【Interview】KAKUMAY――自分らしく生きるための“加速”
過日、初のSpotify O-WESTの舞台で見たKAKUMAYからは、確実にバンドの進化を感じられた。そのきっかけとなったワンマンツアー「KILLING IDOL」を経て、現在は「QUICKENING」と題したワンマンツアーを行っている。4月29日には3rd SINGLE「Q」をリリースし、まさしく“加速”していく意思をしっかり示している。かねてより志を高く持って活動している彼らが一層強く指針を示すことになった背景には、いったい何があったのか? メンバーの思うターニングポイントを振り返りつつ、5人の想いを聞いた。
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【“QUICKENING”っていうのは“加速する”っていう意味なんですけど――「こういう活動にしてきたいよね」っていう……KAKUMAYとしても活動を加速していくべき時期だと思っていて】
――2023年に入ってから、リリースのペースもアグレッシブですよね。
真虎 うん、出せるものなら出したいですからね。ペース的にはどうなんだろう? 制作している間は「なんでこんなに早いんだろう?」って思うけど、制作が終わった後の気持ちとしては「ああ、また新しい曲が増えて良かったな」っていう感じで。
NERO 確かに去年末くらいから制作のペースは速くなったなとは感じているけど、ツアーに合わせてリリースってなると、ペース的にはちょうど良いんじゃないかな。曲を作っている身としては、ツアー中に新曲が入ってくることを考えると少しプレッシャーを感じなくもないですけどね。
――今回リリースされたシングル「Q」も、ワンマンツアー「QUICKENING」に先駆けてのリリースでしたからね。
真虎 今回のシングルは、曲とか歌詞よりも先に“Q”っていうのが自分の中で決まっていて、そこからツアータイトルも“Q”をベースにして「QUICKENING」ってつけたんです。“QUICKENING”っていうのは“加速する”っていう意味なんですけど、今回のツアーファイナルは2回目のO-WEST(Spotify O-WEST)っていうことで、そこに向けて「こういう活動にしてきたいよね」っていう……KAKUMAYとしても活動を加速していくべき時期だと思っていて。ツアーファイナルのタイトル「Acceleration」も同じく“加速”っていう意味なんですけど、頭文字は“Q&A”に掛かっているんです。
――なるほど!
真虎 活動を加速させて、その活動の答えをO-WESTで出したいと思っているんですよ。その答えを“ソールドアウト”にしたいな、と。
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