【NBA】ザイオン・ウィリアムソンは新人王になることができるのか?〜NBAデビュー後快進撃を続ける怪物ルーキー〜
どーも、わたぼーる だいち です。
今日もバスケの魅力・面白さをお届けします。
NBAがコロナウイルスの猛威を受けている中ですが、私はいつも通りバスケの楽しさを伝えるためにやっていきたいと思います。
むしろ、こんな時だからこそよりバスケを身近に感じられる場所を作ることができたらと思っています。
さて、今日はあの注目の大物ルーキーについて紹介していきたいと思います。
NBAデビュー!初戦からその実力を見せつける
2019年のドラフトで堂々の一位指名を受けた、怪物ルーキーのザイオン・ウィリアムソン。
プレシーズンに膝の故障から約3ヶ月。
とうとうNBAデビューの日が来た。
1月23日、サンアントニオ・スパーズ戦。
ザイオンはスタメンでの出場。
約3ヶ月間の怪我の影響はありそうで、なかなか試合感を掴めていなさそうなザイオン。
第2クォーターに入って、NBA初得点を決めた。
彼らしい力強いオフェンスリバウンドからゴール下でのシュートを決めて記念すべきNBA初得点を決めました。
そして第4クォーターには怪物ルーキーの実力を見せてくれました。
3Pシュートを4本中4本決め、約3分間で17得点をあげる活躍を見せました。
彼の圧倒的な存在感は、試合の流れも変えてしまうものだった。
最終的にこの試合、ザイオンは18分間の出場で22得点、7リバウンド、3アシストという十分なデビュー戦を飾った。
まだ膝の調子が万全ではないため、出場時間には制限がつきそうですが、これから必ず活躍してくれることでしょう。
早くも記録更新!恐ろしい得点力
ザイオンが早くもとんでもない記録をNBAで作りました。
2月28日にスムージーキング・センターで行われたキャバリアーズ戦で24得点を記録し、NBA史上初となる10代で10試合連続20得点超えという快挙を成し遂げた。
その記録は2月1日から始まった。
<10試合連続20得点>
2/1 vs. MEM 24得点、6リバウンド、3アシスト
2/3 vs. HOU 21得点、10リバウンド、1アシスト、1stl、1blk
2/5 vs. MIL 20得点、7リバウンド、5アシスト、1stl
2/7 vs. CHI 21得点、4リバウンド、1アシスト、2stl、1blk
2/12 vs. POR 31得点、9リバウンド、5アシスト、1stl
2/14 vs. OKC 32得点、6リバウンド、1アシスト、1blk
2/22 vs. POR 25得点、4リバウンド、3アシスト、1stl
2/24 vs. GSW 28得点、7リバウンド、2アシスト、1blk
2/26 vs. LAL 29得点、6リバウンド、3アシスト、1stl
2/29 vs. CLE 24得点、3リバウンド、2アシスト、2stl
これで終わると思いきや、怪物ルーキーの勢いは止まることを知りません。
<まだまだ続く連続20得点>
3/2 vs. LAL 35得点、7リバウンド
3/4 vs. MIN 25得点、8リバウンド、3アシスト、4stl、1blk
3/5 vs. DAL 21得点、6リバウンド、3アシスト
計13試合連続で20得点をあげました。おそるべき怪物ルーキー。
13試合連続で20得点もすごいんですが、7試合だけでもかなりの記録です。
ザイオンがこの記録を達成するまでは、カーメロ・アンソニーが2004年に7試合連続20得点を記録した一番若い選手でした。
そんなスーパースターの記録を軽く超えてしまったザイオンは、これからどんな記録を打ち立てていくのか楽しみです。
このとんでもないウィンドミルダンク。助走一歩でこの迫力のあるダンクができるなんて、とんでもない跳躍力と身体能力です。
ザイオンは新人王となることができるのか?
さて、約3ヶ月怪我でNBAデビューが遅れてしまったザイオン。しかし、その3ヶ月間を帳消しにするような爆発的活躍を続けている彼ですが、今シーズンの新人王を獲得することは可能なのか?ということについて現在、新人王候補筆頭のジャ・モラントと比較しながら見ていこうと思います。
<ジャ・モラント成績>ドラフト2位指名
59試合出場
PPG:17.6、RPG:3.5、APG:6.9、FG%:49.1、3P%:36.7、通算得点:1041
<ザイオン・ウィリアムソン成績>ドラフト1位指名
19試合出場
PPG:23.6、RPG:6.8、APG:2.2、FG%:58.9%、3P%:46.2%、通算得点:448
※3月14日現在
ザイオン・ウィリアムソンがまだ19試合しか出場していないので、あまり比較対象として成り立つかどうかは疑問ですが、とりあえず比べて見ます。
ザイオンは、1試合平均得点が23.6とルーキーですが、とんでもない数字を記録しています。FG%も3P%も文句なしの数字です。デビュー戦でも3Pを4本も決めていましたからね。
そして通算得点数がジャ・モラントが59試合で1041得点に対して、ザイオンはモラントの半分に至らない出場数の19試合ですでに448得点を叩き出しています。
この19試合で448得点という記録は、過去35シーズン一番の記録であり、シャキール・オニールの423得点、デビッド・ロビンソンの420得点を越す記録でした。
そして、今シーズンルーキーで20得点以上をとった試合数ですが、現在ジャ・モラントが一位で23試合、次にケンドリック・ナムが17試合、そしてザイオンが3位で13試合となっています。
このままの勢いでいけばすぐにザイオンが1位に踊り出そうです。
さらにザイオン・ウィリアムソンは2月にウエストで新人最優秀選手に選出されました。それまではジャ・モラントが独占していた賞ですが、ここにきてザイオンがデビューから早々に受賞しました。
このままの勢いが続けばザイオンが新人王候補の筆頭になる可能性は高いかもしれません。
これからの彼らの新人王争いがどうなっていくのか楽しみです。
まとめ
やはりとんでもないルーキー、ザイオン・ウィリアムソン。
プレー1つ1つが大迫力。あの巨体が軽々宙を舞う姿は規格外です。
これからのザイオン・ウィリアムソンに注目していきましょう。
では、また次回!
第57回 バスケット豆知識
さて、バスケット豆知識の時間です。
私が個人的にバスケットの豆知識や面白いと思ったことを紹介するコーナーです。
今日は今シーズンの新人王最有力候補のジャ・モラントについてです。
彼がウォームアップで見せたダンクが話題です。
なんと肘までをリングに入れるエルボーダンクを披露しました。
ものすごい身体能力です。これが今年NBA入りしたルーキーとは思えませんね。
残りのシーズン、ジャ・モラント、そしてザイオン・ウィリアムソンの二人の活躍と新人王争いに注目です。