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# 21 マカッサル、 新春家族旅行

2023年、家族3人、元旦から4泊5日のマナドへ。

マカッサルはインドネシア、スラウェシ島の南に位置する島最大の都市。

マカッサルからマナドまで、飛行機で2時間ほど

日本ではほとんど知名度がないマカッサルに対して、マナドは「ダイビングのメッカ」「世界最小のメガネザル」「古代魚シーラカンス」などののキーワードで知られる北スラウェシ州の州都。

ダイビングが趣味のHIROにとっては"いつかはマナドで!"と長年の夢だった。

HIROも見たかったシーラカンス

が、今回はプールで溺れそうになるほど肩を痛めていて、実際にダイビングは叶わなかった!

けど、「夜行性だから昼間は姿を現さない」と言われていた世界最小サル、タルシウスに出会えたお陰で大満足の旅だった。

あんなに高い所に住んでいるんだね

ワイルドMIOにとってはもちろん"言わずもがな"!

私は風邪気味で、車2時間揺られ、その後何時間も原生林をさまよいながらタルシウスを捜すと聞き、ホテルでグルメ三昧の方をチョイス。

ホテルの窓から、奥に見えるダイビングスポット、ブナケン島

実はフィリピン、ボホール島の保護区で見たことがあるし(フィリピンではターシャと呼ばれる)、私も大満足!

マナドはモスクの代わりに教会ばかりが目立つキリスト教の町。

マナドアストンホテルの真向かいが大きな教会

クリスマスの飾りつけも"まさに"それらしく、新年に入ってからも気分はクリスマス。

同じ島内でもマカッサルとは全く違う空気が流れている。グルメは、もちろんインドネシア料理中心だけど、ツナ刺身他ツナ料理が有名。

ネットでオープン時間確認、日本からこのためにワサビを持参したのに、有名レストランに行ってみるとシーーーーーン。だよね~、正月だもん。

でも、ホテルに戻るとツナ料理がメニューに!刺身にはありつけなかったけど、ツナステーキ、ツナサンドイッチに舌鼓、期待以上に満足できた!

食べたかったのはこれ! 唐辛子、ワケギ、レモン、香草で和えた生マグロ、ゴフトゥナ

それぞれに満喫したマナドを去る日。

「やっぱり土産店で買っとけばよかったな~」とMIO。

お酒は何でもOKのマナドではオリジナルアルコール『チャプティクス』45度を販売していて、門外不出らしく国外持ち出し禁止。

このマナド内だけでしか手に入らないというから、空港にはあるかもね~

と、言っていると「本当にあった!しかも安っ!」

椰子の一種、セホの樹液を発酵、蒸留して作ったチャプティクス (40度以上)

味見すると「甘味があって私たち好み!」
日本への土産にできないのが残念~

最後にマナド酒のオマケまで付くマナド旅を終え、空港で気持ちは「早くマカッサルに帰りたい!」

マカッサルではずっと雨の日々だったのにマナドでは連日のお天気。

飛行機もほぼ予定通りに出発。
後は2時間近く目を閉じればマカッサル到着だね~。

そして「マモナク マカッサルニ トウチャク。。。」のアナウンス。
スムーズな旅で楽しかったね!

のはずだった。。

「えっ?空港過ぎたよ、順番時間待ちかな?」

「どんどん雲に向かって行くし、何か起きたんじゃなかと?」

アナウンスもないまま、気づいている乗客はいないの?

コックピットで何が?
まさかハイジャック?!

10分程してようやくアナウンス。。
「マカッサル ワ オオアメデ チャクリク デキナイノデ バリクパパン ヘ ムカイマス。 ベルト ヲ 。。」

結局、ボルネオ島のバリクパパン空港に到着後、機内で1時間待機。

首都をジャカルタからこのカリマンタンに移す計画

14:00到着予定のマカッサル空港に着いたのは18:30。

「今日の内に着いてよかったね~!一生行くチャンスはないはずのボルネオまで見られたし、ラッキーだったーー」

2023年もワイルドな1年になりそうな予感。。

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