インタビュー for Self

サービスの告知じゃない 就活やキャリアのためでもない インタビューを受ける「今のあなた」のための記事を書いてみたい 自分で振り返るだけじゃ光が当たらないあの時、 あの瞬間の「わたし」が、伝えたい「だれか」のために残っていきますように

インタビュー for Self

サービスの告知じゃない 就活やキャリアのためでもない インタビューを受ける「今のあなた」のための記事を書いてみたい 自分で振り返るだけじゃ光が当たらないあの時、 あの瞬間の「わたし」が、伝えたい「だれか」のために残っていきますように

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「あなた」のためのインタビュー記事を

インタビュー:for Selfについて サービスの告知じゃない 就活やキャリアのためでもない インタビューを受ける「今のあなた」のための記事を書いてみたい このインタビューは、そんな思いで立ち上げました。 どれくらいの頻度で、どれくらいの数を書けるか分からないけれど 自分で振り返るだけじゃ光が当たらない あの時、あの瞬間の「わたし」が 伝えたい「だれか」のために残っていきますように

    • 迷いながら、揺らぎながら(さくら)⑦〜あなたのコンパスを信じていい〜

      前回まで6本の記事を通して高校時代の歩みを伺ってきました。 最後はさくらさんに、あらためて中高生に伝えたいことを聞いていきます。 「挑戦することは選んでいい」 ーー 今の中高生に、どんなメッセージを伝えたいですか? 私の高1時代はすごい地味で、イベントにたくさん参加したわけでもなくて。 初めて外の世界に触れた時には、正直「あー、出遅れたな」って思いました。 けれど私にとっては自分と向き合って、考えた時間がすごく大事だったんです。 そして身近な友達とクラスが対象の、華々

      • 迷いながら、揺らぎながら(さくら)⑥〜私が変わり、みんなも変わっていく〜

        前回はさくらさんが、学校の外で受け入れられる経験を経て、身近な人への捉え方が変わっていった過程を聞かせていただきました。 今回はそんな身近な人とつながり直す挑戦と、そこから起きた変化を伺いたいと思います。 「一番嫌だった人と分かり合おう」 ーー 身近な人との関わりは、どんな風に変わっていったんですか? LINEで集中攻撃してきたときも中心だった、一番嫌だった人と分かり合おうとしたのが最大の挑戦だった気がします。その子とちゃんと認め合えたら、もう少し今いる環境が楽しくなるん

        • 迷いながら、揺らぎながら(さくら)⑤〜思いは届く。遠くへも、近くへも〜

          前回は、さくらさんのクラスでの挑戦と孤立について伺いました。 今回は、そんなさくらさんの世界が広がり、変わっていった過程を聞きたいと思います。 「居る環境で限界を決めてたかも」 ーー 苦しい状態からの転機には、どんなことがあったんでしょうか? モンゴルで孤児の自立支援をされている照屋朋子さんが、学校に講演に来てくれたことが大きかったですね。 その頃、私は「もう無理だ、逃げよう」って思ってたんです。教育や探究も「大学生になったらガッツリやればいいか」なんて思っていて。

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          迷いながら、揺らぎながら(さくら)④ 〜孤立と「わたしの正しさ」の揺らぎ〜

          前回は、さくらさんの探究のベースが先生との対話とテスト勉強を通して築かれてきたことを聞きました。 今回は教育をテーマに探究を始めた高2時代について深く聞いてみたいと思います。 「あの時の失敗が、求めてる未来につないでくれる」 ーー あらためて、高2はどんな時間でしたか? 挑戦するワクワクもありつつ、簡単にいかないツラさに向き合った時間でした。 初めてやったワークショップを、何もまわりに共有しないまま「これやって!」ってやっちゃったのもあって、クラスで孤立しちゃったんです

          迷いながら、揺らぎながら(さくら)④ 〜孤立と「わたしの正しさ」の揺らぎ〜

          迷いながら、揺らぎながら(さくら)③ 〜探究の始まりはテスト勉強から〜

          前回は「私らしく」を軸に行った高校選択について聞いてきました。 「誰にも負けない」と、ちょっとした頑なさを抱えたさくらさんは、どんな高校生活を送っていったんでしょうか。 「テスト勉強が原点なんです」 ーー さくらさんには探究のイメージがありますが、探究はいつから始まったんですか? 実は高1の時点では、一般的にイメージされる探究はしてなかったんです。けれど今思うと「あれが探究のベースになってたんだな」ってことがあって。 私の探究は、実はテスト勉強が原点なんです。 「誰に

          迷いながら、揺らぎながら(さくら)③ 〜探究の始まりはテスト勉強から〜

          迷いながら、揺らぎながら(さくら)② 〜「みんなと同じ」から外れる怖さ〜

          前回、〜はじめに〜では高校生活を総括的にお話いただきました。 今回からはさくらさんが悩み・考え、選択してきた過程について聞いていきます。 「すんなり選べた訳じゃなくて」 ーー 高校は、どんな軸で選んだんですか? 「私らしさを認めて、伸ばしてくれる学校に行きたい」と思っていました。 中学時代は、先生から自分や個人が全く大切にされてない感覚があったので、そうじゃないところに行きたいなぁって。 5つくらい高校をまわってみて、唯一「ここかも…」って思えたのが純心女子高校だった

          迷いながら、揺らぎながら(さくら)② 〜「みんなと同じ」から外れる怖さ〜

          迷いながら、揺らぎながら(さくら)① 〜はじめに〜

          「わたしはなんというか、普通なので」 ーー 高校生や中学生に向けて話したい、とのことでしたね。 わたしはなんというか、普通なので(笑) 今の中高生や、これから中高生になる人に「自分でもやれるんじゃないか」って思ってもらえたらって思うんです。 ーー 中高生時代の苦しさは、どんなものでしたか? 中学時代は大人に失望しちゃっていました。高校では信頼できる先生に出会えたんですが、身近で受け止めてくれる仲間はいなくって。ずっと孤独感があったんです。 それにチャレンジしたくても

          迷いながら、揺らぎながら(さくら)① 〜はじめに〜