Dream Time
先日、一緒にイベントをさせていただいた出雲のアパレル雑貨Lumièreの店主さんにホロスコープを見ていただく機会があり、その時に印象的だったこと…
自己表現を司るエリアに、職人気質の論理的なおじいさんみたいな要素とスピリチュアル女子のような感覚的な要素が共存しているらしい。
これはものすごく腑に落ちた。
自分自身、直感的というか感性が独特なところがあり、現代社会の文脈でそれを語れる言葉がなく、しばしば葛藤がおこったりすることもあった。論理的に人に伝えるために、やわらかい言語以前の感覚をなしにしてみたり…
ただ、その感覚的な部分をおざなりにすると、自分自身の現実生活にも影響を与えるのでそこをどうにか大事にしてきた。
ありがたいことに、そういう部分を活かせるクリエイティブ関連の仕事をさせていただいていることや、周りの方々の理解に支えられているのもかなり大きい。
今、ちょうどまた大きな人生の一つ流れの中にいて、こうやって文章に書き起こしていくことが何かのヒントになるのかもしれないと思い始めた。
Dream Timeはオーストラリアの先住民族アボリジナルの人々の概念で、生と死の世界をつらぬく思想に支えられた体系、天地創造の神話であり、独自の点描画で表されていたことでも知られている。
何度か訪れたオーストラリアの地にリスペクトの意とそのつながりに感謝して、Dream Timeとしてエッセイを綴ってみたいと思う。あるところでは夢と名称される、でもどこかで形になっていく何か…
2022, 11, 06 amberにて