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LINE公式アカウントで友だち追加時にStripeのクーポンコードを配布する方法


LINE公式アカウントの導入と目的

ECサイトの売上が伸び悩んできたため、新たな施策としてLINE公式アカウントの運用を開始しました。友だち追加を促進し、購入につなげるため、LINE追加時に利用可能なStripeクーポンコードを配布することにしました。

StripeのクーポンコードをLINEで配信

1. 事前準備:クーポンコードの発行とメッセージ設定

最初に、Stripeでクーポンコードを発行し、LINEのあいさつメッセージに組み込んでおくことで、友だち追加直後に自動的にクーポンコードを配布する方法を採用しました。

2. 各ユーザーに個別のクーポンを配布する方法

もし、個別のクーポンコードを配布したい場合には、LINEのMessaging APIを活用します。この方法では、以下のように設定します。

  1. Webhook機能を利用し、友だち追加時(フォローイベント)にイベントを受信

  2. 受信後にStripe APIを使ってクーポンコードを発行

  3. LINEのメッセージ機能で、生成したクーポンコードを自動的に送信

また、フォローイベントで取得したuserIdをデータベースに保存し、再追加時にも同じクーポンが送信されないよう管理しています。


※これは、LINE公式アカウントを友だちから削除し、もう一度友だち追加を行うと再びフォローイベントが発生するため、クーポンの二重配布を防ぐためです。

効果:LINE公式アカウント導入後の変化

この施策によって、LINE公式アカウントへの友だち追加数が増え、ECサイトでの購入数も少しずつ増加しています。ユーザーが「まずはクーポンを取得しておこう」という動機でLINEに追加し、その後ECサイトに戻って購入するパターンが増えたと考えられます。

今後の課題:データ分析とリピーター戦略

1. データ分析の強化

現在の状況は推測によるものであり、施策の効果をより正確に把握するために、Googleアナリティクスを使って詳細なデータ分析を行う必要があります。

2. リピーター獲得のための新たな施策

リピーター獲得に向けて、ポイント付与や紹介特典の導入を検討しており、これらはLIFFアプリを通じて実装予定です。

まとめ

LINE公式アカウントを活用し、クーポン配布で友だち追加を促進したことにより、ECサイトへの集客と売上向上の手応えが出てきました。今後はデータ分析やリピーター施策の強化を図り、より効果的な運用を目指します。

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