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【名著研究・まとめ】PART4 テスト!テスト!テスト!
異口同音にテスト!テスト!テスト!
なぜ口を酸っぱくしてテスト!と言い続けるのか?
結果は顧客のみぞ知るとう原則があり
どんなに優秀なコピーライターでも
A/Bテストの結果は試してみないと分からない
=テストが重要!
しかし、重要なのにもかかわらず
おろそかになるのは
テストの検証作業が面倒だったり
そもそも検証方法を知らない、
体系的に教わっていないから
どんな時に検証方法が必要となるのか?
コピーをマネして実践した際の結果が
思ったよりも芳しくなかった場合に
テスト検証をして深く考える必要がある
テスト検証の体系的理論
「テスト項目」→「テストパターン」→「ノウハウの習得」の
3ステップで進める
1.テスト項目(何を評価するのか)
最低2種類以上のクリエイティブを同条件で一斉配信して、
売り上げやレスポンス順に並べ、
効果が高かったもののみにある「特異性」を抜き出す
【評価項目】テスト検証のチェックリスト
・見出し、小見出し
訴求ポイント、言い回し、文字の大きさ、位置
・ビジュアル
テーマ、大きさ、種類、位置
・レイアウトや色使い
成功例と失敗例の全般的な違いのすべて
・コピー
分量、書体とポイント(文字の大きさ)
・オファー
注文や購入方法も含む
・サイズ
掲載ページに対する広告のサイズの割合
・媒体
媒体名、種類、日刊/週刊/月刊の別
・位置
掲載媒体中のどのあたりに掲載されたか
しかし、評価項目が多すぎると
無数のパターンが作れてしまうし、検証すら億劫になってしまう
=見出し(キャッチコピー)とオファーの
2項目のみ検証すれば良い!
どんな「キャッチコピー」×「オファー」の
組み合わせが効果的かが分かれば
売れるコピーの法則が見えてくる
2.テストパターン(どうやって設計するのか)
キャッチコピーとオファーの組み合わせで
検証パターンを作る
検証パターン例(2×2の場合)
Aパターン=キャッチコピー1×オファー1
Bパターン=キャッチコピー1×オファー2
Cパターン=キャッチコピー2×オファー1
Dパターン=キャッチコピー2×オファー2
↓
3.ノウハウの習得(どう分析し、次に活かすか)
検証結果をランキング順に並べる
順位1 パターン○
順位2 パターン○
順位3 パターン○
順位4 パターン○
検証1:高レスポンスと低レスポンスがくっきり分かれた場合は
低レスポンスの検証は無視、高レスポンスの共通点を探す
検証2:高レスポンスの中でも1のみに存在する特異点を探す
検証結果をもとに仮説を立て
更に検証する作業を繰り返す事で
独自のノウハウが蓄積されていく
・・・しかしながら、検証はとても大変!
だからこそすでに検証済みの
35の型、6フレーム、魔法のフレーズには
値千金の価値がある
まとめ
1:テスト項目は「2つ」に絞る
2:テスト設計を「マトリクス化」する
3:「事実」を発見し「ノウハウ」を考察する
コラム
実務現場の話