【デザイン入門教室】Chapter1 デザインを始める前に
01デザインにはルールがある
デザインには正解などない反面、
長い歴史の中で人間の本能に関連し、
多くの人が無意識に「良い」と感じてしまう
実践的なテクニックやルール、原理・原則も
沢山生み出されてきた
例:黄金比
デザインを制作する上で大切なのはセンスよりも
以下の2点
・誰に何を伝えたいのかを明確にすること(目的)
・その目的の実現に最適なデザインの手法(基本ルール)
を選んで制作すること
第三者のためのデザイン
「読み手が必要としている情報は何か?」
「読み手はどのように感じるか?」
※デザインは読み手を主体に考える
02デザイン制作の流れを体験してみよう!
制作フローがとても大切
①情報の整理
②レイアウト1 版面・マージンの設定
③レイアウト2 グリッドの設定
④レイアウト3 優先順位の適用
⑤レイアウト4 強弱の設定
⑥配色
⑦文字・書体選び
⑧情報の図式化
【実践ワーク】架空店舗のオープン告知のチラシ
「作りながら考える」ではなく、
「必要なものを先に洗い出してから制作する」
①情報の整理
「なぜこの制作物を作るのか?」を考え、
制作物や資料の目的を明確にする
そして読み手をイメージしながら
「いつ」「誰が」「どこで」「何を」
「どのように」「目的は」「結果は」
の項目を立てて整理する
②レイアウト1 版面・マージンの設定
版面(レイアウトスペース)と
余白(マージン)を設定する
③レイアウト2 グリッドの設定
グリッド(格子状のガイド)を設定する
④レイアウト3 優先順位の適用
掲載する情報に役割を与える
(紙面のどの部分にどの情報を配置するか考える)
⑤レイアウト4 強弱の設定
要素ごとの役割に応じて強弱をつける
(大きくする、小さくする)
⑥配色
制作物の目的やコンセプト(用途や期待する効果)
などを考慮しながら配色する
⑦文字・書体選び
仕上がりを考えて目的にあった
適切な書体(フォント)を選択する
⑧情報の図式化
必要に応じて地図やチャートなど
情報が一目で分かる様な表現に変える
03情報整理の基本
情報整理
いつ:いつ行われるのか?
誰が:ターゲットは誰か?
どこで:目的の場所は?
何を:何をするのか
どのように:掲載する媒体は何か
目的は:何を伝えたいのか
結果は:読み手の興味をあおる
↓
重要度選定
高重要度(一番伝えたい事)
・目的を明確に
・何を伝えたいのか
・何をするのか
中重要度(必要な情報、雰囲気を伝える文言)
・日時や会場、文言など
低重要度(詳細情報など)
・その他、掲載しておきたい情報