住宅ローン借入額は「借りれる」ではなく「返せる」で決めよう【第6回】
■返済負担率だけではなく、毎月の住居費と貯蓄をもとに考える
金融機関によって数値は異なりますが、おおむね返済負担率(住宅ローン年間返済額÷額面年収)が20%ほどでしたら金融機関の審査が通ると見込まれます。逆算すると、年収600万円の場合、年間返済額が120万円(=返済負担率20%)。毎月に直すと10万円です。
あなたならこの金額の上限まで住宅ローンを借りますか?
ファイナンシャル・プランナーである筆者の答えは「イエス」でもあり「ノー」でもあります。つまり返済負担率だけでは