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【NBA】NBAヘッドコーチの動向 パート2

どーも、わたぼーる だいち です。

NBAのシーズンが終わっても、わたぼーるのシーズンは終わらない。
今日もバスケで元気になるような情報をお届けしたいと思います。

さて、本日はNBAヘッドコーチの動向パート2ということで、前回スティーブ・ナッシュがブルックリン・ネッツのヘッドコーチに就任したことなどをお伝えした記事がありました。

それから、続々と他のチームのヘッドコーチやスタッフの新たな就任先が決まってきていますので、それを今回お届けしたいと思います。

前回のヘッドコーチの動向をまとめた記事はこちらから。

今回紹介するヘッドコーチ&スタッフの一覧はこちら

・ケニー・アトキンソン
ディロン・ルー
・ドック・リバース
・スタン・ガン・ガンディ
・アルビン・ジェントリー
・ネイト・ビョークグレン

元ネッツHC ケニー・アトキンソンがクリッパーズへ!?

元ブルックリン・ネッツのヘッドコーチだったケニー・アトキンソン。

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そんな彼がクリッパーズのコーチングスタッフとして有力候補に挙がっているみたいです。

2019-20シーズンのシーズン途中の3月にネッツのヘッドコーチを退任することを発表したアトキンソン。

2016年4月にネッツのヘッドコーチとして就任し、4シーズンで118勝190敗の成績を記録した。

就任した当時のネッツの成績は21勝61敗のシーズン(2015-16)と低迷していたチーム。
さらに、スター選手候補やドラフトロッタリー指名権といったアセットをほとんど持っていなかったので、しばらくは低迷期が続くだろうと思われていた。

だが、アトキンソンHCは、そんなどん底状態のネッツを短期間で蘇らせた最大の功労者の一人だろう。

選手育成に力を入れつつ、球団のシステムやカルチャーを改革。
スター選手がいなくても十分に戦えるチームを作り上げた。
その成果として、2018-19シーズンには勝率を5割超えでプレイオフ進出をした。

コーチングスキルや戦略面での実力は十分に持っていることがわかるだろう。

もしクリッパーズのコーチングスタッフになったら、頼りがいのあるコーチとなるであろう。

クリッパーズの新HCにティロン・ルー

今シーズンを終えた時点で、クリッパーズはヘッドコーチだったドック・リバースを解任し、アシスタント・コーチのティロン・ルーがヘッドコーチに昇格すると発表した。

2009年からコーチ歴をドック・リバースの下で開始したルー。ボストン・セルティックスでアシスタントコーチを務めて、2013-14シーズンはロサンゼルス・クリッパーズのアシスタントコーチを務めていた。

2014年からはクリーブランド・キャバリアーズのトップアシスタントコーチに就任した。
2016年にブラットHCの解任に伴い、HCに昇格。
その年にキャバリアーズをNBAチャンピオンへと導いた。

そんなルーが今回も昇格でHCに就任し、クリッパーズを来シーズンNBAチャンピオンへと導くことができるであろうか。

クリッパーズ ドック・リバースHCを解任!そして電撃就任!?

2019-20シーズンのプレイオフで、デンバー・ナゲッツに3-1から逆転され敗北を喫したクリッパーズ。

レナードとジョージがいるにもかかわらず、思うような結果を残せなかったクリッパーズはしびれを切らし、ヘッドコーチのドック・リバースを解任した。

ところがその3日後に、フィラデルフィア・76ersのヘッドコーチへ就任することが決まった。
かなりの電撃就任である。

リバースはこれまでレギュラーシーズン1624試合を指揮して943勝681敗(勝率58.1パーセント)、プレーオフでは180試合で91勝89敗(勝率50.6パーセント)を残している。

フィラデルフィアはベン・シモンズやジョエル・エンビートといったスターが在籍している。

76ersでどのような手腕を見せてくれるのか楽しみである。

ペリカンズの新ヘッドコーチにスタン・バンガンディ!

ペリカンズはこれまで指揮を取っていたアルビン・ジェントリーHCを解任し、その後任として、スタン・バンガンディがニューオーリンズ・ペリカンズの新ヘッドコーチとして就任することが決まった。

1995-96シーズンからマイアミ・ヒートのアシスタントコーチ(AC)に就任したバン・ガンディは、03-04シーズンから05-06シーズン途中までHCを務めた。

その後07-08シーズンからオーランド・マジックのHCとなり、ドワイト・ハワード(現ロサンゼルス・レイカーズ)を中心とする布陣で09年にはNBAファイナル進出。マジックで5シーズン指揮を執り、14-15から17-18シーズンまではデトロイト・ピストンズでHC兼バスケットボール運営部門代表を務めた経験を持っている。

約12シーズンで計3チームの指揮を執ったバン・ガンディは、通算523勝384敗(勝率57.7パーセント)、プレーオフでは48勝43敗(勝率52.7パーセント)を残している。

若手が多く、しかも今シーズンにはザイオン・ウィリアムズというビックルーキーを獲得しているペリカンズ。

来シーズンどのようなチームになるのか非常に楽しみである。

元ペリカンズHCアルビン・ジェントリーがキングスへ

ニューオーリンズ・ペリカンズのアルビン・ジェントリー前HC(ヘッドコーチ)が、サクラメント・キングスのアソシエイトヘッドコーチに就任が決まったと報じられた。

アソシエイトヘッドコーチとは、主にアシスタントコーチ(AC)のまとめ役としてHCをサポートする役割である。

5シーズンにわたってペリカンズのチーム指揮官を務めたジェントリー。

これまでのジェントリーは、1989年にNBAのコーチとしてキャリアをスタートさせた。マイアミ・ヒート、デトロイト・ピストンズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、フェニックス・サンズ、ペリカンズでHCを、サンアントニオ・スパーズとウォリアーズでACを経験している。

ジェントリーがどのようにチームに影響を与えるか注目である。

ペイサーズの新HCにネイト・ビョークグレン!

インディアナ・ペイサーズは8月26日にネイト・マクミランHCを電撃解雇した後、10月21日にトロント・ラプターズでACをしているネイト・ビョークグレンと契約したことを発表した。

ビョークグレンはGリーグでHC経験を持ち、2015-16から17-18シーズンまでフェニックス・サンズで選手育成コーディネーター、アシスタントコーチ(AC)、アドバンスドスカウトを務め、昨季からトロント・ラプターズのACに就任し、ニック・ナースHCの下でNBAチャンピオンに輝いた。

直近10シーズンでプレーオフに9度進出しているペイサーズは、イースタン・カンファレンス有数の強豪の1つです。
ですが5年連続で1回戦敗退を喫しており、ビョークグレン新HCが現状打破できるか期待がかかります。

まとめ

結構盛りだくさんな内容となりました。
多くヘッドコーチがすでに動いた今回。来シーズンこのヘッドコーチの入れ替わりがどのようにチームやリーグに影響を及ぼすのか。

コーチも変わればチームも変わると言われるくらい、コーチはチーム方針の中心です。

チームを活かすも殺すもコーチ次第。

それぞれのヘッドコーチの手腕に期待しましょう。

では、また次回!

第123回 バスケット豆知識

さて、バスケット豆知識の時間です。
私が個人的にバスケットの豆知識や面白いと思ったことを紹介するコーナーです。

本日は、ヘッドコーチではないのですが、GM(ジェネラルマネージャー)で退任を発表した人がいるので紹介します。

ヒューストン・ロケッツのダリル・モーリーGMが退任することになりました。

モーリーは2007年に、アシスタントGMから昇格してGMに就任していました。

2012年にジェームズ・ハーデンの獲得。2017年にクリス・ポールの獲得。そして今シーズン、クリス・ポールとのトレードでラッセルウェストブルックが加入したロケッツ。

これらはすべてモーリーによるものである。

ロケッツはモーリーの在任中にプレイオフ10回の進出。8シーズン連続のプレイオフ出場は現在のNBAで最長の数字となっている。

2015年と18年にはウェスタン・カンファレンス・ファイナルまで勝ち進んだ。2017-18シーズンには、球団記録のレギュラーシーズン65勝をマークしている。

しかし、どの年もNBAチャンピオンまでたどり着くことができておらず、決死の思いでチャンピオンをハーデンとウェストブルックで挑んだ今シーズンも不振に終わってしまったので、モーリーはこれ以上は難しいと考えて、退任という判断となったと思われる。

マイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)が退任して不在の新指揮官決定までは、モーリーGMは“特別顧問”としてチームをサポートする見込みだそう。後任にはバスケットボール部門副代表のラファエル・ストーン氏が昇格する予定となっている。

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