チームの雰囲気の良さは、フラットに話し合える文化にあり。渋谷巴菜選手|WHY SHE SMILES #03
2001年3月3日生まれ(22歳)東京都八王子市出身。
サッカー歴は以下の通り。
・2005-12 南大沢FC
・2013-15 日テレ・メニーナ・セリアス
・2016-19 星楂国際高等学校湘南
・2019-21 FC町田ゼルビアレディース
・2021-22 つくばFCレディース
・2023-(現在) ニッパツ横浜FCシーガルズ
憧れの選手は?と聞いて植木理子選手と即答
渋谷選手「これはもう、(植木)理子さんですね。私が13〜14歳の頃、日テレ・メニーナ・セリアスで一緒にプレーしていたんですが、当時は全然喋れなくて、高校卒業を祝う会で再会してからよく連絡をとり、よく会うようになりました。」
渋谷選手「とにかく頑張るところです。練習でも試合でも同じ熱量で取り組むところや、どんなボールも受けようとするところ、駆け引きの多さなど、とにかくゴールまでの過程がすごいんです。ポジションは違うけど、すごいなあって思ってプレーしていました。」
シーガルズのイチオシは隣にいるあの選手
渋谷選手「なつさん(渡部那月選手)です。なつさんは右サイドバックで、私と隣で守備をしているんですが、とにかく安定感・安心感がハンパないです。DFライン皆よく声掛けあっていますが、試合中はなつさんと一番喋ってます。
なつさんはいつも冷静で、でも熱くて、サッカーに対していろんな視点から見ていて、意見交換する時いろんなことを話せる人です。いつも自分の変化を気づいてくれて、時には喝を入れてくれるんです。」
上下問わずフラットに話せる文化が吉に
渋谷選手「本当にそうですね。プレーをするたびに、一方的に『こうして欲しい』と言われるのではなく、『今のどうだった?(どう思った?)』と聞いてくれることが有り難かったです。もしそうじゃかったとしたら言い返しづらいし、私からも指示できなかったと思います。
特に年上の方から聞いてくれる環境で、フラットに意見交換をできるのはチームに自然と根付いている文化なのかなと思いました。加入した時はありがたかったし、自分の意見を言いやすかったです。」
渋谷選手「疑問系で聞いてくれるから臆することなくコミュニケーションがとりやすかったので、話しやすかったです。特にDFラインは年上ばっかりだけど、そういう文化があったから連携が取りやすかったです。」
渋谷選手「はい。それぞれ自分が見えてる視野と自分が見えてる印象からだけでなく、あなたから見てどうだったか、あなたの状況からどう考えて判断したかという意見交換がフラットにできているんだと思います。
それは誰かが『そうしなよ』と強いてることではないし、自然にその文化が根付いているからこそ、加入組の私も話しやすかったし、だからチームは根が前向きなんだと思います。」
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