryがNORIKIYOをフィーチャーした曲。
ビートになんとゲーム「UNDERTALE」の中の曲「Hopes and Dreams」をサンプリングしててこれには驚いた人も多いはず。自分もびっくりした。
般若 / プラネタリウム (feat. NORIKIYO)
NORIKIYOとの共演といえば般若も曲をリリース。
般若のNORIKIYOへの愛を感じます。
NORIKIYO & 田我流 - 風を切って
旧知の仲である田我流もNORIKIYOとの曲をリリース。
元々はコラボアルバムを作っていたそうなのですが、そこから完成していた曲を先行カットしたようです。
お馴染みスタジオ石の手がけるMVはロードムービーを見ているかのよう。
田我流 - センチメンタル・ジャーニー
田我流からもう1曲。
街から街へとひたすらにライブしては旅を繰り返す自身の人生を綴った抒情詩です。
曲は前からあったのですが、今回作られたMVは映像美に加えて田我流の人柄が伝わってきて温かい気持ちになれると共に、いろんな人が出演していて、Mummy-Dさんも出てきたのには驚きました。
GAGLE / 千代 -SENDAI-
田我流が山梨代表なら仙台を代表するのはもちろんGAGLE。
千代と書いて読み方もまさにSENDAI。これは仙台の昔の呼び方だそうです。
世界レベルのビートにHUNGERのテクニカルなラップ。いつまで経ってもすごいグループです。
ちなみにこの曲は仙台三越の90周年企画がきっかけで誕生したそうです。
RADWIMPS - 大団円 feat.ZORN
こちらはJリーグ30周年記念アンセムとしてRADWIMPSとZORNがまさかのコラボレーション。
ZORNといえば韻ですが、もちろんこの曲でも踏みまくり。とんでもないことになってます。
tha BOSS "LETTER 4 BETTER feat. ZORN"
ZORN繋がりで再びBOSSの登場。
お互いにローカルを背負ったラッパー同士の共演。
BACHLOGICのシンプルなビートが2人のラップを際立たせます。
モノクロのMVもシブい。
tha BOSS "SOMEDAY feat. SHINGO★西成"
ローカルを背負ってる人といえばこの人、SHINGO★西成とも共演。
ベテラン2人の掛け合いが素晴らしいです。
BOSSはこのソロアルバムで他にDJ CELORYとも曲をやっていたり、これまでのキャリアを活かした新境地をたくさん見せてくれている気がします。
Red Eye / I WANNA BE ALRIGHT feat. AKLO
その西成との共演も記憶に新しいRed Eyeは若くして早くも3枚目のアルバムをリリース。
この曲ではAKLOをフィーチャリング。ラッパーとしての覚悟について歌っています。
Red Eye / 雨ニモマケズ風ニマカセル feat. MonyHorse
こちらはRed EyeがMonyHorseと共演。
これまではイケイケな曲が多かった印象のRed Eyeですが、最近では内省的であったり、ファンタジックであったり新たな世界観を開拓している気がします。
#KTちゃん - BaNe BaNe feat. DOTAMA
Red Eyeも活躍した高校生ラップ選手権の第17回で一躍有名になったKTちゃんが因縁の相手DOTAMAと曲をリリース。
ちなみにこんないい曲を共演したのに最近もまた戦極でDOTAMAにすごいDisられ方をしてましたw
Whoopee Bomb - U gave Me feat. SEEDA
こちらは2023年のラップスタア誕生で注目されたWhoopee Bombと審査員を務めるSEEDAが共演。
若手に負けずいくつになっても進化を続けるSEEDAはすごい。
BLACK FILE 最終回SP
最後に、SPACE SHOWER TVで17年に渡って放送されてきたBLACK FILEが今年の5月最終回を迎えたので紹介させてください。
今のようにインターネットが普及しておらずSNSもない時代、HIPHOPの情報を得られるのは限られた媒体しかありませんでした。
まだ無名だった若手の情報を知れたり、ここでしか見れないライブが見れたり、また名物コーナーである第三会議室が生まれたりと日本のHIPHOPシーンに多大な貢献をしてきた番組であったと思います。
17年間お疲れ様でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?