Day62_クリエイターエコノミーの現状と未来展望
どうも!180日後に起業する人です。
本日はクリエイターエコノミーについて、考えていきます。
クリエイターエコノミーとは
クリエイターエコノミーは、デジタル技術の進歩とソーシャルメディアの普及により急速に成長している新しい市場です。個人やグループが自身の創造性を活かしてコンテンツを制作し、直接的に収益を得られる機会が増えています。
↓蛇足ですが、下記は3Dプリンターとの波及による、個人が創作する未来を考えている本で世界観として類するものを感じますし、個人的に好きな本です。
市場規模 2023年時点でのクリエイターエコノミーの世界市場規模は約1,040億ドルと推定されており、2028年までに年平均成長率(CAGR)12%で成長し、1,830億ドルに達すると予測されています。これは今後、消費者と製作者のバランスが大きく変わることを示してますし、
「大量消費・大量生産」⇨「多様な消費・多様な生産」
への、パラダイムシフトを示しているように思います。個人的にとても好きなムーブメントです。良い世界。
クリエイターエコノミーにおけるコンテンツ分類
クリエイターエコノミーにおけるコンテンツは主に以下のように分類されます。
動画コンテンツ(YouTube、TikTokなど)
音声コンテンツ(ポッドキャスト、音声ブック)
テキストコンテンツ(ブログ、ニュースレター)
画像コンテンツ(Instagram、写真販売)
ライブストリーミング
デジタルアート・NFT
オンラインコース・教育コンテンツ
昔より、クリエイトする表現が自身の身体性を伴ったものが割合を大きく占めています。それも、個人個人の経験や気づき、感性の簡単な発信がデジタルプラットフォームで表現しやすくなったおかげに思えます。まさに「作る(表現する)ことの市民権が広がった」と言えるかもしれません。その前提にはSNSによる広がり(多くの人に伝わる可能性が高まった)があることは言わずもがなです。
未来の動向
ここは生成AIに力を借りながら、アウトプットしてみました。
AIとの共創:AIツールの発展により、クリエイターの生産性が向上し、より高品質なコンテンツ制作が可能になります。
メタバースとVR/AR:仮想空間でのコンテンツ制作や体験型コンテンツの需要が増加すると予想されます。
マイクロ・ニッチの拡大:より細分化された専門的なコンテンツへの需要が高まり、小規模だが熱心なフォロワーを持つクリエイターが増加するでしょう。
サブスクリプションモデルの進化:ファンとクリエイターの直接的な関係性を重視したプラットフォームやツールが発展すると考えられます。
クロスプラットフォーム戦略:複数のプラットフォームを横断したコンテンツ展開が一般的になり、クリエイターのブランド価値向上につながります。
データ分析とパーソナライゼーション:より精緻なオーディエンス分析により、個々のユーザーに最適化されたコンテンツ提供が可能になります。
持続可能性への注目:環境や社会問題に配慮したコンテンツ制作や、エシカルな収益モデルへの移行が進むでしょう。
クリエイターエコノミーは今後も急速に発展し、新たな職業や経済機会を生み出し続けると予想されます。技術の進歩とともに、クリエイターとオーディエンスの関係性がさらに密接になり、よりパーソナライズされた(特定の個人に向けた)コンテンツ体験が可能になるでしょう。
個人的にはマイクロニッチを拡大した先の経済の形がどうなるかはとても興味深いです。ある種、かつてのPatreon(パトロン)の形が一つの答えかもしれません。
↓は現代化されたパトロンサービス。
私が作りたい1つの未来理想像は、友人や恋人、家族と話している中でこういうもの作りたいと思ったものをその場で具現化し、発注して手に入れることが出来るような未来を作っていきたいと思っています。
180日後に起業する人