W杯2019日本代表が最終戦モンテネグロとの対決へ挑む!
どーも、わたぼーる だいち です。
今日もバスケが好きになるようなバスケ情報をお届けしたいと思います。
さて、今回もW杯の日本代表の試合についてです。
ついに日本代表のW杯での最後の試合となりました。
ここまで4戦4敗とまだ勝ち星がない日本代表。
最終戦モンテネグロとの一戦に1勝をかけて挑みます!
このままでは終われない日本代表!モンテネグロ代表に挑む!
9月9日(月)、順位決定戦でモンテネグロ代表との試合です。
モンテネグロ代表は世界ランキング28位。今大会が初出場というモンテネグロ代表。しかし、ヨーロッパ予選ではスペイン、トルコに次ぐ3位で通過しており、実力はしっかりと持ち備えている。
さて、両チームのスターティングメンバーの紹介をしておきましょう。
<日本代表🇯🇵>
・安藤 誓哉
・渡邊雄太
・竹内 譲次
・田中 大貴
・ニック・ファジーカス
この日も八村塁と篠山は欠場。ニック・ファジーカスの他にどの選手が得点をあげれるかが重要になってきます。
<モンテネグロ代表🇲🇪>
・ニコラ・ブーチェビッチ
・デレク・ニードハム
・ディノ・ラドンチッチ
・ペタル・ポポビッチ
・ミルコ・ブエリカ
要注意選手はNBA選手でセンターのニコラ・ブーチェビッチ(オーランド・マジック)である。2019年のNBAオールスターにも選ばれたトップ選手である。
213cmもある高さでゴール下での存在感はもちろんだが、彼の強さはヨーロッパではおなじみの器用さである。彼もインサイドだけでなく外の3Pも打てる万能選手。
彼の存在は日本代表にとって脅威になることは間違いないでしょう。
日本代表🇯🇵 vs モンテネグロ代表🇲🇪 悲願のW杯1勝をかけた戦いの行方は!?
悲願の1勝を目指して挑んだモンテネグロ戦。先日のニュージーランド戦で不甲斐ない結果で終わってしまった悔しさをここにぶつけます。
さて、試合結果の方から見ていきましょう。
日本代表🇯🇵 vs モンテネグロ代表🇲🇪
JPN 16|17|18|14|65
MNE 26|14|21|19|80
残念ながら最後に1勝をかけて挑んだこのモンテネグロ戦だったが、勝利をすることはできませんでした。しかし、最後に日本らしさを出したバスケを見せてくれました。
では、クォーターごと試合を振り返っていきましょう。
<第1クォーター>
日本代表🇯🇵 16 - 26 モンテネグロ代表🇲🇪
第1クォーターは渡邊雄太のシュートから始まりました。2本目も渡邊雄太がファウルをもらいフリースローで得点。渡邊雄太のこの試合にかける思いの強さが序盤から現れています。
しかし、日本代表はモンテネグロ代表の高さに苦戦します。
このクォーターだけで6ブロックもされています。
この高さをなんとかするには、速攻や早いパス回しでフリーなプレーヤーを作り出さなければなりません。そのためには全員が息のあった動きで全員バスケをすることが要求されます。
10点差で第1クォーターは終えます。
<第2クォーター>
日本代表🇯🇵 33 - 40 モンテネグロ代表🇲🇪
第2クォーターは日本代表ペースで試合が進みます。
渡邊雄太のアグレシッブなプレーで一時1点差まで日本代表が追い上げました。
渡邊雄太が果敢にゴールへ攻めています。しかし、その他の選手のシュートがいまいち入っていない様子。
高さへの苦戦は第1クォーターに引き続き、日本代表を悩ませた。
なかなかディフェンスリバウンドが思うように取れていなく、相手がシュートを外してもそのボールを相手にリバウンドで取られて得点を許してしまう状況が多く見られた。
クォーター最後にもったいないターンオーバーをしてしまって、7点差で後半へ逆転の望みを繋げる。
渡邊雄太が絶好調で前半だけですでに21得点をあげています。
<第3クォーター>
日本代表🇯🇵 51 - 61 モンテネグロ代表🇲🇪
後半に入っても渡邊雄太の気迫のこもったプレーは続いた。
モンテネグロ代表のシュートが入らない時に、日本代表が得点を重ね、渡邊雄太のダンクシュートで同点に追いつく場面もあった。
一時同点まで追いついた日本代表だが、このクォーター終盤にモンテネグロ代表のシュートが決まりだす。
さらに、速さのあるドライブで切り込まれ、それを守りきれなかった日本代表。
最終的に10点差で最後の第4クォーターへ。
渡邊雄太が第3クォーター終了時に28得点と日本代表を引っ張っています。
<第4クォーター>
日本代表🇯🇵 65 - 80 モンテネグロ代表🇲🇪
最後のクォーター日本代表は逆転を狙い、ディフェンスで積極的にアタックを仕掛ける。モンテネグロ代表のターンオーバーもあっていくつか速攻で得点ができたのはよかったが、セットプレーではやはりモンテネグロの高さに苦戦を強いられ、ブロックされる場面も見られた。それもあってなかなか渡邊雄太以外の選手の得点が伸びてこない。
最後はモンテネグロ代表に3Pを決められ、15点差で敗北した。
渡邊雄太が意地の大量得点!個人スタッツまとめ
<日本代表🇯🇵>
・渡邊雄太
34得点、9リバウンド、2スティール、1アシスト、1ブロック
・馬場 雄大
11得点、5アシスト、2リバウンド、1スティール
・ニック・ファジーカス
10得点、8リバウンド、1スティール
・安藤 誓哉
6得点、2リバウンド、2アシスト、2スティール
・比江島 慎
2得点、2リバウンド、2アシスト、2スティール
・竹内 譲次
2得点、3リバウンド
・田中 大貴
4スティール、1アシスト、1リバウンド
渡邊雄太が34得点とニュージーランド戦で不甲斐なさをかもし出していた思いを爆発!そして馬場雄大とニック・ファジーカスが2ケタ得点と続いた。
<モンテネグロ代表🇲🇪>
・ニコラ・ブーチェビッチ
18得点、7リバウンド、1ブロック
・ニコラ・イバノビッチ
12得点、2アシスト、1リバウンド、1スティール、1ブロック
・ボージャン・ドゥブリ
10得点、6リバウンド、2アシスト、1スティール
・ミルコ・ブエリカ
10得点、7リバウンド、3スティール、2ブロック、1アシスト
・ディノ・ラドンチッチ
8得点、6リバウンド、5ブロック、1アシスト
・ペタル・ポポビッチ
6得点、5アシスト、2スティール、1リバウンド
・スアド・セホビッチ
6得点、4リバウンド、1スティール
・デレク・ニードハム
5得点、8アシスト、1リバウンド、1スティール
・マルコ・トドロビッチ
5得点、2リバウンド、1スティール、1ブロック
ニコラ・ブーチェビッチが18得点の活躍。
モンテネグロのスタッツを見るとそこまで得点は多くしていないが、ブロック数が多く、ディフェンスに日本代表はやられたことが見て取れます。
まとめ
果敢に攻め立てるもモンテネグロ代表にうまくかわされ敗北した日本代表。
またしても世界との壁を思い知らされた結果となってしまった。
これで日本代表のW杯での試合は終わりました。
結果:0勝5敗 と1勝もあげることなく終わってしまったW杯2019。
史上最強の日本代表と謳われて挑んだワールドカップ。
強化試合でもニュージーランド、ドイツに勝利し、日本全体のバスケファンが大いに期待を持ってであろう。
しかし、実際ワールドカップで思い知らされた現実。
まだまだ世界との壁は高く、厚いものだと実感した今大会。
そんなワールドカップだったが、以前に比べればヨーロッパ相手に大差にされることなく試合をし、日本の良いプレーも見られ、通用する部分もあった。
来年はオリンピックがあります。
今回このワールドカップで今の日本バスケの世界の立ち位置を知ることができたのと、実際に試合をして感じられたことは大きい収穫ではないでしょうか。
残り1年でどこまで今ある世界との差を埋めて、オリンピックに臨めるかが大事になってくると思います。
来年の東京オリンピックに向けて期待しましょう!
日本代表、W杯2019年お疲れ様でした!
では、また次回。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?