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今年のファッショントレンド総まとめ! WEARのトレンドランキング2020

~ 「2020年みんなが気になった!検索急上昇ワード」「外出自粛影響!?検索激減ワード」「みんなが着てたブランド」など7つのランキングを大発表 ~

2020年は、アパレル店舗の一時休業やイベントの中止など、外出先でファッションを楽しむ機会が例年よりも少なかった年となりました。そんな中、ファッション好きのユーザーが集まる「WEAR」では、ユーザーが工夫を凝らし、自宅でのコーディネート撮影を行う姿が数多く見られたほか、ショップスタッフによる投稿数が増えるなど、変わらずファッションを楽しんでいました。
今年「WEAR」内でどのようなファッションが注目を集め、トレンドとなったのかを7つのカテゴリーに分け、ランキング形式で発表します。
(調査期間:2020年1月1日~11月26日)


2020年 みんなが気になった!検索急上昇ワード TOP10

今年のNo.1検索キーワードは「#シアーシャツ グリーン」
総検索数は前年比なんと1,342倍!

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今年になり検索数が急増した、人気急上昇ワード第1位には、「#シアーシャツ グリーン」がランクイン。類似ワードとして、同じく4位に「#シアーシャツ」、8位に「#シアートップス」がラインクインしています。
WEARでは今年の4月以降から「シアー」関連のコーディネート検索数が増え始め、検索数の総計は現在280万件を超えています。また、「シアー」関連のコーディネート投稿数も同様に増えており、12月時点で累計40,000件超え、前年比では約37倍となっています。

2位には「#パイピングコート」がランクイン。主に女性ユーザーの中で人気が高まっており、キルティングやボア、トレンチなど素材や形を問わずパイピングを施したアウターがトレンドです。3位と5位には、2020年春服で一気に人気に火が付いたカラー、「#ピスタチオ パンツ」「#ピスタチオ」がラインクインしました。

※検索数の前年比が高い順に記載
※対象期間:2019年1月1日~11月26日および2020年1月1日~11月26日


あの時これを探してた!月別No.1検索ワード

毎月の検索を振り返れば、一年のトレンドがみえてくる。
「#シアーシャツ」は4ヵ月連続1位にランクイン

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今年最も注目を集めたのは、5月~8月の4か月間、検索数No.1をキープした「#シアーシャツ」。透け感があるため、レイヤードした際も暑苦しさがなく涼しげな印象となり、夏のコーディネートのマストアイテムとなりました。また、「#シアーシャツ」は「今年の検索急上昇ワード TOP10」でも1位と4位にランクインしています。

ライトアウターが重宝する2月と10月には「#セットアップ」がランクイン。上下別々でも使用することができ、組み合わせによって多様な着こなしを楽しめるアイテムに、年間を通して人気が集まっていました。また、季節の変わり目である4月と9月には「#春コーデ」「#秋コーデ」といったシーズン要素の強いワードの人気が高まりました。

※各月の検索数が多いものを記載
※対象期間:2020年1月1日~11月26日


番外編:外出自粛影響!?検索激減ワード5選

外出の少なかった2020年はイベント・レジャー関連タグの検索が減少…
一方「#キャンプ」の検索数は前年比154%に!

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外出自粛の影響により、WEAR内でもイベントやレジャーに関するワード検索が減少しました。夏場は、多くの花火大会やお祭りの中止を受け、着る機会が減った「#浴衣」が前年比で11%、同じく「#水着」も前年比45%となりました。同様に、毎年工夫を凝らした投稿でWEAR内がにぎわい、多くのユーザーがそのコーディネート(仮装)を参考にする「#ハロウィン」関連のワードも減少傾向にありました。また、結婚式場のキャンセルや式の延期により、「#結婚式」「#結婚式コーデ」「#結婚式二次会スタイル」といった、関連ワードが軒並み減少傾向となりました。「#旅行」に関しても前年比40%ほどとなり、検索数がダウンしました。

一方、検索が増えたのは「#キャンプスタイル(154%)」や「#キャンプ(136%)」といったソーシャルディスタンスを保ちながら楽しめるレジャーや、「#スケボー(291%)」「#ゴルフウェア(140%)」などのアウトドアスポーツです。また、今年は「#おうちファッション」という新しいワードが生まれ、現在投稿数は35,000件超えとなっています。外出自粛期間中は特に、家の中でコーディネートの撮影をする人が増え、街に出ておしゃれを楽しみにくい期間も、自宅で工夫しながらファッションを楽しむ様子がWEAR上で多く見られました。

※検索数の前年比が低いものを選出
※対象期間:2019年1月1日~11月26日および2020年1月1日~11月26日


みんなが着てた!人気トレンドアイテムTOP5

WEARユーザーが今年こぞって着用していたトレンドアイテムを公開
ウィメンズとキッズの第1位は「カラーパンツ」

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WEARで投稿されたコーディネートに紐づくワードから、人気のトレンドアイテムをピックアップ。メンズ1位の「#セットアップ」、ウィメンズ1位の「#カラーパンツ」は、今年だけで20,000件を超える投稿が集まりました。また、「#バケットハット」はコーディネートのアクセントとして性別を問わず愛されたアイテムとして男女ともにランクインしています。ウィメンズ5位にランクインした「#ロングブーツ」は、この冬のトレンドとして人気が高まりつつあるアイテムであり、昨年度の投稿数が389件だったにもかかわらず、今年は既に3,000件を超える投稿数が集まっており前年比810%となっています。

※コーディネート投稿時に多く付けられた人気タグを選出して記載
※対象期間:2020年1月1日~11月26日


あなたが着ると欲しくなる!購買意欲をそそられたユーザーTOP5

投稿すればたちまち商品がクリックされる、
令和時代のカリスマユーザー

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コーディネートで使用した商品クリック数が多いユーザーのランキングでは、メンズ・ウィメンズ・キッズともに、WEARISTA(ウェアリスタ)がランキング上位を総なめにしました。WEARが認定する公式ファッショニスタであるWEARISTAは、トレンドをおさえた“真似したくなるコーディネート”を日々発信しているため、多くのユーザーのお手本として、多くの方の購買意欲を刺激しました。

※コーディネートのECサイト送客回数が多いユーザー順
※対象期間:2020年1月1日~11月26日


フォロワー数爆増!人気ショップスタッフランキングTOP3

今年はショップスタッフの投稿がアクティブに
ショップの一時休業中もWEARの投稿で積極的にファンづくり

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一時休業をされる店舗の多かった4月は、ショップスタッフの会員登録数が前年比340%となりました。また、2020年は投稿数も増加傾向にあり、今年4月~10月末にかけて、およそ150%~170%の前年比で推移しています。
ショップスタッフによるWEARの活用もアクティブになっており、ショップスタッフが提案する質のいいコーディネートを参考にするユーザーも多くいます。

※フォロワー数の前年比が高い順
※対象期間:2019年1月1日~11月26日および2020年1月1日~11月26日


2020年みんなが着てたブランドTOP5

昨年に引き続き「着回し力」の高いブランドがランクイン
1位2位は不動の「UNIQLO」「GU」

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メンズ・ウィメンズの第1位、2位、3位は、「UNIQLO」、「GU」といったリーズナブルで着回し力のあるブランドや、「NIKE」「CONVERSE」といった定番の愛されシューズがラインクインし、昨年と全く同じ順位の結果となりました。今年はGUの「シェフパンツ」のようなメガヒットアイテムをWEAR内で着用するユーザーも多くみられました。KIDSでは、柄や色遣いにこだわりがあるデザインが人気の「petit main」や「BRANSHES」、「devirock」がトップにランクイン。

前年比の伸び率での上位には、「ADRER」や「LIDNM」「Birthday room」「act'm」といった、WEARISTAのプロデュースブランドが人気着用ブランドとしてあがっており、人気ファッションブランドや著名人のプロデュースブランド以外でも、ファッションへの影響を持つD2CブランドがWEAR内でも目立っていました。

※ショップスタッフは除外
※対象期間:2020年1月1日~11月26日


最も購買意欲がそそられたコーディネートTOP3

「お買い物欲」のスイッチオン!
最もユーザーに支持されたコーディネート

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2020年にWEARに投稿されたコーディネートの中で、最もECサイト送客回数が多かったコーディネートのTOP3を発表。メンズ・ウィメンズ・キッズすべてに、WEARISTAがランクインしており、購買意欲をかきたてるコーディネートの提案力の強さが現れる結果となりました。

※コーディネートのECサイト送客回数数が多いコーディネート順
※対象期間:2020年1月1日~11月26日

2020年は、ファッション業界にとっても、ファッションを楽しむすべての人々にとっても予期せぬ一年となりました。街中ですれ違う人のファッションを見る機会は少なかったですが、WEARやSNSを通して人々が何を着ているかを知り、憧れ、真似をしながら、新しいコーディネートやトレンドが生まれていくことに変わりはなく、ファッションを楽しむ気持ちはきっと変わらず存在していたのではないでしょうか。

2021年はどんなトレンドが生まれ、どんなユーザーが注目され、どんなコーディネートに出会えるのでしょうか。来年も、全てのファッション好きの皆様が、WEARを通じてファッションを楽しみ、笑顔あふれるような一年を目指してまいります。

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