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読みにくい文章から脱却しよう【文章を書くための『基本のキ』10箇条】
本noteを手に取っていただきありがとうございます。
このnoteはこれから文章力を上げていきたいあなたのために書きました。
と綺麗事を言いたいわけではなく、今まで自分が文章を書く上で学んできたことをまとめて、いつでも確認できるようにしたいがためのnoteです。
少しでもあなたにも参考になれば幸いです!
それでは、『文章の書くための基本のキ』スタートです。
① 一文を長くしすぎない
一文が長くダラダラ続く文章は誰にとっても読みづらいです。
あまりに長くなると自分でも何を書いているのか分からなくなり、初めに主張していたことと最後の結論が結びつかなくなる...なんてことも起こってしまいます。
また、『一文一義』という言葉もあるように、一つの文章につき言いたことは一つにしましょう。
一つの文でいくつもの主張があると読んでいる人は混乱して、結局何が言いたいの?状態になりあなたが伝えたいことが伝わりません。
② 同じ文末を繰り返さない。
これもあるあるで、
私は、...です。
それは、...です。
また、...です。
と同じ文末表現を繰り返すとなんだか頭が悪そうですよねw
ちょっと文末に変化をつけるだけで文章にリズムが出てきて生き生きしてきますよ。
<主な文末表現>
〜です。
〜ます。
〜だ。
〜である。
〜あります。
〜ますね。
〜でしょう。
〜ですね。
体言止め。
③ ひらがなと漢字、カタカナのバランスを考える
頭のいい人ほど漢字を多く使いたくなる傾向にありますが、漢字ばかりの文章は見た目が悪い。
しかも、難しく読めない漢字を使ってしまうと読み手は『なんて読むんだ...』となり文章を読むリズムがそこで止まってしまいます。
では、ひらがなだけの文書にすればいいのかと言うとそうではないですよね?
全てひらがなの文章は読みにくいったらありゃしない。
ひらがなと漢字を使う割合については、
ひらがな:漢字 = 7 : 3
が読みやすいとされています。
そこにカタカナを入れることでリズムを持たせ、さらに読みやすい文章にしていきましょう。
<参考:漢字→ひらがなの例>
等:など
時:とき
事:こと
程:ほど
是非:ぜひ
所:ところ
更に:さらに
様々:さまざま
宜しく:よろしく
例えば:たとえば
下さい:ください
出来ます:できます
面白い:おもしろい
致します:いたします
④ ひらがな、漢字、カタカナの使い分け
③と同じようにひらがな、漢字、カタカナの使い方についてです。
例えば、『いちご』ってひらがなでも、漢字でも、カタカナでも書くことができますよね?
試しに書いてみると、『いちご』、『苺』、『イチゴ』とパッと見ただけでも印象が全然違うはずです。
いちごソフトクリーム
苺ソフトクリーム
イチゴソフトクリーム
だったらどれが一番食べたくなりますか?
こんな風にひらがな、漢字、カタカナのうちどれを使えば自分の伝えたい印象を与えることができるか考えて選択しましょう。
⑤ 主語と述語は近づける
例えば次のような文章はどうでしょう。
△ 青木さんは店員が「〜〜〜」と話していたのを聞きました。
これでは誰が何をしたのか一目でわかりにくいです。
なので、主語と述語を近づけてみると...
○ 店員が「〜〜〜」と話していたのを青木さんは聞きました。
こうすると、誰が何をしたのかがわかりやすいですよね。
⑥ 句読点を効果的に使おう
ダラダラと長くなる文章に句読点が入っていないと、読み手はどこで息継ぎをしていいか分からなくなってしまいます。
句読点が入ることで読み手はそこで一旦立ちどまれ、例え一瞬でも立ち止まることでそれまでに読んだ文章を整理することができる。
それに、句読点を打つ位置で文章の意味が全く違うものになることだってある。
例えば、
1)彼は嬉しそうな表情で、待ち合わせ場所にいる彼女に声をかけた。
2)彼は、嬉しそうな表情で待ち合わせ場所にいる彼女に声をかけた。
1)では『彼』が嬉しそうな表情をしているのに対し、
2)では『彼女』が嬉しそうな表情をしている。
このように句読点を打つ場所で意味が変わってくるので気をつけなければいけません。
⑦ 空間を使いこなせ
パッと見てこの文章読みやすいと思ってもらう要素の一つとして、空間があることが挙げられます。
空間を作るには『改行』をしましょう。
空間を作ることで圧迫感がなくなり読み手のストレスが大きく軽減され、読みやすい文章になります。
あなたが『なんか読みやすいな』と感じている文章には適度に空間が入っているはず。
⑧ 箇条書きを使って分かりやすく
箇条書きのメリットはシンプルに『分かりやすくなる』ってこと。
箇条書きは会社で出すメールでも、プレゼンの資料でも、今私が書いているnoteでも。
<箇条書きのメリット>
・伝えたいことの要点をまとめられる
・文章中で目立ち読み手の印象に残る
・書き手の思考の整理にもなる
箇条書きというのは、先程の空間を作る意味でも有効です。
noteであれば基本的には横長の文章になりますが、そこに箇条書きのかたまりが入ることで空間が生まれ圧迫感がなくなります。
⑨ 具体例を使って説明する
あなたが抽象的なことを伝えたい時には、具体例で説明してあげることでグンと分かりやすくなります。
読み手は少しでも分からないことに出くわすと、読み進めるのがいやになって離脱してしまいます。
そこで具体例を差し込むことで抽象論の補足をして、『なるほど!そういうことだったのね!』と理解してもらうんです。
読み手が理解できなさそうな抽象論には具体例がセットです。
⑩ 文章を書くときは『誰に向けて書いているか』を意識する
文章を書くときに必ずやっておくべきことは、『その文章はだれ宛か?』ってことです。
例えばこのnoteは文章を書くときにどんなポイントが大切なのかいまいち理解できていない人(=私)に向けて書いています。
文章のターゲットを少しでも明確にしておくことで、
どんなことを書くべきか?
どう書いたら分かりやすいか?
をより意識できるようになりますよ。
『文章を書くときはラブレターのように書け』
そんな言葉を聞いたことがあります。
(誰から聞いたか忘れました..)
ラブレターを書くときに、誰に向けたラブレターなのか決まっていないのに書きませんよね?
つまりターゲットを決めることであなたの文章にも感情がこもり、より読み手に伝わる文章になるということです。
関係ない話になりますが、手紙といえば、『ヴァイオレットエバーガーデン』最高ですよね!
見ていない方はぜひ見てください!
最後に
さてここまで読みやすい文章書くための10箇条を書いてきました。
まだまだ私もできていないところが多々あるので、文章を書くときはこのnoteを見返しながら書いていきたいと思います。
これを読んでくれたあなたも文章力をつけていきたいと少しでも考えているならこのnoteを少しでも活用してくれればと思います。
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— いなり@固定ツイ→note公開中 (@inari_dadamore) November 19, 2021
読みにくい文章から脱却するための『10箇条』まとめました。
これから文章力を鍛えたい人にはうってつけのコンテンツにしましたのでお楽しみに!自分も日々意識しています。
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では!