ダンクコンテスト

【NBA】これ見ればスラムダンクコンテストがまる分かり! ~え!?まさかの結末~

どーも、わたぼーる だいち です。
今日も魅力溢れるバスケの話題をお届けします。

さて、引き続きNBAオールスターウィークエンドの話題について書いていきたいと思います。

日本時間の2月15日、NBAオールスターの中日にあたるこの日、様々なコンテストが行われました。

・スキルチャレンジ
・3Pコンテスト
・スラムダンクコンテスト

それぞれの分野で、NBA選手が個人個人の強みを最大限に活かし、優勝を目指します。

今回見ていく競技は、「スラムダンクコンテスト」です。

人間離れした、重力を感じさせない超人的なダンクをご覧ください。

スラムダンクコンテスト!今年も超人集まる!

さて、スラムダンクコンテストについて少し説明します。

スラムダンクコンテストとは、、、
身体能力に秀でたNBA選手4人により、バスケットボールでも最も華やかな技の1つであるダンクシュートの見た目を競いあう。5人の審査員が各々10点満点で審査するが、優劣の明確な判定基準はなく、コンテストの行方は審査員たちの独断と偏見に委ねられる。4人のうち得点が高かった2人が決勝ラウンドに進出し、得点が高い方が優勝する。

採点の基準がないところが面白い点でもあり、納得のいかない点でもある。
以前のファン投票で優勝者を決める決め方がよかった感はある。

【スラムダンクコンテスト2020出場者】

・デリック・ジョーンズJr(マイアミ・ヒート)

・アーロン・ゴードン (オーランド・マジック)
 出場歴:2016, 2017

・ドワイト・ハワード (ロサンゼルス・レイカーズ)
 出場歴:2007, 2008 (優勝)

・パット・カナトン (ミルウォーキー・バックス) 

この4人がまず予選ラウンドを戦います。
どんなダンクを見せてくれるのでしょうか。

漫画か?いや、現実だ。NBAの人間離れしたダンクを見よ!

予選ラウンドのダンクをそれぞれ見ていきましょう!

【予選ラウンド】
・ドワイト・ハワード
1回目

空中でスローモーションのように見せる360°ダンクを披露。

2回目

2回目のハワードのダンクは2008年で見せたスーパーマンの格好をしてのダンクを再び。しかし前回と全く同じではなく、今年のNBAオールスターはコービーへの追悼の意を示すことにもフォーカスを当てているので、それをハワードも意識をして、胸のスーパーマンのマークにはコービーの背番号24をつけました。そして、ダンクに使うボールをコービーのためにアレンジしたボールを使用しました。そしてバックボード裏からのパスを受けて豪快にダンクを決めたハワード。

・デリック・ジョーンズJr

ゴールからかなり離れた位置に人を立たせ、それを飛び越えてのダンク。
なかなか迫力があるダンクでした。
このダンクの前にジョーンズJr が誕生日だったらしく、誕生日ケーキが登場してました。

ジョーンズJr.の2回目のダンクはなんと360°+レッグスルーでダンクを決める大技を決めた。文句なしで満点です。

・パット・カナトン

このダンクにはちょっと説明が必要です。彼の服装、これはアメリカのバスケットボールコメディー映画"White Men Cant't Jump" (ハード・プレイ) の主人公の一人ビリーホイルを再現したものである。
そしてダンクは、MLBのミルウォーキー・ブルワーズ所属のクリスチャン・イエリッチ立たせて、それを超えるダンクを見せた。

カナトンの2回目のダンクはチームメイトのアデトクンポを立たせ、それを飛び越えてのダンク。さらに、ダンクを叩き込む前にボードにボールを触れさせてからダンクをしています。

・アーロン・ゴードン

ゴードンの最初のダンクは、一回転しながらボールを股に通してからビハンドバックでのダンクを決めました。さすが、ゴードン。

2回目のダンクはゴール下に一人ボールを頭の上で持たせて立たせて、ゴードンはボールを保持しながらジャンプし、空中で反転してダンク。2本目も素晴らしいダンクを見せてくれました。

予選ラウンドの各選手の得点です。

・ドワイト・ハワード   41|49|90
・デリック・ジョーンズJr. 46|50|96
・パット・カナトン    45|50|95
・アーロン・ゴードン   5050100

以上、予選ラウンドの各選手のダンクシュートでした。

予選ラウンド上位2選手、アーロン・ゴードンとデリック・ジョーンズJr.で決勝ラウンドは対決します。

最後の採点にがっくり!?結果に賛否両論

さて、ダンクコンテスト決勝ラウンドです。
ここではどんな大技なダンクを披露してくれたのでしょうか。

【決勝ラウンド】
1回目

・デリック・ジョーンズJr. 

さて、決勝ラウンド1発目。最初はジョーンズJr.。人二人を並べ、それを飛び越えて、ボールを股下を通してからのダンク。人二人を飛び越えるのも難しいのに、さらにレッグスルーでダンクとは、素晴らしい身体能力です。文句なしの50点です。

・アーロン・ゴードン

対するゴードン。ダンサーを呼び出して応援させる!?
人一人を飛び越えて、360°ダンク。こちらも50点とジョーンズJr.と並びます。

2回目

・デリック・ジョーンズJr.

ジョーンズJr.はなんとこの2回目のダンクでNBAダンクコンテストに歴史を刻みました。今までダンクコンテストでバックボードに当てたボールを股の間を通し、さらに人を飛び越えてダンクの成功はなかったのですが、今回ジョーンズJr.がしっかりと決めてくれました。言わずしてもわかる50点。

・アーロン・ゴードン

追い込まれたゴードン。50点の満点を出さないと負けが決定してしまう崖っぷち。そんなゴードンですが、素晴らしいダンクを見せてくれました。
アシストがボードの側面にボールを当てて、それをゴードンが片手で巻き込み、360°ダンクを決めました。片手だけでボールをコントロールする必要がある高度なダンクを決めて、ジョーンズJr.と並ぶ50点を叩き出しました。

延長戦
1回目

・デリック・ジョーンズJr.

アシスタントがボードの側面にボールを当てて、それをレッグスルーに通して、体を正面に向けながらのダンク。1本目に続き50点をあげました。

・アーロン・ゴードン

ゴール下に人をボールを持たせて立たせ、そのボールを取ってレッグスルーに通してのダンク。これも50点。再度延長です。

延長戦2

・デリック・ジョーンズJr.

フリースローラインからのウィンドミルダンクを見せたジョーンズJr.。少しラインを超えてのジャンプだったので48点にとどまった。

・アーロン・ゴードン

現在NBAで一番背が高いボストン・セルティックスの2Way契約選手のタコ・フォールを立たせ、それを飛び越えるダンクを見せたゴードン。
観客も大歓声だったこのダンク。ゴードンは49点以上を出してジョーンズJrの得点を上回ることができるのか。

結果はなんと47点。1点及ばずデリック・ジョーンズJr.の優勝が決定した。

そして、ダンクコンテスト後この判定に議論が巻き起こった。
会場の観客はタコ・フォールを飛び越えたゴードンが優勝だという雰囲気だった。誰もが彼の優勝をと思ったことだろう。

しかし、結果はジョーンズJr.。

この時に疑惑の目を向けられたのは、ダンクコンテストの審査員の一人、ドウェイン・ウェイドだった。彼は元マイアミ・ヒートであり、ジョーンズJr.も現在マイアミ・ヒート。マイアミひいきと疑いが上がりました。

ダンクコンテストの審査員であったコモン&パーカー曰く最後のダンクは同点(48点)にすると審査員間で打ち合わせされていたらしいです。しかし誰かは分からないが、守らなかった者が1人いるとの事。同点になった場合は審査員5人が改めて勝者となる者を投票で選ぶという流れになる予定だったそうです。

それに対してウェイドは「9点を出したのは俺だけではない」と発言しています。

ダンクコンテスト後の会見でゴードンは次回のダンクコンテストに出場はしないと断言。

「これで終わりだ。俺は2つトロフィーを持っているはずだったんだけどな。終わり。次は3ポイントコンテストに出場かな。」

3Pコンテストでのゴードン楽しみにしてます(笑)

まとめ

非常に今年のスラムダンクコンテストも見応えがある戦いでした!

ゲームで見るようなダンクを現実でも軽々と決めるNBA選手は恐ろしくも思えてきます。

また来年のスラムダンクコンテストも楽しみです。 より熱い戦いを繰り広げてくれることでしょう。

では、また次回!

第54回 バスケット豆知識

さて、バスケット豆知識の時間です。
私が個人的にバスケットの豆知識や面白いと思ったことを紹介するコーナーです。

今回のダンクコンテストで出場が期待されていた選手、ザック・ラビーンについて触れていきたいと思います。

NBAオールスター2020がシカゴ開催だっただけに、過去のダンクコンテストで2度(2015,2016)も優勝経験があるラビーンの出場の有無が注目されていました。

残念ながらダンクコンテストに出場しませんでしたが、彼が見せたあるダンクが話題となりました。

それがこちらです。

なんとフリースローラインから360°ダンクを決めています!!!

何という跳躍力!!!

もし彼がダンクコンテストに出場して、この大技で高難易度のダンクを披露していたら、彼が優勝したに違いないでしょう。


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