オンラインイベントのライブ配信プランニングの現場(前編)
2020年12月19日(土)、CSS Nite Shift14「ウェブデザイン行く年来る年」が開催されます。
ウェブ業界の方にはおなじみのイベント「Shift」は、毎年年末、全国各地のクリエイターが参加する、まさに「ウェブ制作業界を代表する歴史あるセミナーイベント」です。
今回、CSS Nite史上初となる「リアル&オンラインのハイブリッド開催」ということで、株式会社エンタミナがライブ配信を担当することになりました。
いつもは、社内で黙々と取り組んでいる「ライブ配信システムのプランニング作業」でありますが、今回、主催の鷹野雅弘さんに許可をいただきまして、その一部始終をライブ配信で生中継しました。
普段、あまり目にすることが無いであろう「オンラインイベントのライブ配信システム構築の舞台裏」をお届けします。
①ショット決め
まずはじめに、カメラで捉えるショット(=ユーザーに届く映像)を決めます。
セミナーイベントの場合、ステージ上の「登壇者のバストアップ(表情と仕草を捉える映像)」と「登壇者の全身(ステージの雰囲気を捉える映像)」をメインに、
イベントを進行する「司会者」のショットと、会場の雰囲気や空気感を捉える「会場全景」ショット、そして「スクリーンに投影するスライド(PC)の独立」ショットを用意することが多いです。
②カメラの配置
次に、それぞれのショットを捉える「カメラの配置」を考えます。
③カメラショット×ミキシングショット
株式会社エンタミナが手掛けるオンラインイベントのライブ配信は、カメラで捉えた映像に加えて、ビデオミキサーで合成した「ミキシングショット」を用意します。
「カメラショット×ミキシングショット」それぞれを切り替えながらライブ配信を展開することで、オンラインイベントの参加者(視聴するユーザー)に表現豊かにプレゼンテーションを届けることができます。
次回は、オンラインイベントの「ライブ配信プラニングの現場」の後編として、「機器の配線」と「機材選定&設定」についてご紹介したいと思います。
どうぞ、お楽しみに!