【業界別サイトレビュー】商業施設編 まとめ
はじめまして、Webデザイナーを目指している、もずと申します。
今回は、私がTwitterで今週一週間かけて一日ずつ行っていた、「業界別サイトレビュー:商業施設編」をまとめてみようと思います。
(今後もこのようにNoteでまとめをやるかどうかは未定ですが、ひとまず実践です!)
短い記事ですが、お付き合いいただければ幸いです。
業界別サイトレビューとは?
その週で見るサイトの業界・業態を一つに絞り、そのなかから気になったものを一日一サイトレビューするものです。
今回は「商業施設編」ですので、商業施設のサイトに絞って選定してレビューしています。
目的は2つあります。
一つは、デザインの言語化を習慣づけることです。
前々から「#デザイン一日一考」なんてタグを付けて何かとつぶやいておりましたが、漫然と「デザインについて」つぶやくよりも、サイトレビューという形に沿ったほうがやりやすいと感じたためです。(恥ずかしながら、結構トピックを見つけるのに苦労していたため…)
そしてもう一つは、転職後のことを考えてのことです。
私は今のところインハウスより受託制作が気になっており、様々な業界のサイトの情報設計・デザイン・ターゲティング等のイメージを、業界ごとで把握しておくと良いかな、と思った次第です。
イメージを掴みたい…というのと、毎日続けたい…という理由で、
レビュー観点は簡単に、下記3点にしています。
・メインターゲット層 ⇒ 商材の特徴・サイトの特徴から予想
・情報設計特徴 ⇒ コンテンツの配置や内容で気になったこと
・デザイン特徴 ⇒ デザイン面・見た目や動きで気になったこと
今までのツイートまとめ
ツイートを見てくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、今週見たサイトのおさらいです!
①鹿猿狐ビルヂング
記念すべき第一回です。(迷走してたのでツイートにタイトルがない)
※今になって、このサイトのメインターゲット年齢層はもっと若いのかなと思っています。なぜかというと、この施設は2021年グランドオープンと新しく、コンセプトは日本工芸品の継承ですが、おしゃれカフェやコワーキングスペースなどの現代的施設が併設されていることから、「古き良き日本文化が好きで、現代的価値観を持つ20~30代」の利用を想像しました。
②宮下パーク
③JINGUMAE KOMICHI
④東京ソラマチ
⑤東京ミッドタウン日比谷
⑥横浜赤レンガ倉庫
考えたこと
①ターゲット層
今回は、比較的様々な年齢層がターゲットとなるサイトを選べました。
選んだ中で一番ターゲット層が絞りづらかったのは、「東京ソラマチ」です。
サイトを見ていただくとわかりますが、イベント内容が大変幅広いです。キッズ向けイベントから「ワークマン女子」のイベント、東武カードのイベント、アニメ関連のイベントまであります。
https://www.tokyo-solamachi.jp/
スカイツリータウンは「東京のランドマーク」を背負っているため、老若男女問わず、日本人から外国人まで、来客を予想しているのだと思います。
そのため、特定の世代が好みそうなとがったデザインは使用しない、分かりやすさを重視した地方自治体のホームページのような印象を受けました。
これとは逆の印象を受けたのは、「宮下パーク」です。
基本的にアルファベットが目に入ってくるサイトで、「MIYASHITA PARK」の文字をサイト内で視認するのに少し時間がかかりました笑
インスタのハッシュタグを連想させるトピック欄や、もりもり動くアニメーションなど、若者向けのサイトと予想されます。
https://www.miyashita-park.tokyo/
ターゲット層は、本来(?)商材から判断するものかもしれませんが、サイトのデザインからも見て取れるように感じました。
②期間限定コンテンツ(イベント・トピック)
「宮下パーク」、「東京ソラマチ」、「東京ミッドタウン日比谷」、「横浜赤レンガ倉庫」では、イベントのお知らせやニューストピックがトップページの頭に配置されており、期間限定コンテンツへの重要度が伺えます。
「鹿猿狐ビルヂング」では(まだオープンしてないから当たり前ですが、)イベント記事等はなく、施設名とコンセプト説明がトップページ頭に配置されていたので、それが定石かと最初思ってしまいましたが、
よく考えれば、「この施設は何なのか」ということをすでに知られているような「宮下パーク」、「東京ソラマチ」、「東京ミッドタウン日比谷」、「横浜赤レンガ倉庫」は、コンセプト説明のためにサイトを訪れる人は少ないと気が付きました。
一方で、「商業施設」という業態が持つ集客コンテンツは主に3つだと思っています。それは、店舗(施設)、施設or土地のブランド、そしてイベントです。
店舗(施設)が変わることはあまりなく、施設だけをウリにして長期間呼び込むのには限度があります。ブランドも、コロコロ変わると節操ないので、ほぼほぼ変わることはないでしょう。ゆえに、人々の興味を引き付け続けるにはイベントを充実・周知させる必要があります。
商業施設のサイトを訪れる人は、主に営業時間とかアクセスとか店舗を調べることが多い(これは私の予想でしかないので、本当はちゃんとした統計とか見てみたい)と思いますが、イベントについてサイト内で目立つところに配置していれば、イベント目的で訪れてない人にも訴求ができます。
このように考えれば、納得の配置でした。
終わりに
ここまでお読みいただきありがとうございます!
一週間やってみて、レビューも楽しいし、スピードも上がってきたし(20分以内くらい)、なんとか続けられそうかなという感じです。
来週も別の業界でサイトレビューを継続していこうと思っています。
見ていただいたなかで、「こういう観点でも観察した方がよいのでは?」とか、「この部分は自分はこう思う」とか、ご意見・ご感想いただけると大変嬉しいです。
もっと効果的なレビュー方法があれば、実践していきたい!
これからもよければ見ていただけると幸いです。
以上、もずでした!
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