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アービトラム、Orbitチェーンに新たなガストークン機能をL3に実装
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のL2ソリューション「アービトラム(Arbitrum)」は、Orbitチェーンが独自のガストークンを使う機能を導入したことを発表しました。
Custom gas tokens for Arbitrum Orbit chains are now supported!💙🪐
— Arbitrum (💙,🧡) (@arbitrum) January 4, 2024
Orbit chains can now use any ERC20 token for their transaction fees, allowing projects to build vibrant native economies.
Since the initial launch of Arbitrum Orbit, custom gas tokens have been the most… pic.twitter.com/pxWh582q4M
この新機能により、各Orbitチェーンは取引手数料にイーサリアム以外のERC-20トークンを利用できるようになりました。
これによって、独自の経済圏を構築することが可能になります。
Orbitチェーンは、各プロジェクトが自身のニーズに合わせて構築したブロックチェーンであり、アービトラムのエコシステムでL3チェーンとして活動します。
今回の発表によれば、ガストークンをカスタマイズできるようにすることは、Orbitチェーンのエコシステムが最も望んでいた機能だったそうです。
これまで、Orbitチェーンでは取引手数料の支払いにイーサリアムしか使用できなかったのですが、新機能の導入によりこれが変わりました。
この発表では、ゲーム専用チェーン「Xai」などのプロジェクトが、既にこの新機能を積極的に活用していることが述べられています。
「Ex Populus」の共同創設者は、「The Block」に対し、以下のようにコメントしています。
新機能の活用により、ユーザーの取引手数料を肩代わりできるようになり、それによってユーザーの参入障壁が低くなる可能性があると述べています。彼らは、従来のユーザーがWeb3ゲームに参入しないことが、人気の低迷の原因の一つだと考えています。
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