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【Interview】THE MADNA――自分の中にある変わる事のない特別
11月23日に2nd SINGLE「CREAM SODA」がリリースされ、「チェリーボゥイ&チェリーガァル」と題されたワンマン・ツアーも残すところ、ツアー・ファイナル公演(12月26日 新宿BLAZE)のみ。ファッショナブルな衣装から着想を得たという今回のシングルの制作エピソードはもちろん、始動からまもなく1年を迎える心境を語っていただいた。「CREAM SODA」に込められた“自分にとって特別なもの”という等身大の主張と共に見せる、今を生きるTHE MADNAの勢いを感じて欲しい。
【“クリームソーダ”って、子どもの頃はもちろんだけど大人になってからでも凄く特別感のあるものだと思うんですよね】
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――早速ですが、今回のシングルの手応えはいかがでしょうか?
涼太 ツアー(「チェリーボゥイ&チェリーガァル」)でも演奏しているんですけど、「CREAM SODA」はライヴのラストに持ってこれる曲だなっていうのがライヴをして分かったというか、それが定着しつつあるっていう感じですね。制作の段階ではそこまで見えて無かったからちょっと意外というか、やってみて〈あ、良いじゃん!〉ってなったというか。もともと今回のシングル自体、もっとライヴの流れとか幅を広げられたら良いなと思って作っていたところもあったんですよね。
――確かにバリエーション豊富な楽曲が揃ったなという印象でした。では、リード曲の「CREAM SODA」はもともとどういうイメージがあったんですか?
涼太 大本があったんですよ。でも、最初の段階で衣装の雰囲気と違うねって……そんな感じの事、あったよね?
太嘉志 あったね。
涼太 ウチって衣装を決めるのが早いんで、今回も先に衣装が決まっちゃってたんですよ。で、もともとあった表題曲の候補が衣装の雰囲気に合わないよねっていう事で衣装の雰囲気に合わせた曲に改めて作り直すというか、アレンジして形にしていった感じだったかな。それで出来た曲を聴きながら歌詞をイメージしていた時に、パッと“クリームソーダ”が浮かんで。
――それは、飲み物の?それとも、ファッションブランドの?
涼太 もう、純粋に飲み物の。“クリームソーダ”って、子どもの頃はもちろんだけど大人になってからでも凄く特別感のあるものだと思うんですよね。メロンソーダにアイスとチェリーが乗ってて、ちょっと高価なものというか特別なものっていうイメージがあって、未だにワクワク感があるよな~と思って。そこから、〈自分にとって特別な街はどこだろう?〉って考えたら、原宿が出て来たんです。でも、今となっては当たり前に行けちゃう場所で、昔自分にとって特別だった街の雰囲気はガラッと変わっちゃってて、いつの日か原宿っていう街に対してドキドキしなくなったりして、ちょっと寂しい気持ちもありつつ自分にとって特別だったっていう事はやっぱり忘れたくないと思ったところから書き出したんです。人それぞれ特別なものは変わらずあるんじゃないかと。
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