大切に心に置いておきたい.
「喧嘩したときは相手の嫌なところばかり
考えてしまうけれどそういう時こそ相手の
好きなところや尊敬できるところを3つ
思い浮かべたり見つけたりするように心がける.
思いついたり見つけた3つより嫌だと感じる
気持ちの方が大きかったり強かったりしたら
そのときが本当の終わり」
バイト先の人がある日こんなことを言った.
いつも厳しいけどすごく優しくて
尊敬する人と何気なく自分のことも含め
色々なことを話している会話の中で
出てきた言葉だった.
バイトを始めてそこで出逢い
お互いに話すようになったときに
そのバイト先の人は私に「ひとつひとつの
言葉を大切にしてたくさん考えてる人
なんだろうなって最初から思ってた」
そう言われたことがあった.
言葉の価値も相手への伝え方も
大切にしたいと心がけていたから
すごく嬉しかった.
当たり前だけど1度発した言葉は
消せないし無かったことにはできない
たくさん傷ついてきたから言葉は武器になる
ってことをわかっている.
そんな風に言ってくれたバイト先の人が
何気ない会話の中で言ったその言葉を
心に入れて持ち帰って考えてみたけど
本当に素敵な言葉、考え方だと感じた.
目の前に見えるところ(相手の嫌な部分)
だけではなく隠れている素敵なところ
見るのは本当に大切だと思った.
ついついひとつ嫌なところが見えると
素敵なところが隠れてしまうことは
よくある、でも隠れてしまったとしても
消えたわけではないからしっかり本質を
見ないといけないという当たり前のことを
気付かされた、そんな日だった.
この文章を打ち込んでいると大好きな
小説の心に響いた言葉を思い出した.
“言葉は、誰かを傷つける武器になってしまう
ことがある。でも、自分の心を守る鎧にもなる。
時には誰かを守ることができる盾にもなる。”
【真夜中の底で君を待つ/汐見夏衛】
おすすめです、気になったら
ぜひ読んでみてください📚
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