MicroStrategyのビットコイン投資：巨額購入で資産を増強

MicroStrategy（MSTR）はビットコイン（BTC）を保有する世界最大の企業であり、そのCEOであるMichael Saylor（マイケル・セイラー）氏は、同社が大規模なビットコインを購入し、資産の一部として保有していることを公表しています。

MicroStrategy（MSTR）は、27日水曜日に約6億1,570万ドル（約850億円）で14,620BTCを購入し、ビットコインの資産を増強しました。

同社の会長兼CEOであるマイケル・セイラー氏は、1BTC当たり平均42,110ドルでのビットコイン購入をツイートしました。

MicroStrategy has acquired an additional 14,620 BTC for ~$615.7 million at an average price of $42,110 per #bitcoin. As of 12/26/23, @MicroStrategy now hodls 189,150 $BTC acquired for ~$5.9 billion at an average price of $31,168 per bitcoin. $MSTR https://t.co/PKfYY59sTW

— Michael Saylor⚡️ (@saylor) December 27, 2023

この最新の購入により、MicroStrategyの保有するビットコイン総額は189,150 BTCに増加し、その価値は約59億ドル（約8370億円）に達しました。

これらのBTCは1BTC当たり平均31,168ドルで購入されました。

MicroStrategyは2020年8月にビットコインの購入を開始し、先月も16,130BTCを購入しており、当時約6.08億ドル相当のBTCを購入しました。

さらに、同社は以前に発表した7.5億ドルの株式市場での公開（ATM）により、6.101億ドルを調達したことも報告されています。

また、Coindeskの記事によると、12月初旬の時点で、MicroStrategyは保有するビットコインから約20億ドルの利益を得ていることが明らかになっています。

この動きから推測すると、MicroStrategyはビットコインへの強い信念を持ち続けています。

これまでの彼らの購入パターンは、ビットコインを長期的な資産として見ていることを示しています。

このような動きは、将来的に他の企業や投資家が同様の戦略を模索するきっかけとなる可能性があります。

ただし、仮想通貨市場の変動性は高いため、今後はその市場動向による影響も考慮すべきでしょう。

今後、ビットコインと他の主要な資産クラスとの関係がどのように進展するかが、企業の投資戦略に影響を与えるでしょう。

ビットコイン価格の変動やマイクロストラテジーの追加購入が市場に与える影響に注目が集まることは間違いありません。