【NBA開幕】王者トロント・ラプターズが始動!
どーも、わたぼーる だいち です。
今日も日本のラグビー熱に負けないくらいの熱量でバスケ情報をお届けします。
さて、NBA開幕からもうすでに1週間が過ぎました。毎日試合が行われているNBAですので、様々なチームで多くの選手が世界最高峰のプレーを披露しています。
前回はNBA開幕戦のロサンゼルス対決、ロサンゼルス・クリッパーズ vs ロサンゼルス・レイカーズの試合を紹介しました。
その記事はこちらからご覧ください。
今回は同じ日に行われたもう1試合の開幕戦について紹介します。
行われた試合は、昨シーズンの王者トロント・ラプターズとドラフト1位指名で加入した注目の新人ザイオン・ウィリアムズがいるニューオリンズ・ペリカンズの試合です。
チャンピオンズリング授与💍王者として臨む2019-20シーズン
試合開始に先立って、前回優勝したトロント・ラプターズの監督、選手にチャンピオンズリング授与のセレモニーが行われました。
実際に授与されたチャンピオンズリングがこちら。
ほぎゃーーー!!!なんじゃこりゃ!?
ダイヤモンドが全体に散りばめられている。
優勝トロフィーを象った指輪のトップには1・25カラット(250ミリグラム)のダイヤモンドが輝き、側面などに散りばめられたダイヤモンドの個数は北米4大プロスポーツのチャンピオン・リングとしては史上最多の650個以上。合計14カラット(2・8グラム)のダイヤモンドを詰め込んだゴージャスな“記念品”となった。
豪華の規模を超えている記念品ですね。もはや爆笑。
こんなもの指にはめるなんて、指が取れちゃいそうです。
そんなチャンピオンズリングの授与の様子です。
そしてアリーナには初優勝の垂れ幕が掲げられました。
感動的な瞬間でした。感極まって涙する選手 (イバカかな?)も映像で確認できますね。
レナードがここにいないのは少し寂しい気持ちがしますが、ラプターズのケミストリーは健在だと思うので、今シーズンどんなチームとして戦っていくのか注目です。
NBA開幕戦からOT!!!トロント・ラプターズ vs ニューオリンズ・ペリカンズ
さて、お待たせしました。試合の内容を振り返っていきたいと思います。
まずは試合結果と試合の全体的な感想。
ニューオリンズ・ペリカンズ 122 - 130 トロント・ラプターズ
NOP 30|31|25|31|5|122
TOR 27|29|32|29|13|130
試合開始序盤はペリカンズが試合をリードする展開。一方ラプターズはなかなか試合の流れに乗れずにいた。
前半はペリカンズのJJ・レディックの3Pがよく決まり、第2クォーターには10点以上の差をつけられた場面もあった。
しかし、ラプターズも粘り強くプレーをし差を詰めて前半は終えた。
後半に入ってラプターズの動きもよくなり始めて、ペリカンズとの差を広げるがペリカンズも負けじと得点をして離されない。
点を取っては取り返しの攻防が続き、4クォーターでは決着がつかずオーバータイムへ。
オーバータイムではラプターズが力を発揮。ペリカンズもレディックの3Pで反撃するも最後はラプターズのガソルがドライブでのバスケットカウントで勝負あり。ラプターズがオーバータイムにもつれる接戦をものにした。
シアカムが34得点の活躍で新エースとしてチームを牽引!
開幕戦からオーバータイムにもつれ込む大接戦を白星で飾ったラプターズ。レナードがいなくなったラプターズを率いたのは34得点をあげたシアカムであった。
ラプターズこの試合の個人スタッツは以下の通りです。
・パスカル・シアカム
34得点、18リバウンド、5アシスト
・フレッド・バンブリート
34得点、5リバウンド、7アシスト、2スティール
・カイル・ラウリー
22得点、5リバウンド、6アシスト、2スティール
・サージ・イバカ
13得点、5リバウンド
・OG・アヌノビー
11得点、7リバウンド、2ブロック
シアカムとバンブリートが共に34得点と大活躍。シアカムはダブルダブルを記録。やはりラプターズはシアカム、バンブリート、ラウリーの3選手を中心にチームが構成されていて、昨シーズンからプレーしていることから安定した試合運びができていたと感じた。レナードが抜けてもラプターズの強さは健在していた。
シアカムのハイライト
バンブリートのハイライト
<試合のハイライトシーン>
2019-20シーズンの最初のシュートはアヌノビーの3Pでした。
バンブリートがオフェンスチャージングギリギリのプレーでバスケットカウント。
サージ・イバカのプットバックダンク!バンブリートの外したシュートをカバー。
イバカのナイスパスからテレンス・デイビスが2度シュートを外すが粘りの得点。
サージ・イバカがスティールからの自らドリブルで持ち込んでそのままレイアップ。
後半序盤に見せたアヌノビーの強烈なダンク!
イバカが相手ディフェンス3人に囲まれるも、それをもろともせずシュートを決める。
シアカムがまだ終わらせんぞとばかりの気合のこもったシュート。
バンブリートが同点の3Pを決める。
オーバータイムでガソルが貴重なAND1を決める。
そしてバンブリートが第4クォーターで同点3Pを決めた位置から再びオーバータイムでも決め、ペリカンズを引き離す。
次はラウリーも3Pを決め、会場は総立ち。
ザイオンを欠いて臨んだ開幕戦でのペリカンズ。イングラムが22得点の活躍!
今年のドラフト1位のザイオン・ウィリアムソンのNBA開幕戦デビューを楽しみにしていたファンが多かったと思うが、彼は再び開幕前にして膝の怪我が再発。手術まで受けたため6-8週間は試合には戻って来れない状態になってしまっている。
そんなペリカンズだが、昨シーズン王者のトロント・ラプターズ相手にオーバータイムにもつれる大健闘な試合を繰り広げた。
残念ながら試合には勝利できなかったが、今年のペリカンズの強さも見ることができ、ザイオンが加わったペリカンズがより楽しみになった。
<個人スタッツ>
・ブランドン・イングラム
22得点、5リバウンド、5アシスト、2ブロック
・JJ・レディック
16得点、2リバウンド
・ジョシュ・ハート
15得点、10リバウンド
・ニコロ・メッリ
14得点、5リバウンド、2アシスト
・ドリュー・ホリデー
13得点、4リバウンド、6アシスト、2ブロック
チーム全体バランスよく得点を決めているペリカンズ。チーム力が高い印象がある。JJ・レディックが4本の3Pを決めるなど、チーム全体でも42.2%と高確率でこの試合決めていた。ジョシュ・ハートもダブルダブルを記録している。
JJ・レディックのハイライト
<試合ハイライト>
パスがよく回ってからのイングラムの3P。
ロンゾが早いタイミングでの3P。
スムーズなボールのつなぎからレディックが3P。
ルーキーのアレキサンダーウォーカーが3Pを決める。
ニコロ・メッリがNBAでの初の得点。しかも3P。
再びメッリの3P。
イングラムの華麗なダブルクラッチ。
手首の柔らかさがないとできないパスをロンゾが決める。
メッリが4-4での3Pを決める。
ナイスパスからアリウープ。
まとめ
王者として挑む今シーズンのラプターズ。レナードを欠いたチームだが、チャンピオンとしての強さは健在である。
今シーズンも強力なチームの一つとなるであろう。
一方ペリカンズもラプターズ相手に予想以上の健闘をした。
ここにザイオンが加われば、まだ伸び代は未知数。楽しみなチームの一つである。
NBA開幕戦としてふさわしすぎる試合を見せてくれた両者。より今シーズンが楽しみになりました。
今シーズンのNBAも楽しみましょう!
では、また次回!