デザインと音楽は似ている

普段作業中に聴く音楽は、プロジェクトによって変えています。
例えば、ゆったりデザインする時は大抵クラシックから始まり、その後youtubeのおすすめ、KPOPとかボカロなどを適当に流します。
深夜に作業するときは、大抵海外ドラマを流します。
これは業界あるあるだと勝手に思っているのですが、深夜の作業で好きな音楽を流すより、何度も見た海外ドラマを吹き替えで流していると、仕事で徹夜したという感覚より、ドラマを見ていて時間が経ってしまった、と錯覚することが出来ます(嘘ですよ)。

調和を目的としている

伝えたい事があり、楽器や声で伝えるのが音楽と思うのですが、デザインと似ていると思うんですね。グルーヴ感を出したいとき、ちょっとここの音をまとめようとか、安定させたいからこの音を追加しようとか、不安定さを出したいとか、それこそ終わりが見えないと思うのです。
たまにレコーディング風景なども、youtubeでアップされているのですが、take24行きまーすとか聞くと、24回も違う演奏をしている!と考えると、レコーディングに時間がかかるのも頷けます。
けれど、デザインの修正も24回ぐらいする時もありますよね。
物を作る上で大切なのは、妥協箇所と納期、そして予算だと思うのです。

沢山の曲か、品質の良い曲か

ピカソのように大量の作品を作り、受け入れられる物を決めるのも良い方法ですし、XJapanのYOSHIKIの様に完成しないサグラダ・ファミリアに挑むのも良いと思うのですけど、自分の自信作を人に話せるものが、5年以内ぐらいにはあるといいのかもなと感じています。
沢山作ったけど、どれも同じ感じだなあと思ったら、たまには変わったものにチャレンジしてみたり、そのデザインが通るだけの説得力のあるプレゼンを学ぶ必要も出てきます。
提案書をどう作ろう?とか考えたりしますし、コスト面の考慮も必要になったりします。
ひとつ、チャレンジすると、やることが沢山出てくるので、なんだかんだスキルアップします。



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