バリ島攻略法【レンボンガン島②】Nusa Lembongan
レンボンガン島までスピードボートで約30分。
(スローボートは安いけど、遅いし船が小さくて酔いそう)
島に着くとスグに怪しげな男が
「バイク乗る?バイク」と日本語で言いながら、右手でアクセルを回す仕草をしながら話しかけてきました。
僕は「いや乗らない」と言って歩き出しました。
でも何歩か歩いたところで、すぐに「歩いて島を回るのはキツイな」と思い直してカミさんに「いくらか聞いてみて」とその男に聞いてもらいました。
すると100,000ルピア(750円くらい)なので、借りることにしました。
バイク(原チャリ)を借りても、ガソリンが入ってないことがあるとネットに書いてあったので、「ガソリンは入ってますか?」と聞くと、その男は「今から入れるよ!」と言って、ペットボトルに入っているガソリンを入れてくれました。
そしてエンジンのかけ方を教えてくれて、帰りはバイクを同じ所にとめてカギはダッシュボードみたいな所に入れておけばOKみたいなことを言って貸してくれました。
僕らは原チャリに2人乗りでレンボンガン島を移動しました。
(レンボンガン島では、観光客も地元の人もヘルメットはかぶってませんでした)
ドリームビーチやDevil's Tearやマングローブ探検を楽しみました。
そして15:00頃になり、帰りのボートの時間が16:00だったので早めにボート乗り場に行っておこうと思ったのですが……
ボート乗り場ってどこだっけ?
となり、焦りました。
そうです、僕らは島に来た時のボート乗り場をちゃんと把握していなかったのです。
「やばい、どうしよう。もしボートに間に合わなかったら帰れない…」
レンボンガン島にはホテルもいくつかあるので、泊まることはできるのですが、荷物を何も持ってきていないし現金も少ないので不安になりました。
マングローブ探検の案内をしてくれたおじさんがいたので、
翻訳アプリで「サヌール行きの船乗り場はどこですか?」と聞き、iPadでマップを見せました。
すると
「แพ็ก Bundle ของ Oversea สำหรับใช้ Internet แบบต่อเนื่อง ทั้งในประเทศไทย และต่างประเทศ ความเร็วสูงสุด 6GB สำหรับเครือข่ายของประเทศที่กำหนด นาน 8 วันขอต้อนรับสู่เอไอ」と何を言っているのか分かりません。(>_<)
なんとかiPadのマップで指差してもらい、そこを目指すことにしました。
マップでは27分くらいで着くようです。
僕は原チャリを運転し、カミさんが後ろでiPadを見ながらナビゲートしてくれるのですが、道は砂利道でガタガタです。
分かれ道がいくつかあり、iPadのGPSが正確じゃないのかマップの経路から何度も外れて、そのたびに何度もUターンして行きつ戻りつボート乗り場を目指しました。
そのうちに道がなくなってきたので本当にヤバイと感じて、テンパりました。
「何でちゃんと調べてないの?いつも行き当たりばったりで…帰れんやったらどうすると?」
「まだ大丈夫って。そっちこそちゃんと運転してよ!」とカミさんとは口論になりながらも、
「さっき通ったお店の人に聞いてみよう!」と、来た道を引き返しました。
引き返した道沿いのお店の人にiPadでマップを見せながら「サヌール行きの船乗り場はどこですか?」と聞くと、
「ボートは16:00に出るからもう間に合わないよ」みたいなことをブツブツ言いながら、場所を教えてくれました。
マングローブ探検のおじさんに聞いた場所は間違っていたのでした。
砂埃にまみれながら原チャリを飛ばして、何とかボート乗り場にたどり着いたのは15:40頃でした。
間に合うかな?と帰りのボートを探していた時に、バイクを貸してくれた男が声をかけてきました。
「バイクはどこ?」
「あー、あっちにとめました」
みたいな会話をして、よかったーここで合ってたと安心しました。
周りを見るとボートを待つ人たちがいっぱい座っていたのでした。
「あー、よかった」
ということで無事に帰ることが出来ました。
もしもレンボンガン島に行くことがあれば、帰りのボート乗り場はこちらですのでお気をつけてー。
ちなみに行きも帰りも、ボートは普通のビーチから出てますので乗るときは海につかりながら歩いてボートに乗ります。
帰りのボートは超満員でシートに座れませんでした。
サヌールに着いてボートから降りようとすると、ボートにウミヘビがいて操縦をしている人たちが「逃げろ!」と言って棒を使ってヘビをなんとかボートから出そうとしていたので船内が騒然としました。
そして波が高かったので、ボートから降りて浜辺まで海を歩いている時におぼれそうになりました笑。