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小松基地航空祭2023に行ったよ日記メモ vol.2

 午前中の飛行展示が終了。さてどうする?と人垣を抜けて周りを見渡す。今は中央付近なので、まだ行っていない北側の展示へ。F-2戦闘機やU-4支援機などを見る。北東方向から強めの風が吹いていてU-4の停止中のエンジンブレードがカラカラと音を立てて回ってた。

 ・1150 空海陸のヘリコプターを写真に収める。

空自の救難ヘリUH-60J
飛んでたのとは別の機体だそう
海自の哨戒ヘリSH-60K
がっちりもっちりした感じ
陸自の多用途ヘリUH-1J
ソリ型の脚。地上を移動できないけど、フットワーク軽そう

 それぞれ味わいのあるヘリコプター見る横をトンボが飛ぶ長閑な雰囲気。風はあるけど、陽射しはそれなりにきつい。日焼け止め塗って良かった。

 ・1100 格納庫の展示へ。まずは第3格納庫!おお〜F15の実機だー…ミサイルもあるなーと見ながら進むと右手に何かすごいのがいる!!

小松救難隊の要救助者
目がくりっとしていて、助けてあげたくなる顔…
救助される時は服、着てるよね😅

 側にいた隊員さんに「あの人形は何ですか?」と聞いたら、「訓練用の人形です。いつも遭難してるから、航空祭の今日はちょっと寛いでいてもらおうと…」と。
 あっ、ここは救難隊の装備展示なのね! うん。たいへんお寛ぎのようで。「重たいんですか?」「体重は65キロですが、本物の人間と違うので重く感じますねー」「硬いから?」「はい、胴体とか、おんぶすると人間とは当たるところが違うので…関節も違いますし…」というような会話をしつつ数々の装備品を眺める。

海や山で遭難した航空隊員の捜索と救助に必要な様々な装備
身につけるスーツ類の他に、カンジキやスキー、
ヘリから吊り下げるための装置や担架も。
落下傘で降下する場面もあるのか…

 もっと根掘り葉掘り聞けばよかったのにコミュ下手でうまく聞けない… 隊員さんありがとう。救難隊に俄然興味が出てきたけど、後ろでF15の油圧装置の解説が始まって、お礼を言ってそちらへ向かう。

 ・1110  F15の油圧装置の解説、動く所全部動かしてくれた!個人的にはランディングギアの出し入れとアレスティングフックの出し入れが見れたのが嬉しかった!ギアの格納部がガコンと閉まる音を聴けるのは貴重かも…
 最後は離陸から着陸までの流れで。離陸後のギヤアップがうまくいかず〈みんなの応援〉が要求されたり、途中に空中給油が入ったりするのも楽しかった。着陸時「ブレーキが効かないようです!そんな時はアレスティングフックの出番!」とかも。高い天井に反響して時々聞き取れないところもあったけど、見られてよかったな。

離陸の動き
キャノピクローズ→フラップダウン→
管制から離陸許可→スロットルを前に
→カナード(水平尾翼部)を引く
→ギヤアップ(応援が要るよ(≧∇≦))
着陸の動き
ギヤダウン→フラップダウン
→スピードブレーキオープン→ブレーキが効かないゾ‼︎
→アレスティングフックダウン→着陸

 ・1125  F15のコックピット展示は…行列だ。戻ってエプロン方面に。管制塔ツアーへ向かわなきゃ… なのに、なぜか隣の第2格納庫をチラ見してくるのであった。
・1130   各飛行隊のブースを眺めて歩く。303の手書きマニューバ図、絵が上手だなあと、写真撮る。306は手作りの大きなインスタフレームで来場者と記念写真!学祭のノリだな。アグレッサー部隊のとこは人混み…パネルもっと見たかったのに時間無く泣く移動。

303飛行隊のブースの展示

 ・1140 とりあえず旧管制塔の建物の近くまで歩く。それなりに距離がある。ちょっとだけ休憩できるかな。 建物の脇に停まってた作業車?の横に車止めがあったので、そこに腰掛けて足を伸ばす。ちょうどいい影。ふいーー!立ちっぱなし歩きっぱなしだったから、少し疲れてる。周りにも座ってる人が多い。カメラを確認したりおにぎり食べたりしてる。お茶飲みながら撮った動画を見てたら…ヤバい!11:50だ!とりあえずスナックサンドでモグモグ3分間ランチ。ギリギリに管制塔ツアーのテントに入り受付。

もともと早食いだから3分あれば胃に格納できるよ

 1200  旧管制塔ツアー、約15分間10人くらいずつ交代制。係の方について中へ。狭い階段をぐるぐる登る登る…運動不足にはキツい。でも踊り場の窓から見える祭会場に足が軽くなる。新しい管制塔にはエレベータがあるそう。必要だよね。

入場整理券記念になる!
 

 最上階に到着。管制の機材は無く受信機だけ置いてある。今は静かだ。円形の床の直径4〜5メートルくらい?意外に狭い。柱に解説の紙が掲示してある。窓の外はちょうど下でブルーインパルスJr.の公演中!

ブルーインパルスJr.の演技がよくわかる

 民間機と自衛隊機の両方の管制をする小松管制隊。複雑で大変な仕事だろうなぁ。設置してある無線から管制通信が流れる。おおっ!となるけど英語聞き取れない… 隊員さんが解説してくれたけど…駐機してる小松空港の旅客機への通信だったかな…ごめん内容忘れちゃったσ(^_^;) 時間になり、お土産の政府専用機のペーパークラフト用紙を貰って、階段を戻る。

お土産!
階段の途中の「隊指揮所」表札の味わい深い
窓からの景色はお祭りムード

 1220 旧管制塔から出て、飛行場勤務隊のスクーターの横でちょっと休憩。これが走ってると周りの人から「ピザ屋だ」という声が複数上がって面白かった。

ホントは何を運ぶんだろう

 1230 13時の室屋さんの飛行が始まる前に色々済まそう。気象隊の展示テントで隊員の方が他の人に解説してるのを聞いてたけど、イベントで歌ってるアイドルの音楽が大きくて集中できない…。高高度の気象図を眺め、日本はどーこだーをするに収める。売店エリア通過し、トイレへ向かう途中で迷子(地図みろよー)…やばい時間がなくなる…小松グルメのテントを横目に、確か第2格納庫の横にあったはず…あった〜 ほっとしたところで、消防車発見!フラフラ引き寄せられる働く車好き… 果たしてわたしは室屋さんの飛行に間に合うのだろうか…

気象隊の展示より
上空12,120mの高高度天気図AUPA20
これは!大型破壊機救難消防車!

次回、室屋さんと306が飛ぶよ!最終回「ありがとう小松基地航空祭」

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