【デザインするとは一体何をしているのか?について】

最近、デザインはデザイナーだけがするものではないなと思うことが多くあり、さらにいうと、みんなで何かを作っていくためには、デザイナー以外の人にもデザインするという意味や、そのプロセスなどを理解してもらう必要があるなと思ったので、改めて自分の中で、デザインするとは?という疑問を整理するために、根本的な意味について調べてみました。

■「デザイン」という言葉の意味を改めて考えてみる。
https://basicdesign-note.com/what-is-design/

ここに書いてある、
・「目標(目的)」を達成させるための「計画(設計)」をすること。
・「設計」した事に基づいて、具体的な「カタチ」を作ること。

の2つの意味がある。という部分は、なんとなくふわっとしていた概念がこの言葉でしっくり来た気がしました。
いくつかの意味がある言葉なので、同じ意味として使っていても、認識が食い違っているような気がしたり、話が噛み合わないということが生じるのだなという点についても納得がいきました。

さらにいうと、
・問題の本質を掘り下げ、解決のための設計を行い、設計に基づいた見た目(表現)を作り上げ、問題を解決に導く事。
というフレーズも、今まで言語化できていなかったモヤモヤが的確に表現されているなと思い、とてもしっくりきました。
また、「問題の本質を掘り下げ、解決のための設計を行い、」の部分はみんなでやっていくことだなとも思いました。

他にも、下記の記事が、
図や名言、論文などを例にあげて具体的にイメージしやすくなる定義集になっているので、上の記事でイメージしにくかった人はこれを見れば、具体例として把握しやすいかなと思いました。

■デザインとは?図と名言で定義を理解しよう
https://saruwakakun.com/design/tips/what-is-design

デザインの表現(アウトプット)のことだけでいうと、以下に書かれている、デザインの4つの基本原則の内容が、アウトプット表現も感覚ではなく、法則に基づいているということを理解するのに役立つと思いました。
実際にはこれらの基本原則の組み合わせをどのようにするか、色や形、テクスチュアなど他にも気にしないといけない要素がたくさんあって、様々な要素のバランスを調整した結果、課題が解決されている状態に導くことが大事なので、あくまでも基本原則ですが、これが理解できていると、グラフィック表現を理解しているんだな、とわかる人には思ってもらえると思うので、このポイントを押さえておくと、便利だなと思います。

■【追記あり】【初心者】デザインってなんだ?「デザイン」の概念と、4つの基本原則を知ろう
http://wp-e.org/2014/03/09/995/#section2

なんとなく、センスや感覚という言葉で良し悪しを判断されてしまいがちな見た目のデザインという成果物は、やっぱりちゃんと意味や目的がはっきりしている必要があるんだな。ということがこうした記事を見ることで改めて確認できたので、個人的には満足できたのですが、自分だけがわかっても、同じ認識でデザインという言葉を使っていなければ、やっぱり意識のずれは出てきてしまうなと思ったのでnoteにしてみました。
すでに理解している人にとっては、ごく当たり前の内容かと思いますが、言語化されていない場合もあるかと思いますので、何かの参考になれば幸いです。

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