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小松基地航空祭2023に行ったよ日記メモ vol.1


《事前準備》
 わたしの家は小松基地まで高速道路を使って約1時間半の場所。隣県ではあるけれど、フットワークが軽ければ気軽に見に行けるはずである。それなので、最初は行くとしたら自家用車かなあとぼんやり考えていたけれど、4年ぶりに入場規制のない航空祭だ。規制がある時期でも渋滞や無断駐車が問題になっていた。9月末に所用で立ち寄ったSAには「10月7日小松航空祭で小松IC付近は渋滞になります」の看板が。車で行ける自信がなくなってきた。それでツアーを検索したらバス会社がヒット。残り座席4席!とりあえず自分の分を抑え、家族に行っていい?と聞いて、独りで行くのに決定~~!
 3日前にバス会社から連絡。出発時刻はAM5時に決定と。「朝早いですけど…」「全然!構いません!」早い方が良いに決まってる!「食事は持ってきた方が無難です」「了解です!」
 
《準備した荷物》
 ・リュック…2食分の携帯食(スナックサンド×2・おにぎり×2・お茶ペットボトル1) バス会社からの旅程票・航空祭の日程と地図・財布(現金)・ゴミ袋・タオル・雨合羽・メモ・ペン・替えレンズ・家と車の鍵・帽子
 ・サコッシュ…スマホ・一眼レフカメラE-P7・モバイルバッテリー&ケーブル・ハンカチ・ティッシュ
《当日の服装》
 ・スニーカー・靴下・ズボン・長袖チュニック・長袖パーカー・ストール
 
 前日10時に布団に入る。なかなか寝付けなかったけど、アラームかけて朝4時起床。まだ真っ暗だね。着替え&洗面&メイク(日焼け止めがっちり)。
 4時20分に車で家を出てバス乗り場近くで最安のコインパーキングへ。1日660円! 天候は晴れだけど、寒い。通り道のローソンでホットコーヒーを購入してバスへ。この会社の小松行きツアーバスは3台。満席とのこと。私の乗ったバスにはお子さん連れはいなかったけど、夫婦が多いように見えた。ごついカメラを持った同好の友と来ている方もちらほら。隣がまだ空いているうちにスナックサンドをコーヒーで流す。わたしのお隣の方は60代後半くらいの女性。かるく会釈程度。車内はお喋り控えめで静かな雰囲気。時間通り5時に出発。

 …揺れる…眠い…ワー混んでる~という感じで小松IC着。時間は7時過ぎ。天候偵察機が飛んでたみたいだけどみえないね。近くの席の人が航空無線チェックしてるのが見えて、うわーホンモノだ!とか思ってた。
 小松基地のレーダー塔や管制塔が見えるとわくわくする。車内もざわつく。近くなると人・人・人!!農道に長―い行列が!駅や専用駐車場からはシャトルバスが出ているけど、歩いている人もたくさんいる。田んぼのあぜ道に椅子を出している人もいて、基地に入らず楽しもうとしている人もいるみたい。そう、花火大会の雰囲気だこれ。
 
 正面入り口前には手荷物検査に並ぶ長い長い人の列。そんな行列を横目に、ツアーバスは悠々と基地内に入ってく。特別感あるよ。手荷物検査もツアー客用の窓口で空いているし。これはホント、ツアーにしてよかったと思った部分。
 観光バス駐車場はとにかく広かった。窓からC-2輸送機とP-1哨戒機が見えたらもうね! 基地に来た~って感動がすごかった。バスから降りたのは7時半前。駐車場からは滑走路が見渡せる。間近な展示を見なくていいのなら、最高の場所かもしれない。手荷物検査ではボトルの水分や、脚立等の持込禁止物のチェック。ほとんど待ちなし。基地に入った!

 ここからは行動を追って思い出しメモ

・0730 仮設トイレで用を足す。じつは初めて入った。水を流すの、足で踏むポンプのボタンなんだね。外には鏡のついた仮設洗面台もあった。

・0735 旧管制塔ツアーのチケットを取るため行列に並ぶ。15分刻みの時間を選択できる。ラミネート加工の手作り感あるチケットが良かったよ

ラミネート加工されたチケット
裏には小松管制隊のエンブレムと観覧時間が書いてある


・0745  C-2の中入れるんだ~と思って見てたら航過飛行のために滑走路へ向かうF15が見える!これが初!初めての肉眼で捉える動くF15なのであった!

カブトムシ消火器と眺めるF15向こうに小松空港のJALも

・0757 アグレッサー機も目の前通過!手を振り振りテンションもアップアップ

・0800 生ハイレート!感動!ぐいーんと上昇したあとに捻るんだね。カッコイイ!撮ってる場合じゃない目で見なきゃ! 思ったよりも大きいのに感激。やっぱり肉眼は良い。視力は悪いはずなのに脳内変換なのか、くっきり具合がすごい。そして音も。空気の震えを全身で感じるような音。

肉眼で拝むハイレート

アグレッサー 教導隊2機によるオープニング飛行
ハイレートクライム(急上昇)

・0810  余韻をかみしめチヌークの近くに移動。迷彩柄なのがかわいくみえる…

・0819 編隊での航過飛行開始。カッコイイ!周りのバズーカメラの向く方角に合わせて見ると、ちっちゃい粒状からぐんぐん近づく編隊が見える。初心者はマニアに引っ付いてるのが良いと学ぶ。周囲の連写の響きも心地いい。

303飛行隊
教導隊アグレッサー


・0833 救難隊のU-125AとUH-60Jが並んで航過するの、125は低速、60は高速での速度合わせ決まってた! U-125Aはなんかアジのある機体。鳥っぽいんだな。海鳥。かわいい。

小松救難隊のU-125AとUH-60J 航過飛行

・0841 アナウンスの自衛官のお酒話オモシローイと中央に移動しようとしたら、室谷さんのエクストラが見えたので写真に収める。F35もパシャリ。

F-35

・0844 えっ?また来た!303306と教導隊の航過飛行…エシュロン隊形って言うんだね(後で確認)着陸態勢に向かうための編隊。端から順番に離れていくところが凄くカッコイイ。

エシュロン隊形から一機ずつ離れる
F15の腹は良い…


・0850 移動。ちょうど303特別塗装機の駐機場所の前ロープから3人目くらいのいいポジションに立てる。そしてつぎつぎ帰って来るF15たち。ナイスタイミングだったのね。まわりのみなさん手を振って「おかえりー!」って聞こえるの良かったな。そして、音!ヒィィィィンという高い音!いいね!地上要員の動きとか、もっと勉強しておくんだったー、などと思う。

まさかこんな良い場所とは思わなかった…

帰ってきてすぐ点検してた

・0900 救難隊の機動飛行 U-125Aが赤い物資を落とすの見えたけど、下が見えなーい。ちょうど目の前のF15の向こう側… 

・0905 UH-60Jが来た!ピタッと止まるホバリングめっちゃカッコイイ!!ここに同好の友がいたらなぁ…って見てたら、目の前をアグレスがタキシング…コラッ

するする降りてくる
担架で救出


・0908 さっき帰ってきた303の横に給油車「燃料入れてまた飛ぶんだぜ」と後ろで話す声。給油してるところは角度のせいかうまく撮れなかった。

整備中
給油車


・0923 予定より早い?教導隊来た?周りの熱気がすごい。撮ろうと思うけど低い位置はおじさんの頭が入っちゃう。ぱかーんと離れるの、どっちを追いかける?みたいになる。

どっちを追いかける?となる

・0927 アグレッサーズ機動飛行~青空に大きめの雲が浮かぶ、奥行きのある空で、めちゃくちゃ絵になる。肉眼で見たいし動画も取りたいし、もうもう~!

教導隊の機動飛行から。ズームしないで追いかけたので目で見た時の様子に近いかもしれない。

・0935 もう帰ってきた!速い!目の前をタキシング。手を振るよ!

目の前通過!

・0945 機動飛行に向かう303のエンジン点火。すごい音。かん高いスィィィィンという音の後に、くおぉぉぉぉぉぉんって唸りが入るのね。狼の遠吠えみたい。それから排気の匂い!ガソリンほどきつくなくて、不快でもない。
・0950 キャノピが閉じて、フラップやエアブレーキの確認パタパタ。エアインテークも動くんだ!
・0955? 動いた!!ここは動画も撮らないで見てた部分。ターンする時にエンジンノズルがこっち向いて、ぶわああっとあったかい空気が顔にかかる。おおっ!て思ったら周りからも「あったけえ」「燃えてるもんな」と聞こえてきてふふふっとなった。


・1015 なかなか飛ばなかったのは小松空港到着の旅客機待ちだったから。航空祭の日にでも通常運行だし、管制はタイヘンなんだろうなあとか思う。

・1017 そしていよいよ!さっきまでそこにいた303の2機による機動飛行。かっっっっこよ!!ヴェイパー曳くのを見れた!動きのキレがすごい!ターンの径とか小さくない?Gすごそう!左右から交互にやってくるから周りの動きと「きたぞ!」に助けられ。

動画にはベイパー出たのは映ってなかったなあ…

1042 戻ってきた303機拍手で迎えられ、パイロットが降りてきた。エンジン、停止する時はするっと止まるんだね。後ろのほうから子供たちがサインください!とやってきたので通す。(大人の人もいた) パイロットさんサインとかするんだ~と思いながら見てた。あとで写真を見直すと、パイロットスーツの右太ももに、メモとペンが挟んであったり、いろんな小さなポーチが付いていたりして、興味深い。格納庫の飛行隊ブースにスーツ置いてあったのをもっとよく見てこればよかったなあと反省。

右大腿部のメモとペン&腰のポーチ!


1100 これで午前の飛行が終了。旧管制塔ツアーは1200。1時間の間に、格納庫の展示見て、トイレ行って、昼食である。

後半に続く…


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