Webディレ健診vol.2〜強みを自覚した瞬間とは?〜イベントレポ
Webディレクターのみなさまこんにちは!
11/16(土)にWebディレ健診vol.2〜強みを自覚した瞬間とは?〜を開催しました。
今回は、前回以上に多くの方々にお集まり頂き、盛大に開催することができました。(とはいっても、まだ細々と開催しております。。)
今回のテーマは、「強みを自覚した瞬間」でした。
みなさんが、仕事での”強み”を自覚した瞬間とは、どういったものだったでしょうか?プロジェクトを成功に導いた時、大きな改善を成し遂げた時、もしくは、大きな失敗をした時だったかもしれません。中には「自分の強みってなんだろ?」と考え込んでしまう人もいるかもしれません。
私自身も、参加者のみなさまの話を聞いてみて、自分の強みについて考える事で、自己理解をする、いいきっかけになりました。
Webディレ健診について
今回実施した、Webディレクター向けのスキル棚卸し&これからの生存戦略を考える勉強会については、connpassをご覧ください。
次回日程は、12/19(木)19:00〜を予定してます。
--ここからイベントレポです⬇︎⬇︎⬇︎--
Webディレクタースキル棚卸しワーク
今回で2回目の参加者の方には「スキル棚卸しワークをみんなで育てよう」っといったワークをやってもらいました。
本来であれば、主催者側でブラッシュアップしていかないといけない診断ツールではありますが、いろいろな人の手によって育てていけたらもっと面白いものが出来るのではないか?といった仮説のもとワークをしました。
■ワークの内容
1)自分が思う理想のWEBディレクターのスキルをイメージして、「どんなスキルか?」「そのくらいできるか?」を付箋に書き出す。
2)付箋を共有しながら張り出す。
3)それぞれが出したスキルの分類と整理、追加し、張り出された内容についてディスカッションをする。
■気づき
1)スキルよりも、人間力、仕事力を磨きたい
行動力、コミュニケーション、コーチング、情報取集といった、ITスキル以外の側面を伸ばしたいといった意見が多くありました。数値に表し難い要素ではありますが、ディレクターに求められるものとしては間違い無いですね。
2)バランスか、特技か?
どれか1つのスキルを尖らせて強みとするか、どのスキルも平均以上に習得するか。どちらの人材の方が優秀なんでしょうか?もちろん答えがあるものでは無いですが、自分がどのスキルを伸ばしていけばいいかといった観点では、考えさせられる議題でした。
3)体力、メンタルは重要
最近では、長時間労働も少なくなってきているとは思いますが、ストレスの多い仕事であることは、共通認識でした(笑)。メンタル、体力強化は必要ですね。
「定型の検診ツール」では、自分と他の人の比較から見えてくる違いを感じてもらい、「育てるワーク」では、自分だけのオリジナルスキルセットを考えていけたらいいと感じました。
Webディレクタースキル棚卸しワーク
→はじめて参加してくださった方
今回はじめて参加してくださった方には、前回と同じWebディレクタースキル棚卸しワークをやってもらいました。内容は、前回のイベントレポをご覧ください。
今回は、3名の方が初参加してくれました。
新卒でWEBディレクター/インフラ/マーケと事業会社で経験を積んだ方。受託のWEB制作会社から、フリーランスのWEBディレクターに転身された方。自身で会社を立ち上げや、営業経験があり現在はWEBディレクターをされている方と、今回も面白いキャリアを持つメンバーでした。
LT①「共感力〜他人事が自分事に変わるとき〜」
わんちゃん@WangChangTokyoさんの発表
ポイントだけ勝手にまとめさせて貰いますと。
受託開発のキャリア、わかり難いサービス
クレジット、生命保険、バイク等、専門用語の多いサービスを多く、受託として開発してきたキャリア。
”自分事”にしていくユーザー体験
「わかりにくい!」を実際のユーザーとして体験する事で、他人事から、自分事に変化する。
”共感力”を高めること
相手感情に寄り添って”自分事”として捉える力である”共感力”を高める。
システム開発会社に勤めている、わんちゃんさん。
私も昔、受託開発会社で働いていましたが、サービス自体を”自分事”として捉える事はできていませんでした。事業会社のディレクターになって初めてその感覚を知りました。
今回のお話を聞いて、目の前のシステムを担当しているのではなく、プロジェクトメンバー全員が、”プロダクト”、”サービス”、”ビジネス”といった観点で見れるようにする事が重要だと思いました。
LT②「自分の秘めたる力を育てて解放する4つの法則」
モリケイタ@kt_flclさんの発表
こちらも、ポイントだけ勝手にまとめさせて貰いますと。
秘めたる力は修行から生まれる
”強み”は、自分が好きでたくさんこなしている仕事(修行)に中から生まれる。
秘めたる力はいろんな経験で身についていく
”強み”は、仕事以外の事でも、好きな事での”行動”、”経験”の中から生まれる。
秘めたる力は異世界で解放される
仕事の場ではなく、いつもと違う場所(SNS等)で記事や、作品を発信してみると”強み”を自覚てきるような気づきが生まれる。
フリーランスでディレクターをされている、モリケイタさん。
自身でデザインされたペンギンの挿絵が可愛かったです。これも、自身の強みとして、上記の流れから生み出したとのことでした。
やはり、アウトプット(発信)して行かなきゃ気づけないことは、多いと改めて思いました。私も、アウトプットの量を増やしていきたいです。
LT③ 「強みを見つけるコツは『自分の中より、他人との間』」
マツバラヤスユキ@yaspontaxさんの発表
またまた、ポイントだけ勝手にまとめさせて貰いますと。
自分の中で感じた強み
それ自体が、本当の”強み”かはわからない。自分が保有するスキルや経験だけでは無い。
メンバーによって活かせる強み
同じチームで働くメンバーのスキルセットによって、自分の活かせる”強み”は異なってくる。
自分の中より他人との間に
他者や市場を知り、”強み”を特定する。自分の中より他人との間に”強み”がある。
以前、同じ事業会社で働いていた、マツバラヤスユキさん。
小規模のプロジェクトや、サイト運用だと顕著にそれぞれの”強み”が見えててきますね。大規模だと、同じ分野の”強み”を持つ人が集まった専門特化チームもありますが、そういった中でも、やはり各個人の”強み”が出てくる(出さなきゃいけない)ものだと感じました。
これからの生存戦略を考えよう
2回目となる今回は、前回立てた目標のふりかえりを”YWT(Y:やったこと、W:わかったこと、T:次やること)”を使ってやりました。
このフレームワークを使って、この1ヶ月の行動を共有しました。
”やれなかったこと”も、それぞれありましたが、みなさん「この勉強会があるから!」と、いい意味でプレッシャーを感じて、”やったこと(できたこと)”が多かったように感じました。やはり、定期的な報告の場があると進捗がよくなりますね。
また、3年後の目標に修正をしたり、1年後の途中経過を見直して「1ヶ月の目標が甘いのでは?」となったり、それぞれ、いい気づきが多くあったように見受けられました。
目標は短時間で決めるものでは無いし、また、何度でも修正して良いものだと思います。こういった定期的にふりかえる機会があるだけでも目標達成に近づきそうだと思いました。
まとめ
今回で2回目となる勉強会の開催でしたが、定期開催、定期参加の重要性を感じました。1回だけ参加しても振り返らない、行動しない、ズボラな自分にとっては、良いプレッシャーになります。また、新メンバーを迎えることで毎回新しい刺激も必要だと感じました。
まずは、10回開催を目指して、毎月の定期開催、定期参加していきたいと考えているので、みなさまのご参加お待ちしております。
再度告知
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