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「息子からの一言に感動」〜中山久美子さんインタビュー後編

中山 久美子さんインタビューの後編です。
様々な仕事経験を手帳コーチに結びつけていくお話を聞かせていただきました。
また、お子さんと手帳を使う話も勉強になりましたよ!

ーーー 手帳に繋がったのは悩んで悩んで自分の仕事の目的が見つかったから ーーーーー

入「前回はカフェをスタートさせたところまでお話を聞かせていただきました。カフェから手帳への流れを教えてください。」

中「カフェを始めたんですが、とても苦労しました。予約、仕入れ、人を雇うこと、そして集客、、、悩みは尽きませんでした。そんな時、起業を勉強した仲間から「手帳セミナーしたら」と声をかけられました。フランクリンプランナーを教えてくださった方に相談したら、大賛成してくださり、2017年の10月に手帳セミナーを始めたんです。そしたらそれがすごく楽しかったんです!またその頃女性向けのコミュニティの立ち上げにも携わりました。事務の仕事もしてましたし、とっても忙しくなってきました。カフェで悩んでいるのに、他にも色々やることがあってすごく大変になったんですが、そうすると自分が何を大事にしたいのか、どんな目的を持って仕事をしたいのかが明確になっていきました。」

入「またとても忙しそうですね!ですが、悩んでる時期や大変な時期があるから次のステージが見えてきますよね。」

中「色々なことが重なって、起業の目的って何だろうと思った時に、「美味しいものを食べて元気になって欲しい」から「女性が元気になれば社会も元気になる」という大きな目的が生まれました。それが段々とどんな女性に元気になって欲しいのかが明確になり、ついに「自立した女性を増やして日本に貢献する」のが私のやりたいことだ!と気づきました。そしてその手段として一番ふさわしいのが手帳コーチだと行きついたんです。」

入「手帳コーチ中山久美子誕生の瞬間ですね!」

中「はい、2017年の終わり頃です。」

入「そこからすぐ手帳コーチの仕事になっていったんでしょうか?」

中「いえすぐにはできなかったです。 2017年いっぱいはカフェの仕事をやりきって終了しました。2018年に入っても他にもやっている仕事がいくつか残っていてまだ忙しかったです。徐々に手帳セミナー中心の生活にシフトしていきました。2018年後半から手帳セミナーが軌道に乗り始めます。日々セミナーをして、充実してました!」

入「そこから2019年の大躍進に繋がっていくわけですね!」

中「ありがとうございます。おかげさまで2019年に入ると、雑誌に載せていただいたり、ラジオに出演させていただいたり、ウェブコンサルタントの高田社長と手帳コーチ養成講座を始めることになったり、フランクリンプランナーで講座をさせていただけることになったり、フランクリンプランナーとのコラボバインダー作成のお話をいただいたりして、やりたいと思っていたことがすごいスピードで実現していきました。」

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入「2019年近くで拝見してましたが、久美子さんの大躍進はすごかったです!でもそれはこれまでの長年の苦労、挑戦、悩み、あってのことだったんですね。色々されてきたことが、全部今に繋がっているんですね!」

ーーー どんな時も子供を守る!これだけはブレなかった ーーーーーーーーーーーーーーーー

入「さて春には息子さんも大学生とのことですが、これまでの子育てで大事にしてきたことは何ですか?」

中「仕事をセーブしていたのは小学校入学から2ヶ月まででしたが、いつも息子が一番!を念頭に置いて子育てをしてきました。幼稚園や小学生のまだ小さい頃は守るのに必死でした。」

入「守るとはどういうことですか?」

中「幼稚園の頃は好奇心旺盛で、クラスにいたと思ったら園舎の裏に行ってしまったり、、、なんてこともありました。周りのお母さんはどう思ってたか分かりませんが、私は好きなように伸び伸びさせて怒ることはしませんでした。まあまだ幼稚園だったので、園も温かい目で見守ってくれました。」

入「本来なら我が子は悪くはなさそうだけど、周りの目を気にして怒ってしまうという悩みは聞きます。怒らなかったのはすごいですね。」

中「小学校に入ってからも色々困ったことをやらかしてましたが、まず怒るのではなくどうしてそうなったのかをしっかり聞くようにしていました。小学校五年生の時、クラスで学級崩壊が起きて、息子他数名が悪いと言われたことがあります。でも息子の話をよく聞くと恐らく悪くない。担任の先生に問題があるのではないかと思ったんです。大人達が目立つ子供達に罪をなすりつけ事態を収束させようとしてると思いました。息子を守らなければと思い、最後まで謝らず必死に抵抗しました。始めは謝らない親として非難を受けましたが、周りも事態が明らかになるにつれ、担任の先生の責任が問われ更迭されることになりました。子供達は悪くなかったんです。」

入「そんなことがあったんですね。途中で謝ってしまいそうな場面でよく守り通せましたね。」

中「はい、息子のことを信頼していました。子供の話だからと聞き流さず、ちゃんとコミュニケーション取れていたので、私もブレずに行動できました。」

入「手が離れてきてからはどのような子育てになりましたか?」

中「近い将来私を必要としなくなると思っているので、喋れる時は喋る、出かけられる時は一緒に出かける、というのを今は大事にしています。」

入「久美子さんはコーチングもされてますし、お子さんとの会話を否定せず聞いてあげられそうですよね。」

中「いや(苦笑)家族となると難しいです。自分のこうして欲しいを押し付けてはいけないと思っていますが、感情的になって色々言ってしまうことはあります。言い合いもあります。そのせいか、息子からは母親は自分の考えを否定してばかりと言われたりします。」

入「そうなんですね。先ほどの行動がなかなか真似できないと思ったので、それを聞いてちょっと安心します(笑)
大人に近づいてきたからこそ味わえる良さなどはありますか。」

中「息子が高校一年生の時に初めてこう言ったんです。「このうちに生まれてよかった」って。手帳にも書き記しました。今までで言われて一番嬉しかった言葉です。」

入「それ泣いてしまいます。」

中「日々は色々ありますが、お互いに心に余裕があると今も言ってくれます。これまで息子の本心をしっかり聞き、正しいと思うことを貫けてよかったです。世の中が周りに合わせろという価値観の中で、もっと自由にさせたいという思いを試行錯誤模索してこれたこともよかったです。今もだと思いますが、10年前はもっと子育てしにくかったです。」

入「そうですね。周りに合わせるという価値観はまだまだありますね。また、公共の施設で泣いている赤ちゃんが周りに迷惑だからと怒るお母さんを見ていると育てづらいなと思います。」

ーーー 子育てをしやすい世の中にも貢献したい ーーーーーーーーーー

中「私の仕事では、自立した女性を増やすこともそうですが、子供と一緒に暮らしやすい世の中にしていくことも使命だと思っています。その一環としてフランクリンプランナーで親子セミナーもしています。中高生向けの手帳セミナーなんです。」

入「わ!すごい!」

中「子供一人一人大切なもの(価値観)があるので、それを書き出すワークをしてもらいます。その大切なものをもとに目標を作ります。そしてその目標を日々の計画に落とし込むのを保護者の方に手伝ってもらっています。」

入「それはいいですね〜。最近うちはどうしたら自主的に宿題をやってくれるだろう・・・やりなさいって言いたくなくて悩んでいます。1週間の時間割を作ってここでやろう!って決めたりしますがうまくいきません。」

中「お子さんが小学生ぐらいだったら家族手帳というのもおすすめです。家族の大切なものを書き出して、夢や目標を作って、そのためには目の前のこれをやらなきゃいけないよね。という流れにするんです。小さい頃からするといいですよ!」

入「ありがとうございます!早速実践してみます。久美子さんの手帳セミナーではまず自分が何を大切にしているのかを洗い出していきますよね。そこから毎日の行動を考えていくとやらなきゃからやりたいになりますよね。この考え方ややり方がもっと世の中に広まって欲しいと思います!これからもお仕事応援しています!」

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ありがとうございました!

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