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【NBA】2019-20シーズンのMVPが決定! 〜その他個人賞一挙紹介!〜
どーも、わたぼーる だいち です。
Netflixでアニメ あひるの空 を見て青春気分に浸っているわたぼーるが今日もバスケ情報をお届けしていきます。
本日は、2019-20シーズンのNBA個人賞がすべて出揃ったということで、その内容を皆さんとシェアしたいと思います。
以前に年間アワードのファイナリストの記事を書いて、誰が受賞するか予想してますので、その時の記事もご興味があれば見てみてください。
(見てくれたらすごく喜びます)
では、その予想と照らし合わせながら、見ていきましょう!
MVP (年間最優秀選手賞)
ヤニス・アデトクンボ (ミルウォーキー・バックス)
通算2回目 (2年連続)
<今シーズンスタッツ>
29.5得点 (リーグ5位)、13.6リバウンド (リーグ2位)
2019-20シーズンのMVPに選ばれたのは、バックスのアデトクンボでした。
去年に引き続き、2年連続の受賞となった。
下の画像は、MVPの投票の結果です。1位票にヤニスとレブロン以外に入れる人は誰もいませんでした。
MVPの2年連続受賞は過去に例が多い(史上12人目)が、25歳以下の連続受賞は、カリーム・アブドゥル・ジャバーとレブロン・ジェームズしかいません。
さらに、ヤニスはDPOYも受賞しており(ちょっとネタバレ)、MVPとシーズンMVPと最優秀ディフェンス賞の同時受賞は、過去にマイケル・ジョーダンとアキーム・オラジュワンにしか例がないものとなっている。
ヤニスはこの受賞で、エリート選手への仲間入りを果たしました。
あと彼に残されたものは、NBAチャンピオンリングのみとなった。
私の予想は、アデトクンボで予想してましたので、まずは1つ的中です。
DPOY (最優秀守備選手賞)
ヤニス・アデトクンボ (ミルウォーキー・バックス)
初受賞
ヤニス・アデトクンボがMVPに引き続き、最優秀守備選手賞も受賞しました。キャリアを通してMVPとDPOYの両方に選出されたNBA史上5人目の選手となり、マイケル・ジョーダン、アキーム・オラジュワン、デイビッド・ロビンソン、ケビン・ガーネットの仲間入りを果たしました。
ヤニスが所属するバックスは、リーグトップのディフェンス効率、100ポゼッション平均101.6失点。さらに、アデトクンボがコート上にいると、バックスは100ポゼッション平均でわずか96.5失点で、今季平均15.0分以上出場した300選手のなかでトップの数字です。
手足の長いリーチを活かしたブロックが印象的なヤニスのディフェンス。オフェンスでも凄さが目立ちますが、ディフェンスでもチームに貢献している今NBAで最も恐れられている選手ですね。
残念ながら、私の予想はレイカーズのデイビスでした。まさかDPOYもヤニスが受賞するとは思ってなかったです。
Sixth (シックスマン賞)
モントレズ・ハレル (ロサンゼルス・クリッパーズ)
初受賞
<今シーズンスタッツ>
18.6得点、7.1リバウンド、1.14ブロック
5シーズン目を迎えたハレル。開幕から3月11日までで63試合に出場し(先発2)、ベンチから途中出場した試合では、平均得点(18.4)でリーグ2位、リバウンド(7.0)で5位の数字を記録。
また、ハレルはベンチから途中出場した試合でNBA最多となる11回のダブルダブルを達成しており、30得点超が4試合は1位タイの数字。10試合以上で25得点超を記録しており、リーグ2位の数字です。
ハレルはシックスマン賞を過去2シーズン受賞していて、チームメイトのロー・ウィリアムズからサプライズでトロフィーが渡されました。
Three-time 6th Man of the Year Award winner Lou Will surprised Montrezl Harrell with this year's trophy 🤝
— NBA on ESPN (@ESPNNBA) September 4, 2020
(via @LAClippers) pic.twitter.com/xVK2fnStoc
過去同じ賞を受賞した経験がある選手から、今年の受賞したチームメイトへその賞を渡すという稀な光景でした。
クリッパーズの選手がシックスマン賞を受賞するのは、3シーズン連続かつ、ここ7年で5回目となります。過去2シーズンはウィリアムズが受賞。2013-14シーズンはと2015-16シーズンはジャマール・クロフォードが受賞しています。
私の予想もハレルだったので、予想的中!2つ目の的中です。
ROY (最優秀新人賞)
ジャ・モラント (メンフィス・グリズリーズ)
<今シーズンスタッツ>
17.6得点、6.9アシスト、フィールドゴール成功率49.1%
やはり、新人賞の受賞はこの男でしたね。
グリズリーズでは2001-02シーズンのパウ・ガソルに続き、球団史上2人目の新人賞の受賞となりました。
10月と11月、12月、1月の月間最優秀新人選手賞にも選ばれており、3回以上の受賞はグリズリーズでガソルに続く2人目。
同期間に平均17得点&6アシスト&FG成功率49%超を記録したのは、NBAではロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ、デンバー・ナゲッツの二コラ・ヨキッチと合わせて3選手だけです。
モラントは新人最多となる11回のダブルダブルを達成しています。
2月9日のワシントン・ウィザーズ戦では、27得点、10リバウンド、10アシストと、ルーキーで唯一のトリプルダブルも達成しています。
7試合で20得点&10アシスト超を記録しました。
新人賞の受賞対象にはなっていないフロリダでのシーディングゲームですが、そこでも彼の活躍は目立ちました。
来シーズンも彼の活躍、成長に注目です。
予想ですが、これは誰も外した人はいないでしょう。3つ目の的中です。
MIP (最優秀躍進選手賞)
ブランドン・イングラム (ニューオーリンズ・ペリカンズ)
<今シーズンスタッツ>
24.3得点、6.3リバウンド、4.3アシスト、1.0スティール
ニューオーリンズ・ペリカンズのブランドン・イングラムが2019-20シーズンのMIP(最優秀躍進選手賞)に選ばれました。
4シーズン目で初のオールスター出場を果たした22歳。ペリカンズで初のMIPを受賞しました。
イングラムは3月11日までの試合で、137本の3ポイントショットを成功させました。これまでの3シーズン合計(127本)を上回る数字です。
また、フリースロー成功率も大きく向上しており、最初の3シーズンで66.2%でしたが、今季は85.8%に上がりました。
数字で見ると成長の度合いが一目瞭然ですね。
さらに、キャリア初の40得点超えを2試合で記録し、30得点超えは11試合でした。ちなみに、最初の3シーズンで30得点超を記録したのは4試合のみ。
私の予想は、ヒートのバムでしたので、外れ。シーディンゲームやプレイオフでのプレーも評価の対象なら確実バムだったな(笑)
NBA Coach of the Year (最優秀コーチ賞)
ニック・ナース (トロント・ラプターズ)
初受賞
<今シーズン成績>
46勝18敗, 勝率.719 (2位)、
1試合平均3P数 13.8 (3位)
1試合平均スティール数 8.8 (2位)
ファストブレイクポイント 18.8 (1位)
ディフェンシブレーティング 104.7 (2位)
ネットレーティング +6.1 (4位)
ニック・ナースが初受賞。
Gリーグのアイオワ・エナジー(現ウルブズ)を率いた2010-11シーズンにNBA Gリーグ・デニス・ジョンソン年間最優秀コーチ賞を受賞している。今回の受賞により、ナースHCはNBAとGリーグの年間最優秀コーチ賞を受賞した初のケースとなった。
シーズン中、重要な選手が怪我をしたりと不安定な状況の中、ラプターズを46勝18敗(勝率71.9%)に導き、チームもイースタン・カンファレンス2位、リーグ3位につけていたのは、まさにニック・ナースの手腕。
また、今シーズンは昨シーズンまでチームのエースだったカワイ・レナードが退団してもなおチームがリーグ上位に位置していることは、シーズン最初のころ、この予想は困難だったであろう。
予想は外れました。サンダーのビリー・ドノバンを予想してましたけど、ちょっとこれは攻めすぎましたね。
まとめ
以上、NBA2019-20シーズンの個人賞を紹介してきました。
予想結果は、6部門中3部門(MVP, ROY, Sixth)の的中でした。
まずまずな結果ですな。
みなさんの予想結果はどうでしたか?
では、また次回!
第114回 バスケット豆知識
さて、バスケット豆知識の時間です。
私が個人的にバスケットの豆知識や面白いと思ったことを紹介するコーナーです。
9月23日に『TIME』誌による“世界で最も影響力のある100人”が発表発表されました。
その100人の中にNBA選手のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)と昨年引退した元NBA選手のドウェイン・ウェイド(元マイアミ・ヒート)の二人が選出されました。
アデトクンボの推薦文を寄稿したのは、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)。彼はヤニスを2年連続でレギュラーシーズンMVPに輝いたギリシャの“怪物”のプレーを称賛。さらに、黒人男性のジェイコブ・ブレイク氏が警官によって背後から7回撃たれたという事件を受けて、アデトクンボを含むバックスの選手たちが抗議のために試合をボイコットしたことにも触れ、その社会的影響力の大きさについても綴った。
ウェイドの推薦文を寄稿したのは歌手のジョン・レジェンド。ウェイドが現役時代から積極的に行っていた慈善活動について触れ、コート外でも存在感を発揮していることを説明。また、トランスジェンダーである自身の子どもを、妻のガブリエル・ユニオン(同じく“世界で最も影響力のある100人”に選出)とともに全力でサポートしている点についても、その姿勢が社会の強力な手本となると称賛している。
ちなみに日本人からはプロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手とジャーナリストの伊藤詩織氏が選出されています。