【ネタバレ感想あり】劇場版SHIROBAKO感想

皆さんこんにちは！weatherです。
先日劇場版SHIROBAKOを見てきたので、見た感想を書いていきたいと思います。この記事はすでに映画を見ている前提ですのでネタバレがあります。ネタバレが嫌な方は、改行を連打しているうちにブラウザバックして、映画館で見てからもう一度来てください。

そろそろいいですか？
それではどうぞ！

TVアニメ本編から4年･･･

第三飛行少女隊を作り上げ、夢に向かって猛進するぞ！という感じに終わった本編のラストから想像できないほどに廃れてしまった武蔵野アニメーション。「タイマス事変」というオリジナルアニメの製作中止からの大打撃で元請けではなく下請けとしての製作をする力しか残っていないムサニがそこにはありました。
社長は交代し、本編でいたメンバーもほとんどが去ってしまいあの賑やかなムサニの面影はありませんでした･･･

そして宮森以外のメンバーもあまりうまくいっていない様子･･･正直本編からは全く予想がつかない現状でした･･･

丸川前社長の言葉

劇場アニメの話を持ち掛けられ、やるかどうかを悩む宮森は丸山前社長のもとへ。
久しぶりの前社長のカレーを食べながら宮森が言われた言葉。

「さらに若い人の道標になるように、前に進まなきゃ」

これはアニメだけでなく、様々なクリエイターやそれにかかわる職の人に刺さる言葉ですね･･･ゲームプログラマーを目指す私にも刺さりました･･･

再び集まる仲間たち！

「空中強襲揚陸艦SIVA」を元請けとして作ることにしたムサニに、離れていったメンバーが大集合！
これはかなり熱い展開でした･･･私はこういう展開が大好物なので、すごくワクワクしながら見ていました。

個人的に面白かったのは宮森が絵麻に作監を頼むシーン。宮森を信頼してるからこそだとは思うんですが･･･なんか一瞬後ろに阿修羅が見えた気が･･･まあ気のせいでしょうｗ

アニメを作る楽しさを思い出した5人

アニメ教室を通して、アニメを作る楽しさとかを思い出し再確認する5人。
楽しいから仕事にした。好きだから仕事にした。なのにいつの間にかその気持ちを忘れてしまう･･･まだ夢を追う最中の私にも、いつかそんなときが来てしまうのかもしれないと思いました。
いつまでも初心は忘れずに行きたい･･･そう思わせるシーンでした

アニメで語るラストシーン

げーぺーうーの社長を倒し？ついに完成した「空中強襲揚陸艦SIVA」だけどまた監督がラストに納得行っていない様子･･･ということでまさかの公開3週間前からラスト書き直し！いや～ムサニらしいｗ
ただ、アニメと違うのは実際の作業を一切見せずに完成形を見せること。ここは賛否両論だとは思いますが、「アニメーターは作品で語る！」ということを示しているのかなと思いました。実際ものすごく見入ってしまうすごいラストでしたし、これもまた一つの形かなと思いました。

アニメとゲーム。形態は違えど･･･

ここまで読んでくださりありがとうございました！
TV本編とは違い、アニメ業界の闇の部分に着目して描いた劇場版、賛否両論はあるかと思いますが、アニメ業界を語るうえで語らないわけには行けないテーマに目を背けず、かなりリアルに描いているなと思います。
私はアニメではなくゲームの方向を目指していますが、それでも伝わるものはたくさんありましたし、また明日から頑張ろうと思いました。
作中で丸川前社長が言っていた

「さらに若い人の道標になるように、前に進まなきゃ」

これを胸に刻んでこれからも頑張りたいと思います。
自分が制作に携わったゲームが、誰かの道標になるその日を夢見て･･･

おまけ

SHIROBAKOといったらドーナツ！ということで、帰り道にドーナツを買ってしまいましたｗ
それではみなさんご唱和ください

どんどんドーナツどーんといこう！