Google広告でコンバージョンをトラッキングする

これまでなんとなくでGoogle広告を運用しておりましたが、ECサイトの利益が低迷してきているので、定量的に運用し、利益を伸ばすことを目指すアカウントになります。

どのような項目を計測するべきかの仮説について、前回の記事にまとめております。
その中で、広告をクリックし、商品を購入した人(コンバージョン数)の計測について解説していきます。

コンバージョンを測定する

コンバージョン数の計測についてネットで検索すると様々な記事が出ますが、Google広告の管理画面のUIが頻繁に変更されているのか、最適な記事を見つけることができませんでした。
Google公式のGoogle広告のヘルプページを見るのが最も役に立つかもしれません。

管理画面のUIは時々で変更するため、以降で操作方法については触れません。
そのため、コンバージョンを測定するための流れのみ説明します。

1.コンバージョンアクションを作成する

コンバージョンアクションとは、どのようなユーザの行動をコンバージョンとして測定するかを定義するものです。
このコンバージョンアクションに対して、タグが生成され、それをウェブページに埋め込む、Googleタグマネージャーに設定するなどして、コンバージョンを測定できるようになります。
ここではGoogleタグマネージャーで設定することとします。

2.Googleタグマネージャーにタグを追加

コンバージョンアクションのタグの設定についての項目がありますので、その中からGoogleタグマネージャーの設定方法を確認し、手順通りに行います。

3.Googleタグマネージャーのタグにトリガーを追加

タグを設定後、そのタグのトリガーを設定します。
商品の購入を測定するコンバージョンアクションの場合は、トリガーを商品購入後に必ず表示される画面を設定しておきます。
私の場合は、商品購入後にサンクスページを表示するようにしているので、その画面のURLをトリガーとしています。

これでGoogle広告でコンバージョンを測定することができるようになりました。
Google広告経由で商品が購入された場合、Google広告のコンバージョン数やコンバージョン単価の項目に反映されるようになります。
これらの数値を確認することで、広告の有効性を定量的に確認できるようになります。
定量的にしておかないと改善点を挙げようとしても、推測でしか物事を判断できないので、コンバージョンの測定は必須項目と言えそうです。

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