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【Interview】Deshabillz――待望の完全新作Mini Album『悪魔よりも人』で描いた“人間”の業

Deshabillzが、Mini Album『悪魔よりも人』を9月18日にリリースする。こちらは26年ぶりの完全新作となり、リリースに伴い東名阪ツアーを開催。9月の大阪・名古屋公演を経て、後日詳細が解禁となる東京公演が12月に行われる。さらに、9月29日には池袋手刀にてVo.Shunの生誕記念無料単独公演が決定! 2023年は30周年のメモリアルイヤーとなったが、2024年に突入してからも一層精力的に活動を行っている真相に迫る。新作や現在の活動について、DeshabillzのブレーンであるShunに話を伺った。


【もうちょっと本腰を入れていろいろとやってみようかっていう方向になっていったんです】

――2023年はDeshabillz の30周年イヤーでしたけれど、振り返ってみるといかがでしたか?

「声がかかったのをきっかけに動き出して、ちょうど2023年が30周年のタイミングだったっていうこともあったから、いい区切りにもなるし年末に地元(横浜7th AVENUE)でワンマンをやって、そこで終わりでいいかなと思っていたんです」

――12月2日に行われた、30周年アニバーサリーラスト公演『Deshabillz 30th Anniversary Lastgrotesque「破宴」』ですね。確かに、昨年取材をさせていただいた際にも「30周年を充実した形でできればいい」といったテンション感だったと記憶しています。忙しくて好きなゲームもできないし、と……。

「そうそう(笑)」

――それでも、年末までにはいくつかライブの予定がありましたよね?

「8月にもう一つ俺がやっているバンドのDomestic ♰ Child と2マンをやって、9月には俺の生誕祭、11月にPhobiaとの2マンもやりましたね。まあ、30周年っていうのもあったし〈やるからには〉と思って。ただ、今は全部を自分たちでやってる状態で、ライブのことだけじゃなくてグッズを考えたり、Deshabillzは毎回衣装を変えているからその撮影だったりも考えないといけないから、暇っちゃあ暇だけど忙しいっちゃあ忙しいみたいな感じです(笑)」

――メモリアルイヤーを経て、今回26年ぶりに完全新作としてMini Album『悪魔よりも人』がリリースされることも含めて、2024年はかなり積極的な活動が印象的ですけれども?

「ちょうどラスト公演をやった年末のタイミングに、周りやメンバーからも〈あれやりたい、これやりたい〉っていう声があがって。だったら、もうちょっと本腰を入れていろいろとやってみようかっていう方向になっていったんです」

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